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アーセナルに負けじと19歳に先行投資!リヴァプールがベルギー代表オリギ獲得を発表!

代表デビューは今年の5月末。そこから1ヵ月もしないうちにワールドカップに出場し、世界の目を引くゴールをゲット。リールの有望な若手選手でしかなかったディヴォック・オリギは、あっという間にプレミアリーグの名門、リヴァプールの一員となりました。契約金、移籍金とも不明ですが、契約期間はBBCが5年、「スカイスポーツ」は6年と報道。移籍金は推定1000万ポンド(約17億3000万円)といわれています。

余談ですが、日本では特に「BBC、スカイスポーツ、ガーディアンは信頼できる」といわれますが、彼らが絶対的に信頼できるのは、タブロイド紙などがひとしきり記事を書いた後ろから後追いをしているときと、複数紙報道のなかに名を連ねているとき。単独で報道しているケースでは、「ゴシップだけどね」という但し書き付きのトピックも多く、日本のNHKや4大新聞と同等の信頼性を期待していると、ときどきえらい目にあいます。私は、2013年5月5日、引退発表の2日前に「サー・アレックス・ファーガソンの引退はない!」と言い切ったBBCを、一生忘れることはないでしょう。あれはあまりにもタイミングが悪すぎました。

さて、オリギに戻ります。リヴァプールは先頃、ロイク・レミーの獲得話が破談となっているので、「移籍して最初の1年はオリギをリールに貸し出す」という話を解消して、ベルギー代表の快速ストライカーをクラブに置いておくのではないかと思いましたが、オリギは当初伝えられたとおりにリールに行くようです。これはおそらく、リール側が提示した条件なのでしょうね。

そうなると、今季はプレミアリーグで観ることのないオリギを「第6の補強」とはいえなくなりますが、リッキー・リー・ランバートの年齢など、現有戦力の賞味期限を考えれば、これはこれでいい先行投資だと思います。オリギがどのくらい成長して、1年後にアンフィールドにやってくるのか。プレミアリーグだけでもいっぱいいっぱいなのに、フランス・リーグアンの情報まで追いかけるのは大変ですが、何となく気にしながらシーズンを楽しめればと思います。

リヴァプールの「スアレス資金でアタッカーを獲ろう」作戦は、どうやらパリ・サンジェルマンのラベッシに向かっているようですね。超高額のカバーニに比べれば、ラベッシは相当お手頃価格でいけると思われます。ディ・マリアがほしいパリとしては、この話は渡りに船なのではないでしょうか。今までもさんざん盛り上がってまいりましたが、われわれは、もうしばらくリヴァプール関連の移籍トピックスを愉しめそうです。

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“アーセナルに負けじと19歳に先行投資!リヴァプールがベルギー代表オリギ獲得を発表!” への2件のフィードバック

  1. ペップ推し より:

    当初のPSGがアザールを獲る計画は倒れてしまったのですかね…?やはり代わりにディマリア獲得が濃厚なのでしょうか…

    いずれにしてもラベッシ、パストーレ、カバーニの売却は避けられそうにありませんねσ(^_^;)

  2. makoto より:

    日々楽しく拝見させて頂いております。
    さしでがましいようですが、金額の表記に誤りがあるようなのでコメントをさせていただきました。
    ご確認いただけると幸いです。

    —–
    ペップ推しさん>
    おっしゃるとおり、ディ・マリア濃厚らしいですね。

    Arsenal Fan>
    ありがとうございます。確かに、ポンドですね!訂正させていただきました。

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