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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

新戦力も絶対的エースも揃ってゴール量産!今季のプレミアリーグは得点王争いも激戦必至!

スパーズサポーターのみなさん、すみません。プレミアリーグらしいエキサイティングな展開だったウェストハムとのロンドンダービーは、リアルタイムで観ていたのですが、何しろ土曜日に試合が立て込んでいたもので観戦レポートに仕立てられませんでした。チャンピオンズリーグに5クラブが出場している今季は、これからも土曜夜の渋滞が頻繁に起こるのでしょう。ナイスゲームが続けば、1日3試合書きたくなることもあるのだろうなと覚悟して、週末も山積みの仕事をどう整理するかに頭を悩ませている次第であります。

ロンドンスタジアムのゲームは、0-3から同点寸前まで追い上げた終盤のハマーズのアタックが試合を盛り上げてくれたのですが、私のテンションが最も上がったのは「あの3人」で決めた前半の2ゴールでした。中央にいたエリクセンのスルーパスでデル・アリが右サイドを崩し、正確なクロスをハリー・ケインが頭でズドン。エリクセンの浮き球を受けたフェルトンゲンが、左からラインの裏を狙ったデル・アリにラストパスを通し、シュートはジョー・ハートに阻まれるもののフォローしたハリー・ケインが左足で流し込んで0-2。天才エリクセンのパスセンス、デル・アリの打開力、ハリー・ケインの決定力が十全に活かされた2発でした。例年通り8月はノーゴールだった昨季プレミアリーグ得点王は、4節のエヴァートン戦でも2発決めており、6試合4ゴールとエンジンがかかってまいりました。

ブックメーカー「ウィリアム・ヒル」の最新のオッズでは、ハリー・ケインには4倍のオッズがついており、3.75倍のロメウ・ルカクに次いで2位。しかし、現在のランキングでは、4ゴールを挙げていながらも6位となっています。上を見ると、ルカク、アグエロ、モラタが6戦6発でTOP。レスター戦以外のすべてのゲームでゴールを決めているルカクに対して、ワトフォード戦でハットトリックを達成したアグエロは直近3戦で5ゴール。最初の3つはヘディングだったモラタは、ストーク戦で技術の確かさを見せつけ、こちらもハットトリックを記録しています。

さらにその下には、スタメン3試合ながら5戦5ゴールのラヒム・スターリングと、レスターの絶対的エース、ジェイミー・ヴァーディが控えています。スターリングは、ガブリエウ・ジェズスやレロイ・サネ、ベルナルド・シウヴァと厳しいレギュラー争いを繰り広げながらも、エヴァートン戦では残り10分を切ったところで同点ゴール、ボーンマス戦ではラストプレーで決勝ゴール(&レッドカード…)と貴重なゴールを連発。ヴァーディーと岡崎慎司の2トップが8ゴールを決めているレスターが、1勝1分4敗でプレミアリーグ17位とはびっくりです。

ハリー・ケインと同じ4ゴールを挙げているのは、夏にリバプールに移籍したばかりのモハメド・サラーと、1月入団の最初のシーズンで10試合7ゴールと実力を見せつけた驚異の20歳FWガブリエウ・ジェズス。先ほど終わったばかりのWBA戦で2発ゲットしたアレクサンドル・ラカゼットも、ノースロンドンのライバルクラブのエースと肩を並べました。プレミアリーグデビューのストライカーが、ここまで揃って結果を出しているシーズンも珍しいのではないでしょうか。モラタがフィットするのに時間がかかるのではないかと考え、チェルシーの順位予想を下げた私は、既に震えております。

得点王レースの結果を占うのは時期尚早ですので、しばらくは素晴らしいストライカーたちのゴールシーンを堪能することといたしましょう。クリスティアン・ベンテケ、サロモン・ロンドン、アレクシス・サンチェス、アンディ・キャロルら出遅れ組の巻き返しにも期待しつつ。

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“新戦力も絶対的エースも揃ってゴール量産!今季のプレミアリーグは得点王争いも激戦必至!” への3件のフィードバック

  1. sini より:

    ウェイン・ルーニーをお忘れですよ!!

  2. makoto より:

    siniさん>
    「出遅れ組」のお話ですか?ここに挙げたのは全員ノーゴールでして。

  3. sini より:

    あ、なるほど。これは失礼いたしました!!

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