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バルセロナと合意のアーセナル、大満足!控えCBヴェルマーレンの移籍金は26億円

7日にイギリスメディア「スカイスポーツ」が、マンチェスター・ユナイテッド優位と報道。直後の昨日、今度はBBCが「アーセナルが1500万ポンド(約25億7000万円)でバルセロナと合意」と伝えています。トーマス・ヴェルマーレンは、プレミアリーグのライバルクラブを選ぶのか、スペインで心機一転をめざすのか。イギリスのなかでも信頼性が高いといわれる2つのメディアのニュースは、一見、真逆です。しかし、もし両者ともガセネタではないとすると、

「ヴェルマーレン本人のプレミアリーグ希望もあり、1000万ポンドオファーのバルサより、1500万ポンドを積んでいたマンチェスター・ユナイテッドが有利だったが、バルサの移籍金増額によりアーセナルは同国のライバルではなくこちらとクラブ間合意。あとは、マンチェスター・ユナイテッドに行きたがっていた本人との合意と、メディカルチェッククリアが揃えば、スペイン行き決定」

というお話になります。おそらく、経緯はこんなところなのでしょうね。最終的には、アーセナルが、マンチェスター・ユナイテッドをうまいことダシに使ったのかもしれません。契約期間が残り1年しかない控えのCBで、25億円からの移籍金を手に入れられれば、ヴェンゲル監督は満足でしょう。既にセインツからチャンバースを獲得しており、最低限の構えはできています。とはいえ、CBが3人と、ケガ人が出たときに不安な状態ではあるので、ガナーズはCBをもうひとり獲得するはずです。

ヴェルマーレンにとっては、どちらが幸せなのでしょう。ピケ、マテューがおり、マスチェラーノやソングも最終ラインで使えるバルセロナよりも、今季から3バックとなってCBが1枚増えたにも関わらず、ジョニー・エヴァンス、フィル・ジョーンズ、スモーリング、ブラケットしかいないマンチェスター・ユナイテッドのほうが、ベルギー代表CBが求めている出場機会は多いのではないかと思います。とはいえ、ヴェルマーレンが、「出場機会も大事だけれど、移籍先がバルサとなれば、やはり1度はプレイしてみたい」と決断すれば、今週末にでも正式に決まりそうです。いずれにしても、個人合意のニュースを聞かない限りは、バルササポーターもグーナーも落ち着かないでしょう。

かなり前から執心だったベルギー代表に逃げられそうなマンチェスター・ユナイテッドは、噂のローマCBベナディア、ドルトムントのフンメルス、アヤックスのダレイ・ブリント獲得に動くものと思われます。ベナディアは、最低3000万ポンド(約51億3000万円)で、ローマの要求は60億円超といわれる高額移籍金がネック。ローマが興味を持っているといわれていたMFナニとのトレード+金銭という形にして、出ていくお金を少なくできればいいのですが、基本的には出したくないローマは、キャッシュを積まないと首を縦に振らないでしょう。アヤックスの関係者が「たぶん移籍するだろう」と語っているダレイ・ブリントは脈ありですが、ベナティアとフンメルスは相当厳しそう。若手の成長は未知数なだけに、できれば2枚増強したいファン・ハール監督の選択に、引き続き注目したいと思います。

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“バルセロナと合意のアーセナル、大満足!控えCBヴェルマーレンの移籍金は26億円” への3件のフィードバック

  1. londres nord より:

    ライバル・クラブへ移籍するキャプテンはファン・ペルシだけで充分です。試合に出れないのに腐らずに選手を鼓舞していたらしいフェルメーレンはバルサを選ぶと思っています。
    ベンゲルさんはCBを一人獲るのは間違いないでしょうが、プレシーズンマッチの起用法からみて非常時にはモンレアルをCBで使い、チャンバースはDMF向きと思っているらしいですね。最近の発言からケディラ獲得は?マークですね。

  2. makoto より:

    海外クラブを選んでくれてありがたいです

    —–
    londres nordさん アーセナルさん>
    ヴェンゲルさんに、プレミアリーグ内はNGということにこだわられたら打つ手なしです。
    モンレアルCBは微妙ですね。過去、補強ではなくやりくりで何とかしようとして失敗してきたケースが何度もあるので、心配です。少なくとも、CBは必要ではないかと思います。

  3. Joe より:

    バルサは良い買い物をしましたね。
    近年ではアーセナルのDFで最も怖い存在でした。

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