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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

大苦戦のスパーズ&マンチェスター・ユナイテッド…デッドラインデー直前ニュースを追跡!

デッドラインデーを控えて、最も困惑しているのはマウリシオ・ポチェッティーノとジョゼ・モウリーニョでしょう。トッテナムに移籍するといわれていたジャック・グリーリッシュは、アストン・ヴィラに新しいオーナーが来なければ、2500万ポンド(約35億7000万円)でプレミアリーグ復帰を実現させていたはずでした。アメリカ人の実業家ウェズ・エデンス氏と共同で経営権を握ったエジプトの富豪ナセフ・サウィリス氏は、「オファーは完全に拒否した」と宣言。グリーリッシュは約束を反故にされたと失望し、スパーズは移籍金を上乗せするほかに手立てがなくなっています。最終日の「逆転勝訴」は起こりえるのでしょうか。「スカイスポーツ」の移籍情報専門ブログ「Transfer Centre LIVE!」は、グリーリッシュは諦めていないと伝えるのみです。

スパーズと同様に、ワールドカップが始まる前から伝えられていた名前を決められないでいるのが、マンチェスター・ユナイテッドです。懸案のCBについて、週明けに48時間以内で決着するといわれていたアルデルヴァイレルトの名前は消えています。「バイエルンのジェローム・ボアテングのローン移籍を狙っている」「レスターのハリー・マグワイアを獲りにいっている」といったあたりが最新情報。ボアテングは、ドイツの「スカイ」が相思相愛といっているものの、過去1年半で27試合の欠場を余儀なくされた筋肉と腱が、激しいプレミアリーグで耐えられるのかが懸念材料です。

片やで、過去何度も平行線が伝えられたマグワイアの話が残っているのは、レスターがディナモ・ザグレブのベンコヴィッチを獲得したうえに、チャグラル・ソユンクまで押さえようとしているからです。以前にアーセナル入りが噂されていたソユンクについては、代理人のムスタファ・ドグル氏が「交渉中だが合意には至っていない」とコメントしています。マンチェスター・ユナイテッド入りを望んでいるといわれるマグワイアが、クラブを口説いた格好となるのでしょうか。残り19時間の成り行きに注目です。

クルトワ、ケパ、コヴァチッチを出入りさせる大商いをまとめたチェルシーに対して、マンチェスター・シティは静かにデッドラインデーを終えるようです。カラム・チャンバースをフラムにレンタルしたアーセナルは、ルーカス・ペレスをウェスハトムに売ろうとしています。リヴァプールのダニー・イングスは、クリスタル・パレスかセインツか。移籍金は2000万ポンドといわれており、商談成立となればシャキリ獲得分を回収しておつりが出ます。現在、イングランドは22時。夜が明ければ、いよいよデッドラインデーです。本日から明日にかけて、「BBC」の「Transfer Deadlineday Live」を追いかけてまいります。

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“大苦戦のスパーズ&マンチェスター・ユナイテッド…デッドラインデー直前ニュースを追跡!” への5件のフィードバック

  1. タムコップ より:

    ミスターシービーばりの大外まくりで差し切った形のチェルスキーに比べて、ゲートを失敗してしまって得意の大逃げの展開に持ち込めず手も足も出ないツインターボになってしまったスパーズとマンU、というとこでしょうか…。
    スパーズは新スタジアム建設費用の影響もあると思うので、今季の補強は例年に比べて大人しいとは思ってましたが、ユナイテッドが近年移籍市場でここまで苦戦したことがあったでしょうか?
    どうもピリッとしないユナイテッド、トップ4争いでも後手に回るのを覚悟しといた方が良いかもしれませんね。

  2. ペップの街 より:

    戦力比較をするとシティとレッズがほぼ互角で、トップ6の中では抜き出ているように思えます。次がマンUとスパーズ、チェルシー。アーセナルはチーム作りに時間かかりそう。
    スミマセン、完全なポジショントークでした。シティも開幕戦がアウェイで、もしやられたらアーセナルに勢いがつくかもしれないし。

  3. スパーズサポ より:

    ただでさえW杯組が疲れ切ってるのに補強ゼロとは…レヴィ会長を信じるしかないです

  4. xof ybot より:

    補強ゼロはまずいと思う
    チームが変わらないから対策を取られやすい
    若いチームだから伸び代はあるけどきついな

    —–
    一人も取れないとなると、レンタルバックやアカデミーからの引き上げくらいしかないですね
    ICCで何人か若手を試していたので、今季は前半戦から10代選手の大量抜擢が見られるかもしれません

    むしろこの補強ゼロを受けて他の選手が他リーグへの移籍を検討…なんて流れにならないかなあとぼんやり危惧してます。

  5. ゆうま より:

    スパーズの「欧州5大リーグで唯一補強しなかった」が実現したら
    「欧州5大リーグで唯一フィールドプレイヤーを補強しなかった」
    というアーセナルの不名誉な称号が払拭されるってことですねw

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