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商談成立なら欧州でも優勝候補!マンチェスター・シティがオーバメヤン獲得に動く!?!

フンメルスはバイエルン・ミュンヘン、ギュンドアンはマンチェスター・シティに移籍決定。ムヒタリアンにもアーセナルでプレミアリーグデビューという噂があり、ドルトムントが完全に草刈り場と化しています。ローデやバルトラ、ミケル・メリノなど穴を埋める新戦力を既に獲得しているとはいえ、チームの背骨を2人も持っていかれたトゥヘル監督の新シーズンは、相当厳しいものになりそうです。そんな「泣きっ面にナントカ」状態だったドイツのNo.2に、追い撃ちをかけるような今回のニュース。ピエール=エメリク・オーバメヤンは、昨季ブンデスリーガで31試合25ゴールとレヴァンドフスキに次ぐ数字を叩き出した絶対的エース。彼を失えば、代わりの選手を連れてくるのは無理でしょう。イギリスメディア「スカイスポーツ」「デイリー・メール」に交渉を進めていると書かれたチームは、先にギュンドアンを抜いたマンチェスター・シティです。プレミアリーグ4位からの巻き返しを図るペップ・グアルディオラ監督は、ボニー・ウィルフリードとイヘアナチョでは駒不足と感じているのでしょう。

2011-12シーズンにサンテティエンヌで頭角を現わしたオーバメヤンは、2013年の夏にドルトムントに入団すると、3年でリーグ戦54ゴールを記録。13、16、25と年を経るごとに数字は跳ね上がっており、2015-16シーズンは開幕から8試合連続ゴールを決めて、新任だったトゥヘル監督の不安を払拭するロケットスタートに貢献しました。ファン・ペルシやティエリ・アンリがそうだったように、以前は「得点力のあるウイング」だったオーバメヤンも、CFへのコンバートでブレイクしたひとりです。縦へのスピ―ドを武器にカウンターでゴールを陥れるのはもちろん、最終ラインとの駆け引きや、空いたスペースを見つけて素早く入り込むセンスもまたワールドクラス。ガボンという小さな国の代表選手でなければ、次のワールドカップでは大会の主役となってもおかしくないストライカーです。

プレミアリーグやペップのサッカーに戸惑うことはないはずですが、セルヒオ・アグエロという超一流がいるチームゆえに、どういうフォーメーションになるのかに興味が湧きます。バイエルンのレヴァンドフスキとトマス・ミュラーをイメージすればいいのでしょうか。この商談が成立してしまえば、来季のマン・シティが負傷の多いエースストライカーの不在に悩まされることは格段に減るでしょう。

「ガーディアン」やスペインの「マルカ」は、マンチェスター・シティがアスレチック・ビルバオのDFアイメリック・ラポルテに契約解除金の5000万ユーロ(約63億円)を満額支払う見通しと報道。ペジェグリーニ時代はアグエロ、ヤヤ・トゥレ、コンパニ、ダヴィド・シルヴァの四天王から誰かがいなくなるとクオリティが落ちるチームでしたが、ギュンドアン、ラポルテ、オーバメヤンに加えてジョン・ストーンズまで押さえられれば、プレミアリーグの中堅や下位に簡単に取りこぼす不安定さを解消できるでしょう。オーバメヤンにはレアル・マドリードが狙っているという話もあり、5800万ポンド(約90億円)とお値段もワールドクラスになりそうですが、スアレス、レヴァンドフスキと並んで「どこへ行っても得点王争いができそうな選手」だけに、100億以内で決められれば御の字。スターリングの移籍金を思い出せば、安いものです。

マンチェスター・シティは、チャンピオンズリーグでは2試合ともゴールを奪えなかった欧州王者にリベンジを果たせるでしょうか。この夏の補強が成功し、ペップサッカーを早期にインストールできれば、新しいチームはプレミアリーグのみならず、欧州でも優勝候補に躍り出るのではないかと思います。隣のライバルチームのサポーターとしては、オーバメヤンをプレミアリーグで観たい気持ちが7割、「いきなり、そんなに強くならないで」といいたい気分が3割といった複雑な心境です。

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“商談成立なら欧州でも優勝候補!マンチェスター・シティがオーバメヤン獲得に動く!?!” への2件のフィードバック

  1. por より:

    好みの選手を選び放題なら、俺でも!と思っている指揮官何人いるんだろう…
    ペップのサッカーおもろいけど
    マンチーニさん、ペジェグリーニさんの面影も無くなると思うとそれはそれで寂しいですね〜笑

  2. yuto より:

    ギュンドアンが決まって、ラポルトとオーバメヤンにも具体的な話が出ますか・・とてもうらやましいです。
    アグエロとオーバメヤンの2トップ、もしくはスターリングも加えて3トップとなればディフェンスには脅威でしょう。
    カウンターのスピードなんかは凄そうですね 笑

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