イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

クロップ監督がオーバメヤン獲得を熱望…リヴァプールが6000万ポンド出すってホントですか!?

ブンデスリーガ128試合85ゴール、2016-17シーズンは32試合31ゴールで得点王…早押しのクイズなら、ここで正解が出るでしょう。ドルトムントの絶対的エース、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン。フランスメディア「ル・パリジャン」は、退団濃厚といわれていたワールドクラスとパリ・サンジェルマンの移籍交渉が破談になったと伝えています。記事が事実であれば、どうやらチャンスはプレミアリーグにまわってきたようで、手を挙げたのはリヴァプールとのこと。モハメド・サラーの3500万ポンドを渋ったといわれるクラブが、オーバメヤンの6100万ポンド(約86億4000万円)を二つ返事で払うとすれば、クロップ監督が何としてもほしいといったとしか考えられません(オーバメヤンがこの額ならモラタやムバッペは高すぎます…いや、その話は別な場で)。

獲るとなれば、ダニエル・スタリッジは売りに出されるのでしょう。アンカーにヘンダーソン、エムレ・ジャン、ルーカス。インサイドハーフにはワイナルドゥム、コウチーニョ、ララナ。サイドをサラー、マネ、オリギでまわして前線はオーバメヤンとフィルミーノ、ダニー・イングス。何とまあ、ぜいたくな。ウッドバーン、グルイッチ、スチュワートの成長をチェックしたければ、カラバオカップ(旧EFLカップ)を見逃すなということでしょうか。こんなスカッドが実現すれば、チャンピオンズリーグが俄然楽しみになります。

ここまで読んだリヴァプールサポーターの、「そうなればおもしろいですけどね…」というクールな視線を感じつつ、オーバメヤンの動きをモニタリングしていると報じられたもうひとつのプレミアリーグのクラブにも触れておきましょう。フランスメディアの記事を紹介した「スカイスポーツ」によると、マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラもガボン代表を激賞しているそうです。アグエロとガブリエウ・ジェズスがいるクラブが、このうえベンチに置けないストライカーを獲ってどうするのかと甚だ疑問ではありますが、プレミアリーグ122ゴールの10番放出などというアクロバティックがあるのでしょうか。イブラヒモヴィッチとモウリーニョ監督のような「クロップ&オーバメヤンが再タッグ結成!」のほうにロマンを感じつつ、いずれも6月にありがちな怪しげなニュースソースだったことを思い出し、正気に戻るのであります。

…すみません。売る方も獲る方も何らかの動きがあるわけでなく、信ぴょう性の低いニュースではありますが、実現したらおもしろい!と勢いでお伝えしてしまいました。前のめりにならないよう自戒しながら、続報を待ちたいと思います。まずはサラーですね。こちらは今週中に決まるという報道もあり、間違いなく大詰めです。

おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!


“クロップ監督がオーバメヤン獲得を熱望…リヴァプールが6000万ポンド出すってホントですか!?” への7件のフィードバック

  1. プレミアリーグ大好き! より:

    オーバメヤン、マネ、サラーの超速3トップ見たい笑

  2. what a hit より:

    超がつくベリーグッドなDFファン・ダイクを世にも間抜けな交渉術で逃した罪(?)はサラーだけでは許しません!サラーもまだゴニョゴニョやってるんですか…。FSGが28歳の選手に£61m出すとは考えにくいですが、ユニフォームはバカ売れ、注目度アップで放送回数激増(マッチデー収入とはこういう考えでよろしいですか?)、十二分に元は取れるはず。即決で獲るべきですが、最大の問題はドルトムントからリバプールはステップアップではな…

  3. nyonsuke より:

    更新お疲れ様です。

    オーバメヤンが退団という報道を聞いてから、何度も夢想した報道がついに現実となりましたが、いざ出てみると現実味がなさすぎてあまりテンションあがりませんね 笑。
    やはりどうしてもPSGという第一候補が消え、ムバッペに御執心なマドリーという状態とならば、クロップ→ドルトムント→オーバメヤンという構図でとりあえずリヴァプールと書いとけ的な作文に見えてしまいます。
    しかし、もし本当に芽があるならば一気に行くべきかと思います。
    レッズに足りないのは明らかに絶対的なCFという存在です。
    本当に6000万ポンド以上をつぎ込むのであれば、サラーやDFの補強はどうなるのかは心配ですが、オーバメヤンが獲れるならばとにかく行くべきと考えます。
    が…、まず実現しないでしょうね…。
    中国には絶対行って欲しくないので、ドルト残留ということもあるのではないでしょうか。

  4. makoto より:

    プレミアリーグ大好き!さん>
    怖い!(笑)

    what a hitさん>
    放送収入、マッチデー収入、スポンサー収入が三大柱で、ユニフォームはマッチデー、放送は放送ですね。私も、いけるなら即決で獲得!だと思います。

    nyonsukeさん>
    続報を待て!ですね。

  5. おはむ より:

    もしオバメヤン、サラーが加わったリバプール陣のゲーゲンプレス…
    怖すぎます。 ディフェンダーは絶対リバプールとやりたくないと思います。

  6. プレミアリーグ大好き! より:

    両クラブ共に信頼出来るソースが獲得に興味無しとの報道が出てきましたね。
    正直PSGが獲得候補に挙がった時も半信半疑だったのですが今オーバメヤンの獲得に動いてるクラブってあるんですかね。
    ビッグクラブはムバッペ、モラタ、ルカク、ラカゼットの方に目をむいていて何処も動いて無さそうな感じがします。

  7. K より:

    安く買えて維持費がそれなりでなければ要りません
    まぁエコーのJoe Rimmerも関心ないと話しました、オバメヤン側の作り話でしょうけど
    来季はPL 38.CL 12.EFLとFAで10の60試合前後で1ポジション5400分を想定してスカッドを作る必要があります
    フィルミーノは過去3年安定して3300分、スタリッジは1200~1700分出ていて国際大会ない年は出場多め。ソランケ、オリギで充分過ぎますね

    モレノ売却すればSBは1人分、ルーカス抜けた中盤とサイドアタッカーは1.5人分の出場時間が足りません
    CBはサコを放出しても1000分足りません。冬に取っても連携的に使えませんので4箇所で£120m〜150mが消えます
    補強費用は例年の£25mが2年分、放映権料の増収分で£50m、売却益で£50mの£150mくらい、よほど売却が上手く行かない限りは予算不足ですね
    1枠のCFで現状控えの5番手イングスなんて戦力外だからホームグロウンもギリギリになりますし
    今年でなくともファンダイクを強奪する資金は残しておきたいですし

プレミアリーグ大好き! へ返信するコメントをキャンセル