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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【Leicester×MAN.UTD】ポグバ&ラシュフォード!マン・ユナイテッドは難敵に0-1勝利!

前節のプレミアリーグでバーンリーにホームで2点を先行され、追いつくのが精一杯だったマンチェスター・ユナイテッド。就任以来の連勝を6で止められたスールシャール監督にとって、リヴァプールに敵地で引き分けたばかりのレスターとのアウェイゲームは重要な一戦です。さっそく、プレミアリーグ6位のスターティングメンバーを見てみましょう。GKデ・ヘア、最終ラインはアシュリー・ヤング、バイリー、リンデロフ、ルーク・ショー。中盤はポグバ、マティッチ、エレーラ、前線はアレクシス・サンチェス、リンガード、ラシュフォードといった布陣です。アウェイチームの最初の決定機は4分。ルーク・ショーがファーに上げた絶妙なアーリークロスがラシュフォードに届きますが、フリーのヘディングはクロスバーを越えてしまいました。

7分のCKはサインプレー。ニアに入ったラシュフォードの折り返しはシュマイケルがストップ。攻め続けたマンチェスター・ユナイテッドは、9分にあっさり先制します。右SBリカルド・ペレイラのミスパスは、最悪の選手にカットされてしまいました。ポール・ポグバの完璧な浮き球が最前線のラシュフォードの前に落ち、ノーマークのストライカーが容赦ないシュートを左隅に突き刺しました。ポグバは今季プレミアリーグで8つめのアシスト。スールシャール体制に変わってからの8試合で6ゴール5アシストと猛威を振るっています。

1-0とされたレスターは、14分にビッグチャンスをつかみました。WBAから復帰したハーヴィー・バーンズが左から突破を図り、ヴァーディーからフリーのジェームズ・マディソンにラストパス。右足のフィニッシュが決まるかと息を呑んだ瞬間、ルーク・ショーがスライディングでクリアしてくれました。丁寧なパスワークで中盤を支配するマン・ユナイテッド。マティッチとポグバは縦関係になることが多く、エレーラとリンガードがサスペンション役となって上下に動くことで、選手間の距離を適切に保っています。25分、ジェームズ・マディソンの左足ミドルはデ・ヘアがキャッチ。27分にデマライ・グレイが左サイドから放った強烈なシュートは、バイリーが頭でクリアしました。

30分を過ぎて主導権を握ったレスターが執拗にサイド攻略を狙いますが、決定的なクロスが入らず、CKをもらうまでに留まっています。36分のCKはマグワイアのヘッドがジョニー・エヴァンスに当たり、直後のCKをヘッドで競り勝ったジョニー・エヴァンスは右に外してしまいます。42分の右からのFKはマン・ユナイテッド守備陣がクリアし、ハーヴィー・バーンズが右足で巻いたミドルシュートはポストの右を抜けていきます。前半は0-1、後半に入っても元気なのはレスターです。46分、マディソンとのコンビでボックス左を崩したハーヴィー・バーンズのクロスは味方に通らず。直後に右からドリブルでボックスに入ったマディソンのシュートは、惜しくもニアポスト際に外れました。

ベン・チルウェル、ウィルフリード・エンディディ、デマライ・グレイ、ハーヴィー・バーンズ、ジェームズ・マディソンと5人が22歳以下のヤングレスターが、プレミアリーグTOP4をめざすチームを圧倒しています。61分、マディソンのFKが壁に当たって高く上がると、ヴァーディーのバイシクルはデ・ヘアがビッグセーブ!62分にピュエル監督がマディソンをゲザルに代えると、スールシャール監督は67分にアレクシス・サンチェスをマルシアルにスイッチします。オープンな展開になり、見ごたえあるカウンターの応酬は両者ともDFが踏ん張っています。ポグバやエレーラの手を引っ張りまくっているナンパリス・メンディは、2枚めのカードをもらわないよう気をつけなければなりません。

74分、デマライ・グレイに代わって岡崎慎司。77分のゲザルの素晴らしいFKは、逃げていくボールに左手を伸ばしたデ・ヘアがCKに逃れました。78分、ラシュフォードが下がってルカク登場。右からのFKをマグワイアがヘッドで折り返した決定機は、ジョニー・エヴァンスがボレーを空振りしてしまいました。何としても追いつきたいピュエル監督は、84分にメンディをイヘアナチョ。87分に右サイドでフリーになったルカクは、左足で放った強烈なシュートをシュマイケルに止められます。1分後、ハーヴィー・バーンズが左サイドを突破し、ヴァーディーにラストパスを通すもボレーはデ・ヘアの正面です。1点を守り切ったマンチェスター・ユナイテッドが、アーセナルをかわしてプレミアリーグ5位に浮上しました。

両者ともCBコンビが奮闘し、トータル27本のシュートの大半はサイドやミドルレンジからでした。スールシャール体制でプレミアリーグ8戦6発のラシュフォードをMVPにしたくなるスコアですが、守備に奔走したマティッチ、危険なエリアを冷静にカバーしたリンデロフ、2つのビッグセーブでレスターのアタックを完封したデ・ヘアも素晴らしかったと思います。次節はフラム、12日はパリとの決戦、18日のFAカップはチェルシー、プレミアリーグ27節はオールド・トラフォードでリヴァプール。3つの強豪を撃破し、無敗キープで3月を迎えられたら最高です。選手もサポーターも鬱々としていた12月が嘘のようです。口癖となりつつありますが、「ありがとう、スールシャール!」とつぶやかずにはいられません。

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“【Leicester×MAN.UTD】ポグバ&ラシュフォード!マン・ユナイテッドは難敵に0-1勝利!” への3件のフィードバック

  1. プレミアリーグ大好き! より:

    勢いがありますね
    アーセナル、チェルシーよりCL権獲得の可能性が高いように感じます

  2. 空気 より:

    レスター強かったですなあ。
    できることなら今週スパーズを食ってCL権争いに更なる混沌をもたらしておくれ。

  3. ボン太くん より:

    後半の出来で見れば、レスターが複数点取って勝っていてもおかしくない展開ではありましたが…。最後はDF、GKの踏ん張りを押しきれずといったところでしたね。
    ユナイテッドはCL権が本当に手の届くところにやってきました。これでCL権が獲得できれば、来季もソーシャに監督を引き継いで欲しいところです。

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