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アグエロは全治8週間!首位か脱落か、マンチェスター・シティの2ヵ月スケジュールをチェック

ダヴィド・シルヴァとジェコが復帰し、コンパニもそろそろ戻ってくるというタイミングで、いちばん抜けてほしくない選手がリタイアしました。12月6日、エティハド・スタジアム、プレミアリーグ第15節。エヴァートン戦のキックオフからたったの2分。二度の転倒でひざを痛め、涙を流しながらピッチを去ったセルヒオ・アグエロ。ゆっくりしか歩けないその姿を見て、多くのサポーターが長い離脱を予感したのではないかと思います。負傷した直後は、「4、5…いや、6週間ほどかかるだろう」と、早く復帰してほしい気持ちを言葉ににじませていたペジェグリーニ監督は、しばらくしてから8週間ほどの離脱になると認めました。不幸中の幸いは、2月に再開されるチャンピオンスリーグには戻ってこられる見込みであること。ぎりぎりの2位通過だったマンチェスター・シティは、ベスト16では首位で勝ち抜いた強豪クラブと当たる可能性が高く、その舞台にアグエロがいないとなると厳しいでしょう。

さて、アグエロがいない間のマンチェスター・シティのスケジュールは、以下の通りです。幸運なのは、タイトな年末年始をホームのエティハドで戦えること。FAカップのドローには、ペジェグリーニ監督も満足しているのではないでしょうか。逆に厳しいのは、アフリカネーションズに出場予定のヤヤ・トゥレまでいなくなる時期に、アーセナル戦とチェルシー戦が控えていることです。ライバルのチェルシーは、年末年始にサウサンプトンとトッテナムとの連戦が控えていますが、今の彼らがここで勝ち点を落とすとは思えません。マンチェスター・シティとしては、苦手としているチェルシー戦までは現在の3勝ち点差のままついていき、スタンフォード・ブリッジでのシックスポインターでドローに持ち込めれば大満足でしょう。

【マンチェスター・シティ 12/13~2/11スケジュール】
12/13(土)プレミアリーグ第16節 レスター(A)
12/20(土)プレミアリーグ第17節 クリスタル・パレス(H)
12/26(金)プレミアリーグ第18節 WBA(A)
12/28(日)プレミアリーグ第19節 バーンリー(H)
1/1(木)    プレミアリーグ第20節 サンダーランド(H)
1/4(日)  FAカップ3回戦    シェフィールド・ウェンズデー(H)
1/10(土) プレミアリーグ第21節 エヴァートン(A)
1/18(日) プレミアリーグ第22節 アーセナル(H)
1/31(土) プレミアリーグ第23節 チェルシー(A)
2/7(土) プレミアリーグ第24節  ハル・シティ(H)

今季のプレミアリーグとチャンピオンズリーグにおけるアグエロの活躍があまりに素晴らしいので、先日、「アグエロが元気なら、マンチェスター・シティの3位以内は揺るがない」と書きましたが、ナスリとミルナーが絶好調で、ダヴィド・シルヴァも調子を上げてきそうなマンチェスター・シティは、エースの不在をあっさり克服してしまうかもしれません。ローマ戦の勝利は、ペジェグリーニ監督にとっても選手にとっても大きかったですね。アグエロ、コンパニ、ヤヤ・トゥレ、ダヴィド・シルヴァの四天王が全員いなくても、クオリティの高いサッカーでローマを一蹴したという経験は、今季新加入のフェルナンドやマンガラを筆頭に、大きな自信になったのではないかと思います。1月を終えたとき、順位表のいちばん上に座るのは、チェルシーか、マンチェスター・シティか…?私はモウリーニョ監督推しですが、みなさま、いかがでしょうか。

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“アグエロは全治8週間!首位か脱落か、マンチェスター・シティの2ヵ月スケジュールをチェック” への2件のフィードバック

  1. A・スミス より:

    ヤヤの不在はビッグマッチよりも中位下位相手との試合に大きな影響が出ると思います
    引かれた時はヤヤのミドルが大きな武器でしたから

  2. makoto より:

    A・スミスさん>
    そうかもしれませんね。2月のハル・シティとか、ストーク戦あたりでしょうか。

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