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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Burnley×MAN.UTD】ルカク豪快に2発!マンチェスター・ユナイテッドがバーンリーを一蹴!

TOP6のなかで、昨季プレミアリーグの下位クラブに敗れたのはマンチェスター・ユナイテッドだけ。ブライトンに3-2で屈した後、オールド・トラフォードでトッテナムに0-3完敗という厳しいスタートとなりました。不安定な守備を立て直したいモウリーニョ監督は、デ・ヘアの前にバレンシア、リンデロフ、スモーリング、ルーク・ショーを並べています。アンカーにマティッチとフェライニ、2列めにアレクシス・サンチェス、ポグバ、リンガード。最前線のルカクは、今シーズンのプレミアリーグでは1ゴールに留まっています。開始3分、ボックス左に走ったルカクにロングフィードが通り、アレクシス・サンチェスから中のリンガードにつながると、右足で巻いたシュートはわずかにポストの外。4分のルーク・ショーの左足ミドルはジョー・ハートに阻まれますが、今日のマンチェスター・ユナイテッドは快調に攻めています。

8分にポグバが右のバレンシアに展開すると、速いグラウンダーをリンガードがボレー。タルコフスキに当たったボールをジョー・ハートが弾き出し、アウェイチームの先制はなりません。直後、アレクシス・サンチェスのパスを受けて右足で巻いたリンガードは、ドライブがかからない弾道を見て悔しがっています。いい立ち上がりだったマン・ユナイテッドは、10分過ぎから押され始めます。19分に右から蹴ったマクニールのFKは、ファーポストの外に消えました。グズムンドソンを負傷で欠いたチームは、プレミアリーグ2試合めの18歳をキッカーに抜擢しています。

嫌な雰囲気を払拭してくれたのは、27分に完璧なクロスをファーに送ったアレクシス・サンチェスでした。相手が触れない位置で頭を突き出したルカクのヘッドに、ジョー・ハートはノーチャンス。この1点をきっかけに、マン・ユナイテッドは再度攻勢に転じます。35分、ルカクが自陣からカウンターを開始。ストライカーがアレクシスに預けて左に走ると、7番からの絶妙なラストパスでGKと1対1になりますが、ループシュートはジョー・ハートが両手でブロックしました。44分、2点めのポイントもまた、中に走ったルーク・ショーにヒールパスを通したアレクシスでした。左SBが横にいたルカクに流すと、打てないと見たエースがリンガードに落とし、ダイレクトショットがテイラーに当たって再びルカクの足元へ。容赦ない左足の一撃が決まり、マンチェスター・ユナイテッドは0-2で前半を終えました。

後半開始からしばらくは、バーンリーがボールを支配しますが、マン・ユナイテッドの最終ラインは落ち着いてクロスをさばいています。56分、ポグバの巧みなヒールパスをバレンシアがダイレクトで中に入れると、アレクシスのボレーはジョー・ハートがキャッチ。ショーン・ダイク監督はヘンドリックを諦め、サム・ヴォ―クスを投入しました。モウリーニョ監督の最初のカードは60分、アレクシス・サンチェスをラシュフォード。63分にマクニールがクロスを上げると、クリス・ウッドのヘディングはデ・ヘアの守備範囲です。

66分、DFを背負ってキープしたルカクが、左からスプリントしたルーク・ショーに打たせると、ジョー・ハートがニアを締めてクリア。2分後、右に流れたルカクのクロスがラシュフォードに届き、不利な体勢だったアーロン・レノンが押し倒してしまいます。ポグバのPKはコースが甘く、右と読んだジョー・ハートがストップ。72分のラシュフォードとバーズリーの小競り合いは、頭突きというほどのアクションではなかったのですが…。バーンズリーのプレイに怒った20歳は一発レッド。10人になった直後、ポグバとルカクのカウンターは、DFを振り切って放った9番のシュートを飛び出したGKがきっちりブロックし、ハットトリックを許しません。

76分、リンガードに代わってアンデル・エレーラ。縦パス1本で最終ラインの裏を取ったルカクは、ジョー・ハートをかわした瞬間、ベン・ミーに背後からチェックされ、PKではないかとアピールするもプレミアリーグにVARはありません。83分のルカクのクロスは、軽快なトラップからターンしたポグバのシュートが右にアウト。87分にルカクと競ったバーンズリーは、倒れながら故意にボールを手で止めたように見えましたが、2枚めのカードは出ませんでした。静かに戦況を見つめていたモウリーニョ監督が、さすがに文句をいいたくなったのもよくわかります。右からのクロスを叩いたサム・ヴォ―クスのヘッドはデ・ヘアがビッグセーブ。ポグバをバイリーに代えたマンチェスター・ユナイテッドが、クリーンシートで今季2勝めを飾りました。

ルカク、ポグバ、リンガードが躍動した会心の勝利。アレクシス・サンチェスも彼らしい正確なフィードでアシストを記録しており、PK失敗とレッドカード以外にネガティブな要素はありませんでした。右サイドが弱くなりがちなマン・ユナイテッドのアタックですが、ルカクとポグバがボックス脇のスペースを使うシーンが目立ち、多彩なフィニッシュを演出。GKと1対1のシーンが3つあったルカクは、5点取ってもおかしくなかったのですが、PKまで止めた元イングランド代表のエースGKの勇敢な飛び出しをほめるべきでしょう。マン・ユナイテッドの次節は絶好調ワトフォード。ヴィカレージ・ロードで無敗のチームを倒せれば、赤い悪魔もようやく波に乗れるのではないでしょうか。ピンクのアウェイユニフォームには落ち着かなかったものの、的確な守備と積極的なアタックを落ち着いて観ていられた一戦でした。

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“【Burnley×MAN.UTD】ルカク豪快に2発!マンチェスター・ユナイテッドがバーンリーを一蹴!” への3件のフィードバック

  1. 空気 より:

    勝ったからいいものの、ジョナサンモスいい加減にしろよ!と叫びたくなりました。

  2. マンユナイテッド より:

    フェライニが目立たないながらセンターバックの前のフィルターとしていい仕事をしていたと思います。
    後ろが安定していてうまく押し込めたのでルカクの周りのスペースをリンガードやサンチェスが上手く使えていた印象を受けました。
    そして何より今シーズンはルクショーの仕上がりが良いのでサンチェスとのコンビでこれからもブイブイ敵を翻弄して欲しいです。
    今シーズンの鍵は中盤の人選だと思います。全力プレス、肉弾戦を仕掛けてくる相手と試合を通じて敵陣に相手を押し込める相手で使い分けて欲しいところです。
    今日の試合は良い試合でした。

  3. 不知火 より:

    ショーがあれだけ上がってくれるとポグバのロングボールが生きますね。
    このままショーには好調を維持して欲しいです

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