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まさに「アトレティコ・ロンドン!」チェルシーがスペイン王者の左SB、フェリペ・ルイス獲得!

モウリーニョ監督は、強欲です。 懸案だったストライカーは、アトレティコ・マドリードの点取り屋、ジエゴ・コスタで決定。チャンピオンズリーグで決勝まで戦ったスペイン王者からは、さらにレンタルで出していたGKクルトゥワを呼び戻そうとしています。アトレティコ・マドリードのシメオネ監督からすれば、エースストライカーと絶対的守護神を抜かれたとなれば、既におもしろくないでしょう。しかし、アブラモヴィッチオーナーとモウリーニョ監督の仕掛けは、これだけではまだ半分しか終わっていないようです。

イギリスメディア「スカイ」の報道によると、チェルシーは次なるターゲット、左SBフェリペ・ルイスの獲得合意に漕ぎつけたとのこと。以前から噂になっていた話ですが、移籍金2500万ユーロ(約34億8000万円)で決着するようです。昨季のプレミアリーグでは、本職アシュリー・コールよりも右が専門のアスピリクエタでまかなっていたポジションに、スペシャリストを迎えることができ、これで弱点補強は完了でしょう。来季は、右SBアスピリクエタ、左にフェリペ・ルイス、CBにイヴァノヴィッチが入る機会も増えるでしょう。今季のプレミアリーグ優勝候補最右翼は、間違いなくモウリーニョ監督のチームです。

チェルシーは既に、4人めのアトレティコ・マドリード、チアゴ・メンデス獲得が確実ともいわれています。ひとつのクラブから4人引き抜き!? ここまでターゲットを定めた補強戦術は、過去になかったのではないでしょうか。策士モウリーニョ監督は、決別したレアル・マドリード憎しでライバルチームの選手をただ漁っているわけではなく、シメオネ監督の下で急激に成長したスペイン王者の面々が、実力の割に移籍金が安いことに目をつけたのでしょう。いや、これは、来季どうなるか楽しみです。いや、プレミアリーグの話ではなく、リーガ・エスパニョーラのほうです。ここまでやられても、運動量と戦術徹底度に優れたシメオネ監督のチームは、びくともしないのではないかと思いますが…。(フェリペ・ルイス 写真著作者/Carlos Delgado)

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“まさに「アトレティコ・ロンドン!」チェルシーがスペイン王者の左SB、フェリペ・ルイス獲得!” への1件のコメント

  1. 高校生グーな〜 より:

    公式サイトで発表されたんですか❓

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