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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【MAN.CITY×Chelsea】ジエゴ・コスタは同点ゴール、アグエロ退場…大一番はチェルシーが逆転勝利!

マティッチとスターリングがいません。プレミアリーグ14節、マンチェスター・シティVSチェルシー。首位攻防戦は「3-4-3の激突」となりました。ペップのスタメンは、GKブラボ、DFジョン・ストーンズ、オタメンディ、コラロフ。両サイドにデブライネとダヴィド・シルヴァが入り、セントラルにはギュンドアンとフェルナンジーニョ。前の3人はヘスス・ナバス、アグエロ、サネです。アウェイのチェルシーはいつものメンバーですが、マルコス・アロンソ、ヴィクター・モーゼス、カンテが並んだ中盤には、セスク・ファブレガスが起用されています。注目は、サイドのマッチアップ。アザールとペドロは止まるのか、パスワーク重視のペップの布陣がどうチェルシーを攻略するのか。両者ともアグレッシブな、プレミアリーグらしい立ち上がり。9分、ジョン・ストーンズがゴールライン際でジエゴ・コスタにボールを奪われますが、グラウンダーは味方に届かず、最初のチャンスを活かせません。

アザール、ペドロ、ジエゴ・コスタの距離が近くなったときは、要注意です。3人が絡んだ15分の速攻は、ジエゴ・コスタの落としをアザールが右足でフィニッシュ。右隅を襲ったボールは、わずかにポストの外でした。チェルシーの厳しいプレスを受け、中盤でうまく組み立てられなかったマンチェスター・シティは、20分にようやく最初のチャンスを迎えます。コラロフの速いパスをボックス手前で受けたアグエロが、すかさず左足を振り抜くと、クルトワが手を伸ばして上に弾き出します。自由にボールを持たせてもらえない戦いゆえ、ゴールを決めるのは一瞬の隙を見逃さなかったほうなのでしょう。25分、デブライネのFKをヘッドで押し込んだフェルナンジーニョはオフサイド。この直後にアザールが左から突破し、1対1となったブラボまで抜き去りますが、角度がなく、中に折り返したボールをカットされてしまいました。

静と動。34分、ゆっくりボールをまわしていたマン・シティは、右にいたダヴィド・シルヴァが中に持ち込んだのを合図に一斉にスピードアップします。ダヴィド・シルヴァの完璧なフィードでサネがラインの裏を取り、ダイレクトで落とした先にはアグエロ。これは決まりと思われたボレーは、冷静だったケーヒルがコースに入ってブロックします。いつの間にか、マン・シティペース。40分にドリブルで中に入ってきたサネは、ひとりは抜いたものの、タッチが長くなってケーヒルにつかまります。デブライネの正確なクロスに飛び込んだアグエロのヘッドは右にアウト。0-0のまま終わるかと思われた45分、ヘスス・ナバスのクロスをニアでクリアしようとしたケーヒルが、うまくミートできずに左隅にボレーを突き刺してしまいます。1-0でハーフタイム。アザールとペドロがしばらく消えていたチームは、どう巻き返すのでしょうか。

48分、マン・シティが見事なカウンターを披露しました。サネのドリブルにチェルシー守備陣はついていけず、2人が引きつけられると、フリーで右を並走していたデブライネへのラストパスは文句なしのタイミング。すぐに打っていれば決まっていたのではないかと思われた絶好機に、逡巡したデブライネはコースを失い、クルトワの足にぶつけてしまいました。49分、ヴィクター・モーゼスの縦パスで裏を狙ったジエゴ・コスタは、シュートをカットされてしまいます。コンテ監督は、ここでペドロをウィリアンにスイッチ。54分、バックパスをケーヒルとクルトワが譲り合い、アグエロにさらわれた絶体絶命のピンチは、ケーヒルがシュートを足に当ててCKに逃れました。アグエロの足は、大丈夫でしょうか。プレミアリーグ10ゴールのエースがプレー続行不可能となれば、マン・シティは苦しくなります。

さらにマン・シティが決定的なシーンを創ったのは、57分でした。ダヴィド・シルヴァが仕掛けたカウンター。右サイドからヘスス・ナバスが通したグラウンダーは、ファーのデブライネにぴったりでしたが、精一杯足を延ばしたベルギー代表MFのボレーは、浮き上がってクロスバーを叩いてしまいました。アザールは、ドリブルは素晴らしいのですが、ラストパスを通せません。しかし60分、モウリーニョ時代のホットラインが久しぶりに作動しました。セスクのロングフィードを胸でトラップしたジエゴ・コスタは、オタメンディのチェックを腕で制しながら右足でシュート。ブラボの脇を抜けたボールがネットを揺らし、ついに同点です。直後にアグエロが最前線に抜け出しますが、クルトワの見事なセービングに阻まれました。プレミアリーグの得点王争いは、ここからの25分で再び動くかもしれません。

ペップの1枚めは、サネをクリシー。チェルシーが逆転したのはこの直後、またもカウンターでした。ジエゴ・コスタのスルーパスで右からラインの裏に出たのはウィリアン。ブラボのポジションを確かめ、クロスに放った一撃がゴール左に転がり込みます。77分、ギュンドアンが下がりヤヤ・トゥレ、間を置かずにジョン・ストーンズにイヘアナチョ。ペップのチームに残された時間は10分を切りました。85分、コンテ監督はジエゴ・コスタを下げて、若いチャロバーを投入。マン・シティは、マルコス・アロンソの後ろのスペースを取るところまではうまくいくのですが、ラストパスがことごとく引っかかってしまいます。勝負が決したのは90分。マルコス・アロンソが丁寧に出した縦へのロングフィードでアザールがフリー。10番との1対1を、ブラボに止めろというのは酷です。1-3、マンチェスター・シティはホーム初の敗戦。チェルシーはプレミアリーグ8連勝です。

コンテ監督にとっては、ベンチで悔しい思いをしていたセスクとウィリアンがゴールに絡んだ最高の勝利。マン・シティは、優位だったチームが敗れる典型的なパターンにはまってしまいました。後半頭にアグエロとデブライネがつかんだ3つのチャンスをひとつでも決めていれば。結果は逆になっていたかもしれません。サイドで勝利したペップのチームは、中央で勝てませんでした。

プレミアリーグ得点王を争うストライカー対決は、1ゴール1アシストのジエゴ・コスタの完勝でした。終了直前、ダヴィド・ルイスを両足で削ったアグエロと、セスクを小突いたフェルナンジーニョにレッドカードが出ましたが、重傷を負いかねない危険なプレイでゲームを壊してはいけません。チェルシーのCBは無事だったようで、何よりです。残念な幕切れでしたが、タイムアップ直後のコンテ監督とウィリアンの抱擁と、チェルシーの選手たちの笑顔に救われたような気がします。シックスポインターに敗れたペップのチームは、首位と勝ち点4差です。

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“【MAN.CITY×Chelsea】ジエゴ・コスタは同点ゴール、アグエロ退場…大一番はチェルシーが逆転勝利!” への22件のフィードバック

  1. アスピ(ry より:

    チェルシーはファーガソン時代のマンUみたいに強いですね!
    コスタ、アザールを含めて2年前の執念深いプレーが戻って来て嬉しい限りです。

  2. シティふぁん より:

    今季1番の試合だったのではないでしょうか
    シティは結構チャンスを作れていたのですがね
    アグエロのあれは酷いですね
    すでに暴力行為で出場停止になったのでさらに長く食らうかも知れません
    フェルナンジーニョの退場はセスクが先に手を出したようにも見えたんですが
    少なくとも三試合は出れないとなると12月は厳しい戦いになりそうです
    シティもチェルシーも全体的にとても良かったと思いますが
    審判がもうまともだったら負けてもちゃんと納得するところなんですが・・・

  3. Pudding より:

    チェルシーのカウンターサッカーはやはり強いですね。ペップも面食らったんじゃないでしょうか(笑)ただ、チェルシーと共にモウリーニョも好きな自分としては、このサッカーするならモウリーニョのままで良かったと思いますけどね。攻撃を個人技に任せる(自分はそんなこと全然思いませんが…。) サッカーって部分は変わらないでしょう。昨季もアザール、コスタが調子よくてカンテがいれば今の順位にいれた可能性充分あるでしょうし。その前優勝したチームですからね(笑)まぁモチベーションの問題もあるでしょうけど。結局、完全に引いた相手にどう戦うかが重要だと思います。モウリーニョみたく前線3人の連携からのごり押しで全然構わないと思いますけど、コンテが攻撃面をどう考えるかファンとして楽しみにしてます。

  4. makoto より:

    アスピ(ryさん>
    ジエゴ・コスタは決めますね。セスクのパスは、優勝チームで何度も見た彼らしいボールでした。

    シティふぁんさん>
    後半頭のチャンスを活かせなかったのが痛かったですね。60分の一発で、世界が変わってしまいました。

    Puddingさん>
    モウリーニョさんは、選手との関係が壊れてしまった(確執だけでなく、モチベートできなくなったことも含めて)ので、続けられなかったでしょうね。コンテ監督の3-4-3は、一発で前線にボールを当てることを狙っているからこその前3枚なので、決してフリーハンドの攻撃ではないと思います。前1枚で、サイドを2列めに抑えさせるモウリーニョサッカーとは、考え方が違います。

  5. nori より:

    「控え」が活躍できたのが収穫ですね。マティッチがいればシティのチャンスもいくつかは減っていたでしょうし、試合の流れでスイッチできる体制ができると、来季CLでも期待できます。

  6. Pudding より:

    ザネと変わってインしたのはクリシーですよ!

    —–
    ちょっと主さんと自分では考え違うみたいですね。「一発で前線に」というスタイルこそ、その次は?ってなった場合個人担保の攻撃だと感じるので。モウリーニョがセスクやコスタ加えてチームの引き出し多くしたように、コンテがこれからどういう風に選択肢増やして行くのか楽しみです。

  7. チェルファン より:

    ここでシティを叩けたのは大きいですね。
    連勝 絶好調の状態でスパーズ、シティ戦を迎えられたとはいえ、まさか連勝でこの2戦を乗り切れるとは思っていませんでした。
    シティが決定機を逃してくれた運もありましたが、今のチェルシーにはそこを見逃さない鋭さがありますね。
    ウィリアン、セスクも久々の出場で自分のストロングポイントをフルに発揮してくれて頼もしいかぎりです。

  8. プレミアリーグ大好き! より:

    Puddingさんのおっしゃることよく分かります。辞めて気を使う必要がなくなったのにセスクやアザールのモウリーニョへ向けての発言見るとかなり確執報道は眉唾感ありますし。
    まあそもそもモウリーニョが攻撃個人技頼み、なんてまともな人は(たぶんこのブログでも)言っていないと思います。未だに攻撃サッカーの国スペインのリーガでリーグ通してモウリーニョのマドリーより得点を取ったチームがないんですから。それが選手頼みなら選手もほぼ同じで攻撃戦術もあるだろうその後のチームはなぜ越えられなかったのか?長い歴史のリーガでなぜどんなチームもそこまでいけなかったのか?となります。
    雑誌のインタビューでアザールがモウリーニョの指示でアザールがボール持ったら横のスペースを選手が空けて自由な行き方でドリブルできるようにしてくれた、と語ってました。見る目のない人がアザールの個人突破頼みと考えるような所でも突破しやすい状況を作るようにする。フォーメーションみたいなわかりやすい所以外のこういうものも攻撃戦術ですよね。

  9. Pudding より:

    自分と同じ考えの人がいて嬉しいです。まぁ自分がモウリーニョ好きだからこその意見かもしれませんが。いずれにせよコンテチェルシーは注目し続ける価値ありますね。

  10. makoto より:

    noriさん>
    そうですね。いい流れだと思います。

    pingooooさん>
    すみません!手が滑りました。訂正させていただきました。ご指摘ありがとうございます。

    Puddingさん プレミアリーグ大好き! さん>
    整理させていただくと、Puddingさんは「モウリーニョもコンテも個人技まかせ」、プレミアリーグ大好き!さんは「モウリーニョさんは個人技任せではない」とおっしゃっており、おふたりがどこで合意されているのかがわかりません。私が「フリーハンド」と書いたのは、「攻撃を個人技に任せる部分は変わらない」とPuddingさんが書かれていたのを受けて「コンテ監督の攻撃戦術はフリーハンドではない」「モウリーニョ監督のコンセプトとは違う」と書いたのであって、「モウリーニョさんはフリーハンドだ」とはいっておりません。

    コンテ監督のサッカーは、前線に一発で当てた後、ウイングが中に入ってきて直線的に速攻を仕掛けようとするもので、ジエゴ・コスタがボックス脇に流れたときのアザールとペドロの動き方や、ペドロとジエゴ・コスタとのポストプレーなど、戦術的に相当訓練されているのではないかと思います。また、「確執は眉唾」といただきましたが、関係者が証言しています。私は、モウリーニョさんにはファーガソンの後に来てほしいと思っていたぐらいで、昨季の凋落がショッキングだったので、インタビュー記事をつぶさに調べました。下記記事で、そのあたりを書いています。

    http://plmania.side-story.net/chelsea/032

    選手が元監督を批判するのはリスキーで(上のいうことを聞かない選手だと思われる、マタのようにどこかで一緒になる可能性がある、等)、確執があったとしても一方で恩も感じていたと思われるので、何かあっても悪くはいわない選手が多いのではないかと思われます。

    チェルファンさん>チャンスを逃さなかったですね。チームの雰囲気がよく、集中できているなと思いました。

  11. Pudding より:

    最初の投稿でも、自分はそうは思いませんが…、と書いてあるように、自分もモウリーニョやコンテのサッカーが個人技任せだなんて毛頭思っていません。ただ、モウリーニョのサッカーを個人技任せだと思う人は、コンテのサッカーもそうだと認めないといけないと思ってます。一部コンセプトは違えど、モウリーニョもコンテも攻撃時の選手のポジショニングについては徹底的に策略練っており、決して個人技担保ではないと思います。その点において、プレミアリーグ大好き!さんと同意したという訳です。モウリーニョやコンテのサッカーの攻撃面を批判するファンに、少し疑問を投げかけたかったので。一連の長いコメント失礼いたしました。

  12. makoto より:

    Puddingさん>

    「モウリーニョのサッカーを個人技任せだと思う人は、コンテのサッカーもそうだと認めないといけない」のは、似ているからということですか?もしそうであれば、意見が違うのはそこですね。「このサッカーするならモウリーニョのままで良かったと思います」といただいたので、「2人のスタイルは結構な違いがあると思いますよ」と申し上げたのです。

  13. セオ より:

    白熱してますね。みなさまのサッカー愛が伝わってきます。いろんな意見や見方があるのは当然として、グーナーの私でも、『今のチェルシーは見ていて楽しい』です。昨シーズンまでは全く見ませんでしたが、最近は毎試合チェックしてしまいます。コンテのオーバーリアクションにも好感が持てます。アザールがコンテのことを『元選手だから』とコメントしていたのが印象的で、全選手イキイキしてますよね。
    グーナーとしたら、メンタル的にもスケジュール的にも今シーズンのチェルシーは、かなりヤバイですね。
    今後も楽しませてもらいます。

  14. より:

    コンテとモウリーニョのサッカーは全く違いますよ。
    コンテの場合、ポゼッションや攻撃の時に両WBも上がり事実上5トップになる。
    だから3トップがオトリになりWB→クロス→WBゴールとかも増える。
    これやられると敵は守れなくなる。

    現ユベントスもWBブラジル代表アレックスサンドロ→WBブラジル代表アウベスにクロスとかやって事実上4トップ(イグアイン&ディバラ)やってる。

    ペップもそれが嫌で合わせ来たと思いますしドイツ代表レーブも1回も勝てないイタリア代表に合わせて全く同じシステムにしたと思います。
    このシステムはナポリのマッツァーリやジェノアのガスペリーニがやったのを真似てコンテは対策としてやったシステムで数年前セリエAでは大半3バックシステムでしたよ。

  15. プレミアリーグ大好き! より:

    Puddingさんの言われるように個人技任せのサッカーなどとPuddingさんが考えていないことは読めば自明だと思います。
    私はコンテとの比較はあまり興味ないですが共感したのはあるものを矮小化したイメージで捉えるならそのイメージで他のものも同じように言えてしまうよって話です。モウリーニョとコンテならボールをとったあと即ゴールに早く向かうプレー原則と、攻撃時守備時の細かなポジション指定は共通です。これをモウリーニョは攻撃時は選手任せとかいうなら、いや違うコンテと同じように細かい指定はしてるとなるっていう話ですね。
    ちなみにもちろんこのブログがそういう矮小化を行ってるとは思っていません。コンテを上げるためにモウリーニョを矮小化して比較対象にするような行為はないですよね?

  16. tetora より:

    横から失礼します。
    チェルシーファンです。

    私もモウリーニョが個人技頼みだとは思いませが、
    ただ一次政権のドログバのイメージが強すぎるのかなと思います。
    そのくらい強烈でしたし・・・。
    それでも、モウリーニョ辞任以降のチームのほうがドログバ頼みの部分が多かったとも思いますけど。

    モウリーニョで長期政権を願ってましたが、
    アザールのイキイキしたプレーを見るとうれしい反面・・・複雑です。

  17. Pudding より:

    鬼さんのコメントについてですが、自分もモウリーニョとコンテのサッカーは全く同じとは言ってません。ただ、今のコンテも主軸はカウンターで、似通ってる部分がかなりあると思ってます。ポゼッションの時5トップになる機会なんて、少なくとも今のチェルシーでは数える程しかありませんし。また、モウリーニョ時代もポゼッション試みる場合はSBは高い位置取りします。イヴァノヴィッチの活躍やルーク・ショーのコメントがそれを物語ってますよね。にも関わらず、どちらか一方又は両方とも個人技担保のサッカーだとする意見に疑問を抱いたんです。自分が言いたいのは、両監督似て非なる所があり、攻守において緻密なサッカーしているということです。これ以上は皆さん迷惑するでしょうし、もうこの件へのコメントは控えますね(笑)失礼いたしました。

  18. aa より:

    コンテとモウリーニョは似通っているとだけなら大まかにわからなくはなかったですが、モウリーニョのままで良かったという部分には違和感を感じる人は多いでょうね。
    少なくともモウリーニョのままであればアザールの守備負担に対する解は得られなかったでしょうし、モーゼスだってチームに残って居てもただアザールウィリアンの控えのままだったでしょう。正直僕もモウリーニョは大好きでしたし、デブや好きだったマタの放出を納得できたのもモウリーニョだったからですが、結局今の彼を見ていてもまあそうだよな…という感想しかでてこない。
    最後に言いたいのは、賛否あるかもしれないですが、今は見ていて楽しいという思いがなによりも大きい。優勝したシーズンですら見るのがしんどい試合が多かった。
    それこそ守備が”堅い”チームなら面白いのだけど、ただただ守備的なだけの試合が増えたモウリーニョの第二次政権はしんどかった。

  19. プレミアリーグ大好き! より:

    ただただ守備的な試合が多いのに独走優勝できるってプレミアってそんなにちょろくないですから、好き嫌いはともかくフェアな評価ができないのはちょっとという感じです。

  20. aa より:

    プレミア自体のレベルは特に全盛時代に比べると著しく落ちていたと僕は思っていますが、とは言え、ちょろいとは到底言えない、肉体的にも精神的にもボロボロのシーズンだったと思ってますよ。だからこそ主力の調子を落とし、さらにボロボロになった地獄の1516シーズンに繋がるわけです。

  21. プレミアリーグ大好き! より:

    シーズン通して全力をつくすのは全チームそうでしょう。そして全チームが死力を尽くす中独走でそのシーズンを優勝した。それはただただ守ってればできることなのでしょうか。他のチームへのリスペクトにも欠けた発言ではないでしょうか。まあプレミアのレベルが落ちてたからだって言えるならリスペクトはいらないということでもあるか。

  22. aa より:

    一つつけたすのを忘れてましたが、多いと言っただけで、アグレッシブな試合もありましたし、すべての試合を楽しめなかったわけではありません。
    とは言え、全力を全チームが尽くしたと簡単に僕は言えないですね。少なくとも順位が決まった後の試合や優勝が決まった後の試合などでのモチベの維持は難しいでしょう。試合に関して言っても、攻撃の連携も上手くいかず、思ったようにボールを持てず、その中でただただ相手のSBを追い続ける。これにずっと全力を尽くすのはなかなかできることじゃないでしょうね。
    つまりは全力を尽くし続けるのにも環境が必要なわけです。
    正直レベルが落ちたという発言も、この選手は間受けが下手だな、ドリブル上手くねーな、なんでそこでパスしないんだよ!ぐらいの率直な感想でしかない。直接的な表現とは言え、それさえ言ってはいけないの?ってなりますわ。

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