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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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ランパードは退団決定、ランバートは入団決定!夢をかなえた2人の男の、感動的な最後の言葉

いよいよ6月、移籍市場は本格稼働。昨日は、プレミアリーグ関連の2つのビッグニュースが世界を駆け巡りました。フランク・ランパードのチェルシー退団と、リッキー・リー・ランパードのリヴァプール移籍。15歳のときにリヴァプールを放出され、以来生涯の夢であった憧れのリヴァプール復帰を果たしたランバートと、13年の長きに渡ってチェルシーの躍進に貢献し続けたランパード。それぞれのメッセージを読むと、もう、号泣です。以下に、抜粋して紹介しますね。

リッキー・リー・ランバート
「なんていえばいいんだろう。サウサンプトンは、この5年間、僕の人生そのものだった。夢以上のすべてのことを、ここでかなえてきた。僕を今日のような選手にしてくれた、スタッフ全員に感謝したい。皆の知識と努力がなければ、ワールドカップにチャレンジするイングランド代表には入れなかった。

…子供の頃から、僕の愛するクラブはリヴァプールひとつだった。でも、今は、僕の心の中にあり続けるクラブが2つになった。そのことをセインツのサポーターに感謝している。このクラブのファンと築けた関係は、最高に素晴らしいものだった。

今回、サウサンプトンは、僕の生涯の夢であるリヴァプールへの移籍を認めてくれ、僕の家族を地元に返してくれた。僕がここに来たときに立てた5年計画では、クラブはリーグ1からプレミアリーグのトップ10に入ることを目標にしていた。無理だといわれたそのすべてを、クラブは達成した。僕はセインツの成功を、心の底から祈っている

フランク・ランパード
「13年前にチェルシーに入団したとき、これほどの成功を分かち合えるようになれるとは思わなかった。このクラブは僕の人生の一部だ。クラブはこれからも前進し続ける。チェルシーの人間としていわせてもらうが、ここにはクオリティの高い選手たちがいるので、今までのように成功し続けるはずだ。思い出をありがとう。これからも歴史をつくり続けてほしい!

いやあ、何といったらいいのか…。小学生みたいですが、「ランパードありがとう、ランバートよかったね」という言葉しか思いつきません。好き嫌いをいわずに、あれもこれもとプレミアリーグを観続けてきてよかったと思いました。マンチェスター・ユナイテッドのファンでありながらも、フランク・ランパードという素晴らしいタレントを存分に堪能した13年でした。イングランドにおいて、これだけのオールラウンダーは、この先10年、出てこないのではないでしょうか。ランパードに、心からの感謝の気持ちを捧げたいと思います。今まで、楽しませていただきました。本当にありがとうございました。

そして、もうひとり、リッキー・リー・ランバートの歩んだ映画のような人生もまた、素晴らしいですね。18歳のときには契約してくれるチームもなく、工場勤務しながら細々とサッカーを続け、4年前にはリーグ1(3部相当)のFWでしかなかった選手が、この夏、16歳の時からスターだったウエイン・ルーニーと肩を並べてワールドカップを戦うのです。できれば、ランバートには、ブラジルでゴールを挙げてほしい。そして早く、憧れのユニフォームを身に纏った32歳のリヴァプール初ゴールを観たいと思います。セインツのサポーターのみなさんとリッキー・リー・ランバートの最高の出会いと、このたびの夢実現を祝福させてください。おめでとうございます。来季のプレミアリーグでは、SASとともに大暴れしてくださいね。

チャンピオンズリーグ制覇、プレミアリーグ優勝、FAカップ獲得と、すべての夢をかなえてきた男と、リヴァプールに入りたいというたったひとつの大きな夢を、17年かけて手に入れた男の「忘れられないクラブへの最後の言葉」を紹介させていただきました。すみません。拙い筆で、グダグダで。涙で歌えなくなる歌手を見ると、「それでもプロか」とバカにしていたのですが、いや、もう、感動で。

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“ランパードは退団決定、ランバートは入団決定!夢をかなえた2人の男の、感動的な最後の言葉” への5件のフィードバック

  1. チェルシー より:

    更新お疲れさまです

    いつかはこの日が来ると思ってましたがいざ来てみると寂しくて仕方ないです
    もうチェルシーのユニを来てスタンフォードブリッジでプレーするランプスを見れないなんてまだ受け止めきれませんね(^^;
    また何らかの形でチェルシーに戻ってくる事を期待してさよならは言いませんが今までありがとうと言いたいです

    ランプスとアッシュが抜けてチェフもどうなるか分かりませんし一時代の終わりを感じますね

  2. makoto より:

    チェルシーさん>
    そうですね。われわれのほうもギグスとリオ、ヴィダが去り、ひとつの時代の終わりを感じます。

  3. 本城 より:

    ファンデルサール、リオ、ヴィダの鉄壁DF、ロナウド、ルーニー、テベスのトリオを擁したユナイテッド、テリー、ランパード、アシュリー、ジョーコールのイングランド4人組に怪物ドログバのチェルシー、ジェラード、トーレスのホットラインにアロンソ、マスチェのリバプール、魅力的だったスパイスアーセナル、あの時代は良かったですねー(´;ω;`)

  4. 爪楊枝 より:

    ランバートがセインツでなくなってしまうのは残念です。ランバートの華麗なタッチといぶし銀な活躍は毎回楽しみにしていました。
    でも、リヴァプールでのランバートを見てみたい気もします。心の中で望み続けたユニフォームは奇しくもセインツ時代と同じ赤色。似合うことでしょうね。
    セインツがバラバラになるのを悲しく思いつつも、個々の今度活躍が楽しみという複雑な気分です。

  5. makoto より:

    本城さん>
    プレミアリーグの黄金時代ですね!

    爪楊枝さん>
    セインツの解体は、私も悲しいです。チェンバレンやウォルコットなど、
    育成上手なクラブなので、若手が出てくるといいですね。

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