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リヴァプール巻き返し!ロイク・レミー破談報道から一転、デヤン・ロブレン獲得を発表!

ロイク・レミー移籍破談報道で騒がれていたリヴァプールが、ついに公式サイトでデヤン・ロブレン獲得を発表しました。 「スカイスポーツ」の報道では、移籍金は2000万ポンド(約34億6000万円)、契約期間は非公表です。今季、サウサンプトンからのリヴァプール移籍は、リッキー・リー・ランバート、アダム・ララナに続いて3人め。セインツ新監督のロナルド・クーマンが「ロブレンにオファーはない。このままだと、彼はセインツに残ることになる」と語ってから1週間しか経っていません。

移籍情報は、ときに矛盾する情報が同時に流れることがありますが、必ずしもタブロイド紙ばかりがいい加減なゴシップを書いているわけでもなく、当事者がとぼけたり嘘をかましたりしているケースもあるでしょう。8月末の締め切り直前ならいざしらず、この時期の移籍交渉で、オファーがない状態からこのスピードでは決まらないと思いますが、真相はどうなのでしょう。もしかすると、クーマン氏より明らかにハッタリやスタンドプレイが得意そうなドイツ人監督がおっしゃっている「フンメルスがマンチェスター・ユナイテッドになど移籍するわけがない。彼は残留する」というコメントも、疑ってかかったほうがいいかもしれません。クロップ監督の話だけ聞いていると、香川真司のプレミアリーグ入りはともかく、ゲッツェやレヴァンドフスキのバイエルン・ミュンヘン移籍はなかったはずですから。

さて、以前から「リヴァプールに移籍したい」と語っていたロブレンは、今季のプレミアリーグを意中のクラブでスタートできる喜びを以下のように語っています。

「夢が実現した。ここに来られてとてもうれしいし、誇りに思っている。今からシーズンのスタートが待ち遠しい。数多くの熱狂的なサポーターがいるリヴァプールは、普通のクラブ以上の存在だと思う。昨季のプレミアリーグで、アンフィールドを訪れてプレイしたとき、『いつかリヴァプールでプレーしたい』と思った。僕がピッチで全力を尽くすプレイヤーであることは、サポーターにもすぐにわかってもらえると思う」

デヤン・ロブレンのような、クラブへのロイヤリティが高いタイプは、リヴァプールではうまくいくのではないでしょうか。いままで負傷が多く、オリンピック・リヨンではあまりいい評価を得られなかったロブレンでしたが、セインツでの活躍を経て、この夏はクロアチア代表としてワールドカップにも出場。今回の移籍でついにチャンピオンズリーグに手が届くところまで来ました。安定したヨミ、ポジショニングのよさ、視野の広さと統率力を活かして、初年度からリヴァプールの失点を減らしてくれることと思います。リヴァプールサポーターのみなさん、いい補強だと思います。おめでとうございます!

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“リヴァプール巻き返し!ロイク・レミー破談報道から一転、デヤン・ロブレン獲得を発表!” への3件のフィードバック

  1. londres nord より:

    ガナーズのフェルメーレンはユナイテッドに加えバルサの噂も。WSD誌のコラムで、ドイツ代表にチームドクターより瞬発力がないと揶揄されてたメルティザッカーがレギュラーなだけに、CB獲得の目途がつかないなら、契約満了の今季までフェルメーレンも引っ張るしかないと思います。

  2. makoto より:

    londres nordさん>
    ヴェンゲルさんはCB獲るでしょう。そっちが決まってからこっち、というダンドリだと思います。

  3. デコ より:

    獲得も大事ですが放出の方が進んでいないのが心配です
    最近の試合でベンチにもいないレイナ・アッガー(涙)にアサイディあたりは間違いなく放出だと思いますが人員整理も早く進めて欲しいですね

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