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リヴァプールGKレイナ、ベニテス監督のナポリへレンタル移籍!?

予感はありましたが、ついにこのニュースが出ました。ネタ元は、リヴァプールの地元紙「リヴァプール・エコー」。スペイン代表GK、ホセ・マヌエル・”ペペ”・レイナが、イタリアはセリエAのナポリに期限付き移籍するという速報です。2005年にプレミアリーグにやってきて、8年に渡ってリヴァプールのゴールを守ってきたエースGKには、ここ数年、移籍の噂が絶えず、バルセロナなど、スペインに戻るのではないかと毎年のようにいわれていました。

おそらく、来季、チェルシーからナポリに移った新指揮官ラファエル・ベニテスが熱望したという話なのでしょうね。あくまで地元紙のスクープで、信ぴょう性はわかりませんが「チームと一緒にオーストラリアに現れる予定だったが、急きょナポリでのメディカルチェックに行き先を変更した」と報じられているので、オーストラリアに到着したメンバーのなかに彼の顔がなければ、決定とみて間違いないでしょう。

先日の親善試合でリヴァプールのゴールマウスを守っていたのは、今季入団したミニョレです。この状況を観るにつけ、30歳でGKとしては脂が乗り切っているレイナが控えに甘んじるわけはないし、ほんとうにガチンコでポジション争いをするのだろうか、と疑問でした。トッテナムにウーゴ・ロリスが入団した時、当時既に41歳だったフリーデルとのポジション争いにおいても、微妙に不満の声や不協和音が聞こえてきていたくらいですから、ワールドカップ前年という大事な年をベンチで過ごすわけにはいかないベルギー代表GKと、バルサから声がかかったといわれるくらいに評価が高いスペイン代表GKでは、もっと大変なことになるだろう、と。

リヴァプールサポーターにとっては、寂しさもあろうかと思いますが、収まるべきところに収まった感はあります。ナポリは、カバーニ放出で80億を超える資金を持っているので、来季に向けた補強はアグレッシブです。もしかすると、エースを出したことでさらにチームは強くなるかもしれませんね。ユヴェントスとの一騎打ちとなりそうなセリエAで、トロフィーを獲得するのはどちらでしょうか。ああ、すみません。プレミアリーグのお話をするブログでしたね。サッカーの話は何でも好きなので、ついつい。(写真著作者/Danny Molyneux)

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“リヴァプールGKレイナ、ベニテス監督のナポリへレンタル移籍!?” への3件のフィードバック

  1. 緑黄色野菜 より:

    リバプールエコーはリバプール関連の情報なら公式HPに次ぐ信頼性です。

  2. サップ より:

    ミニョレはW杯予選には1試合も出場してませんし代表の正GKはクルトワでしょう。
    どちらにせよベンチで納得するわけがないのでレイナ移籍は既定路線ですかね。

  3. makoto より:

    緑黄色野菜さん>なるほど。であれば、決まりですかね。できるだけ「飛ばし記事」は保留しようと思ってニュースを見てますが(とはいえときどき私も餌食になります・苦笑)、今回は情報が具体的だったので、間違いないかと思ってました。ありがとうございます。

    サップさん>確かに、「正GK」は言い過ぎでしたね。ご指摘ありがとうございます。訂正します。もともとバルサの話があったので、私もレイナ移籍は既定路線だと思ってましたが、「交渉不調なら残留もやむなし」という関係者発言やムードがあったので、どうなるのかと思ってみてました。残留することで、どちらかがケガしても代えが効くことのメリットより、ポジション争いの不協和音のほうがマイナス(結局もめて、1月に移籍云々の話でドタバタしそう)と思われますので、それなりの着地でよかったのではないでしょうか。リヴァプールとしては、今の段階でもっと資金調達できる形のほうがよかったのかもしれませんが。

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