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【Leeds×MAN.UTD】決定機を活かせなかったマン・ユナイテッド、8度めのノーゴールで終戦!

プレミアリーグ2020-21シーズンは、33節を迎えています。リーズとのアウェイゲームに勝てば、首位マンチェスター・シティとの差は8ポイント。わずかな希望をつなぎたいマンチェスター・ユナイテッドのスタメンからは、最後まで諦めないという指揮官の意志が感じられます。GKディーン・ヘンダーソン、DFワン=ビサカ、リンデロフ、マグワイア、ルーク・ショー。2センターはマクトミネイとフレッジ、2列めはラシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、ダニエル・ジェームズ、ワントップは好調のグリーンウッドです。

開始2分、ブルーノ・フェルナンデスがFAを左から入れると、グリーンウッドのヘッドはGKメリエの正面。出足のよさと運動量で勝るリーズがポゼッションを取り、マンチェスター・ユナイテッドは縦に速いアタックを志向しています。7分、リンデロフのロングフィードがラインの裏に走ったラシュフォードに通りますが、右に流れて打ったシュートはミスキック。12分に左サイドからラシュフォードが蹴ったFKは、中央のマグワイアの足が合わず、膝に当てたハーフボレーは浮いてしまいました。

19分、左からジャック・ハリソンがドリブルで仕掛け、中に走ったバンフォードに浮かすと、ルーク・ショーが左腕に当ててクリアしますが、レフェリーもVARもペナルティは取らず。31分にブルーノ・フェルナンデスが右から狙ったFKは、うまく落とせませんでした。34分、敵陣の右にいたカルヴィン・フィリップスがブルーノのクリアをカットし、中央でパスを受けたダラスがミドルを放ちますが、ディーン・ヘンダーソンが冷静にキャッチ。44分にラシュフォードが蹴った強烈なFKは、メリエのビッグセーブに阻まれました。

ハーフタイムは0-0。49分にグリーンウッドのスルーパスで抜け出したブルーノは、ダニエル・ジェームズと重なってしまい、シュートを打てずに終わりました。2分後、スローインを収めた18番がボックス左を突破。左足のシュートは3人に囲まれてブロックされ、枠に届きません。57分、アウェイチームが波状攻撃。左からのクロスを拾ったワン=ビサカがエルデル・コスタをかわしてグラウンダーを通しますが、ブルーノのボレーは惜しくも左に切れていきました。

61分、フレッジのスルーパスでラインの裏に飛び出したグリーンウッドの左足は、メリエが右に反応してキャッチ。ロングフィードを追って左から放ったエルデル・コスタのミドルは、ワン=ビサカが足に当てました。プレミアリーグ10位と2位の戦いとは思えない速攻の応酬。残り時間が20分を過ぎたタイミングで、スールシャール監督はポグバを起用するようです。74分のリーズのカウンターは、右からスプリントしたクリヒの左足シュートがディーン・ヘンダーソンの正面。直後のアイリングのロングシュートも、堅実なGKが冷静にキャッチしました。

76分、ダニエル・ジェームズに代わってポグバがピッチへ。疲労困憊のラシュフォードをカバーニに代えたのは、85分という遅い時間でした。89分には、フレッジが下がりファン・デ・ベークが登場。追加タイムは4分です。途中出場の3人がシュートを狙うシーンはなく、少し早めにタイムアップ。リーズがマン・シティを倒したために灯った希望の光は、リーズによって消されました。昨季プレミアリーグのTOP3との3連戦を1勝2分としたマルセロ・ビエルサと鍛えられた選手たちに、拍手を送るよりほかはありません。

ラシュフォードとブルーノ・フェルナンデスが決定機を活かせず、後半はラストパスの精度を欠きました。残り5試合でマン・シティが2勝3敗でも優勝となれば、2位をキープしてシーズンを終えるというミッションを達成しつつ、ヨーロッパリーグ制覇をめざすしかありません。18番の加入で攻撃力は高まりましたが、ノーゴールが8試合もあるチームは優勝には届かないということでしょう。オフシーズンに右SBのバックアッパー、CB、右ウイングを補強し、ファン・デ・ベークをフィットさせて、来季こそは久々のプレミアリーグのトロフィーを持ち帰っていただければと思います。


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“【Leeds×MAN.UTD】決定機を活かせなかったマン・ユナイテッド、8度めのノーゴールで終戦!” への1件のコメント

  1. ペップの街 より:

    更新有難うございます。ご指摘の通りリーズが上位相手に大健闘、というかこれは実力ですね。PLについてはCL,EL出場権争いが最後までもつれそうですね。監督をトウヘルにすげ替えてCL圏を手中に入れそうなチェルシー、一方モウリーニョの実績に賭けたが裏目に出たスパーズ。レスターがCL常連の足固めができるのか?興味は尽きません。

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