2025.02.07 FAカップ・リーグカップ2024-25FAカップ・リーグカップ
スパーズの最終ラインはレギュラー不在…ニューカッスルと戦うのは、4発圧勝のリヴァプール!
昨日のセント・ジェームズ・パークはニューカッスルがアーセナルを2‐0で下し、2試合トータル4‐0で決勝進出。2024‐25シーズンのカラバオカップは、残すところ2試合となりました。セミファイナルの2日めは、アンフィールドでリヴァプールVSトッテナム。ファーストレグは、ベルヴァルの1発でスパーズがアドバンテージを得ています。
ウェンブリーでニューカッスルが勝てば、国内カップの敗退は133回連続でストップ。1969年のインターシティーズ・フェアーズカップ以来、56年ぶりの戴冠となります。2007‐08シーズンのリーグカップを最後に、トロフィーに縁がないスパーズとの「悲願成就対決」を期待する気分がうっすらあったのですが、アンフィールドの先発リストを見た瞬間、レッズの勝利を確信しました。
GKはキンスキー、4バックはアーチー・グレイ、ケヴィン・ダンソ、ベン・デイヴィス、ジェド・スペンス。最終ラインのレギュラーがゼロで、サラー、ダルウィン・ヌニェス、ガクポ、ショボスライを止められるとは思えません。それにしても、厳しい試合でした。ロバートソンとガクポのきわどいグラウンダーが中央に入った7分の波状攻撃は、あっさり決まるかと思いました。
アーチー・グレイとクルゼフスキに着かれたガクポが、マークを外してクロスを上げたのは29分。ダルウィン・ヌニェスのヘッドは、キンスキーの正面でした。リヴァプールが初戦のビハインドを消したのは34分。イヴ・ビスマのミスパスを敵陣で拾ったフラーフェンベルフが、すかさず右サイドのサラーにつなぐと、左足のアウトにかけたクロスがファーに流れました。
右足のボレーを左隅に突き刺したのは、絶好調のコーディー・ガクポ。前半は1‐0のままで終わったものの、ポゼッションは73%対27%、シュートは11対1で、クルゼフスキの強引なミドルが左に逸れていっただけでした。後半も、当然のようにレッズペース。49分に右からボックスに転がしたサラーのパスは、ダルウィン・ヌニェスがGKより先に触れる絶妙なスピードでした。
キンスキーのグローブが足に触れた瞬間、大げさに挙げた両手が、「PKをもらいにいった」という表現の根拠です。サラーのキックは左のサイドネット。プレミアリーグで最も多くのPKをセーブしたファビアンスキでも、止められないコースです。63分には、カーティス・ジョーンズのパスをボックス左で受けたガクポのシュートが、ファーポストにヒットしています。
74分のフラーフェンベルフのミドルは、惜しくも左のポスト。勝負を決する3点めは、この直後でした。途中出場のマック・アリスターがドリブルで中央に上がり、優しい縦パスを出すと、ボックス手前で受けたのは右からスプリントしてきたブラッドリー。ダイレクトパスをもらったショボスライは、GKのポジションを見て右に流し込みました。
80分のCKをバックヘッドで決めたファン・ダイクは、86分にクアンサーとチェンジ。ロバートソンにキャプテンマークを託し、タッチラインに向かうCBを包む盛大な拍手は感動的でした。シュート数26対5、オンターゲット10対0と付け入る隙を見せなかったリヴァプールが4‐0で勝ち、ウェンブリーへのチケットを手に入れました。
負傷者10人を抱えるポステコグルー監督は、静かに敗戦を受け入れるしかありませんでした。4日前に獲得したばかりのダンソを先発させたうえに、足を痛めたリシャルリソンの代役としてマティス・テルをハーフタイムに投入させられる厳しい展開。バイエルンから来た19歳のFWは、シュートもドリブル成功もゼロで、デュエル3戦全敗という苦いデビューとなりました。
一方、ガクポ、サラー、ショボスライが次々と決めたリヴァプールは、カーティス・ジョーンズとフラーフェンベルフのパスワークも目を引きました。決勝で戦うニューカッスルは、セント・ジェームズ・パークのプレミアリーグでは3‐3のドロー。3月16日に開催されるウェンブリーのファイナルは、激戦必至です。
ウェンブリーでニューカッスルが勝てば、国内カップの敗退は133回連続でストップ。1969年のインターシティーズ・フェアーズカップ以来、56年ぶりの戴冠となります。2007‐08シーズンのリーグカップを最後に、トロフィーに縁がないスパーズとの「悲願成就対決」を期待する気分がうっすらあったのですが、アンフィールドの先発リストを見た瞬間、レッズの勝利を確信しました。
GKはキンスキー、4バックはアーチー・グレイ、ケヴィン・ダンソ、ベン・デイヴィス、ジェド・スペンス。最終ラインのレギュラーがゼロで、サラー、ダルウィン・ヌニェス、ガクポ、ショボスライを止められるとは思えません。それにしても、厳しい試合でした。ロバートソンとガクポのきわどいグラウンダーが中央に入った7分の波状攻撃は、あっさり決まるかと思いました。
アーチー・グレイとクルゼフスキに着かれたガクポが、マークを外してクロスを上げたのは29分。ダルウィン・ヌニェスのヘッドは、キンスキーの正面でした。リヴァプールが初戦のビハインドを消したのは34分。イヴ・ビスマのミスパスを敵陣で拾ったフラーフェンベルフが、すかさず右サイドのサラーにつなぐと、左足のアウトにかけたクロスがファーに流れました。
右足のボレーを左隅に突き刺したのは、絶好調のコーディー・ガクポ。前半は1‐0のままで終わったものの、ポゼッションは73%対27%、シュートは11対1で、クルゼフスキの強引なミドルが左に逸れていっただけでした。後半も、当然のようにレッズペース。49分に右からボックスに転がしたサラーのパスは、ダルウィン・ヌニェスがGKより先に触れる絶妙なスピードでした。
キンスキーのグローブが足に触れた瞬間、大げさに挙げた両手が、「PKをもらいにいった」という表現の根拠です。サラーのキックは左のサイドネット。プレミアリーグで最も多くのPKをセーブしたファビアンスキでも、止められないコースです。63分には、カーティス・ジョーンズのパスをボックス左で受けたガクポのシュートが、ファーポストにヒットしています。
74分のフラーフェンベルフのミドルは、惜しくも左のポスト。勝負を決する3点めは、この直後でした。途中出場のマック・アリスターがドリブルで中央に上がり、優しい縦パスを出すと、ボックス手前で受けたのは右からスプリントしてきたブラッドリー。ダイレクトパスをもらったショボスライは、GKのポジションを見て右に流し込みました。
80分のCKをバックヘッドで決めたファン・ダイクは、86分にクアンサーとチェンジ。ロバートソンにキャプテンマークを託し、タッチラインに向かうCBを包む盛大な拍手は感動的でした。シュート数26対5、オンターゲット10対0と付け入る隙を見せなかったリヴァプールが4‐0で勝ち、ウェンブリーへのチケットを手に入れました。
負傷者10人を抱えるポステコグルー監督は、静かに敗戦を受け入れるしかありませんでした。4日前に獲得したばかりのダンソを先発させたうえに、足を痛めたリシャルリソンの代役としてマティス・テルをハーフタイムに投入させられる厳しい展開。バイエルンから来た19歳のFWは、シュートもドリブル成功もゼロで、デュエル3戦全敗という苦いデビューとなりました。
一方、ガクポ、サラー、ショボスライが次々と決めたリヴァプールは、カーティス・ジョーンズとフラーフェンベルフのパスワークも目を引きました。決勝で戦うニューカッスルは、セント・ジェームズ・パークのプレミアリーグでは3‐3のドロー。3月16日に開催されるウェンブリーのファイナルは、激戦必至です。
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