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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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昨季キャピタルワンカップ優勝監督、スウォンジーのミカエル・ラウドルップがついに解任!

ディ・カーニオ監督(サンダーランド)、マルティン・ヨル監督(フラム)、イアン・ホロウェイ監督(クリスタル・パレス)、スティーブ・クラーク監督(WBA)、ヴィラス・ボアス監督(トッテナム)、マーキー・マッケイ監督(カーディフ)。いや、こうして並べてみると、今季のプレミアリーグは「監督解任ラッシュ」ですね。このペースでいくと、プレミアリーグ下位10チームは全員入れ替えになってしまうのではないかという勢いですが、昨日、またひとり、しかも大物がプレミアリーグを去ることになりました。スウォンジーで華麗なパスサッカーを推進していた、昨季キャピタルワンカップ優勝監督のミカエル・ラウドルップです。スウォンジーは、この件について「クラブとサポーターのことを考えた。我々にとって望まない、悲しむべき決断」と発表しているので、理由は成績不振以外の何物でもないでしょう。

12月以降のスウォンジーは、プレミアリーグで2勝3分け7敗と絶不調。「次なる解任候補」一番人気の座をウエストハムのサム・アラダイス監督と争っていたラウドルップ監督でしたが、先週末、アラダイス監督との「直接対決」に敗れたのをみて、クラブは見込みなしと判断したのでしょう。不振の要因としていちばん大きかったのは、大黒柱ミチュの離脱。そしてもうひとつ挙げるとすれば、チームの再構築に失敗したことでしょうか。ウィルフリード・ボニーやジョンジョ・シェルヴィをはじめとする今季の大量補強は、選手層が厚くなり、個人の打開力が上がったプラスよりも昨季までのテンポのいいパスワークを奪ってしまったマイナスのほうが大きかったように思います。

最近の、バネが壊れてしまったようなスピードのないパスワークを見るにつけ、これは勝てないだろうなと思っておりました。今季は躍進の年ということで大きな投資をして、ヨーロッパリーグを戦いながらプレミアリーグ降格のアラームの音を聞く、というのはせつないですね。降格ゾーンのカーディフ、フラムらが大量補強で巻き返しを図ったことを考えれば、打開策に欠けるスウォンジーは一気に転落してしまうかもしれません。…しかし、このチームに何でホームで負けたんでしょうか。FAカップの、マンチェスター・ユナイテッド。

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“昨季キャピタルワンカップ優勝監督、スウォンジーのミカエル・ラウドルップがついに解任!” への4件のフィードバック

  1. チェルシー より:

    更新お疲れさまです

    例年ならここにチェルシーの監督が載っててもおかしくないんですが今季は安心ですね(笑)

    誰が就任するかによりますがスワンズのあのサッカーが見れなくなると少し寂しいですね(^^;

    次に解任されるとしたら誰でしょう?
    もしかするとモイ… いや、なんでもないです

  2. makoto より:

    チェルシーさん>

    アラダイスじゃないですか?まさか、モイ… いや、なんでもないです

  3. チェルシー より:

    話は変わりますが現地でのモイーズの評価としてはどんな感じなのでしょうか?
    特に現地のサポーターですね

    いくらファーガソンの後は難しい、まだ一年目とはいっても既に8敗でCL圏外にいますし、先が見える内容ならともかく現状なら切るべきでしょう(^^;

    現地ではフロントが動いているとか解任の噂とかあるんですかね?
    ライバルチームですがプレミアファンとしてはこれ以上ユナイテッドでモイーズを見たいとは微塵も思いません(^^;

  4. makoto より:

    チェルシーさん>
    評判は悪いです。ツイッターやFacebookは大にぎわい。先日報道されてましたが、酔っぱらって緊急電話(日本でいう110番みたいなもの)に「ファーガソンを出せ」と電話するサポーターがいたくらいです。私も、展望も戦略も胆力もない現監督は、早く代えたほうがいいと思います。

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