イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

グーナーのみなさん、長年の研究により発見した「オーバメヤンの法則」を発表します!

もしかしたら、勘違いされている方がいるかもしれません。「ピエール=エメリク・オーバメヤンは未だ不振だ」と。いやいや。いやいやいやいや。そんなことはありません。膝の負傷でマンチェスター・ユナイテッド戦を欠場し、うっかり遅刻したノースロンドンダービーはベンチ観戦となり、マラリアでビジャレアル戦は先発落ち。トラブル続きで大事な試合にいなかったために、決めてくれていない印象があるだけです。年明け以降、彼が不在の試合で8戦6発と大活躍のラカゼットを、われらがエース!と持ち上げているみなさん、いま一度スタッツを見てあげてください。

直近のプレミアリーグ10試合で7ゴール1アシスト。

38試合換算で、27ゴールペースです。どうです?エースでしょう!ちなみに、ラカゼットは10試合で5ゴール。オーバメヤンをしのぐゴールゲッターは、突然の確変でプレミアリーグ10戦9発という信じられない数字を残したレスターのケレチ・イヘアナチョと、みなさんが大嫌いなハリー・ケイン&ガレス・ベイルの8発コンビだけです。10試合のうち途中出場が3つあり、先発した試合だけつまむと7戦7発です。

「なるほど、それはいい!」と納得していただいたみなさんにだけ、とっておきの研究論文を発表いたします。ここからは、オーバメヤンびいきによる無条件礼賛のコーナーです。一瞬でも「10試合って、都合のいい切り方をしただけでは?」「4試合連続ノーゴールのヨーロッパリーグは無視?」などと思った方は、左上のアドレスバーにYahooと打ち込んでクリック(PCの場合)してください。

さて、アーセナルとオーバメヤンをこよなく愛するみなさん。2017年1月に入団した快足ストライカーが、最終盤に滅法強いという事実をご存じでしょうか。懐かしきヴェンゲルのラストイヤー、2017-18シーズンはプレミアリーグ10試合で9ゴール4アシスト。ELファイナルでチェルシーに敗れたエメリ初年度の2018-19シーズンは、プレミアリーグ5試合5ゴール&ヨーロッパリーグ5試合4ゴール1アシストです。ミケル・アルテタが指揮を執った昨季は、プレミアリーグ8試合5ゴール2アシストで、FAカップ準決勝のマン・シティ戦と決勝のチェルシー戦で2戦連続2ゴール!若き指揮官に初めてのトロフィーをもたらす極上のパフォーマンスを披露しています。

ここまで読んで共通の数字に気づいた方、もしかして、こういう話がお好きですね?そうです。そうなんです。「アーセナルに入団してからのオーバメヤンは、ラスト10試合で必ず9ゴールを決めている」という法則に気づいちゃったんです!すごくないですか?いやいや、拍手は私でなく、オーバメヤンにお願いします。だとすると、今シーズンは?プレミアリーグは残り4試合、ヨーロッパリーグは残り2試合(ですよね)。4月以降の4試合は1ゴールなので、最後の6試合で8発ゲットしてくれるという計算になります。

ここまで読んだグーナーのみなさんの9割が、「オーバメヤンのゴールラッシュによって、ヨーロッパリーグ初制覇」と変換したのではないでしょうか。くれぐれも、「偏愛が吹いてた」などとツイートしないでくださいね。マンチェスター・ユナイテッドを愛する同志にハブられてしまいます。あくまでも、フットボールの神様が創造した自然の摂理を研究し、発表しただけです。毎朝、「9発」と掌に書いて3回呑み込むと叶うという言い伝えが…これ以上悪乗りすると、やばいことを書いてしまいそうなので、本日はこれにて。


おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“グーナーのみなさん、長年の研究により発見した「オーバメヤンの法則」を発表します!” への1件のコメント

  1. アイク より:

    いつも楽しませていただいています!
    切り口が斬新です笑笑

アイク へ返信するコメントをキャンセル