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フレッジ退団決定、マグワイア移籍合意…マン・ユナイテッドが獲得をめざす3人のターゲット!

5200万ポンドの移籍金にふさわしい選手だったかと問われると、イエスとはいえないかもしれません。しかし、カゼミーロが加わった昨季は、ベンチスタートが多かったものの、公式戦56試合で6ゴール6アシストと入団以来最高のスタッツを残しました。マンチェスター・ユナイテッドの公式サイトが、オールド・トラフォードで5年を過ごしたフレッジの惜別のメッセージを配信しています。

フェネルバフチェが支払う移籍金は、1290万ポンド(約23億7000万円)。契約が残り1年となった30歳のMFとしては、まずまずというべきなのでしょう。とはいえ、3000万ポンドでアーセナルに加わり、2160万ポンドを残してドイツに旅立ったグラニト・ジャカが眩しく見えるのも確かです。昨季プレミアリーグでのパフォーマンスを比べると、黙ってうなずくしかありません。

マンチェスター・ユナイテッドは、ハリー・マグワイアもウェストハムと3000万ポンド(約55億円)で合意と伝えられています。「アスレティック」でこのクラブの特派員を務めるローリー・ウィットウェル記者によると、個人条件は交渉中。週給19万ポンドから10万ポンドに下がるのを前提に、売る側がどこまで差額をフォローするかが論点だそうです。

デヴィッド・モイーズは獲得を熱望しており、マグワイア自身もハマーズ移籍に前向きで、サラリーの問題が解決すればディールは成立。2人の売却候補が決着となれば、テン・ハフ監督とジョン・マータフFDは、中盤のファーストチョイスであるソフィアン・アムラバトと新たなCBの獲得に本腰を入れるはずです。

マン・ユナイテッドの特派員は、最終ラインのターゲットについて、バンジャマン・パヴァールとジャン=クレール・トディボといっています。バイエルンに所属する27歳のDFは、残り1年となった契約を更新するつもりがなく、この夏の退団が有力視されています。ジョン・マータフFDは、1月にもコンタクトを取っているのですが、このときは右SBとしての打診でした。

ワン=ビサカとスイッチしたいというクラブに対して、CBがやりたいと返ってきたためにもの別れに終わりましたが、負傷が多いヴァランとの競争に勝ってくれという話なら、違う結果になる可能性があります。フランスメディア「レキップ」は、2600万ポンド程度で手離すのではないかといっていますが、ハリー・ケインに大金を使ったクラブは吊り上げてくるかもしれません。

パヴァールとマグワイアの昨季のスタッツを比較すると、パスとロングフィードの成功率、90分あたりの空中戦とデュエルの勝利数、インターセプトの本数といった指標すべてでパヴァールが完勝。バイエルンでは右にまわされることが多かったということ以外に、元キャプテンからのアップグレードを疑う事実はありません。

一方、3月にフランス代表に初招集された23歳のトディボは、ニースが退団を受け入れる用意があると認めており、マグワイアの売却益と同等の額で獲得できそうです。190cmの長身ながらスピードがあり、ボールさばきも高評価。4年前のバルサで挫折を味わった選手ではあるものの、フランスでは「彼らが買い戻しオプションを付けなかったのは驚き」といわれています。

メイソン・マウント、オナナ、ホイルンドに加えて、アムラバトとパヴァールあるいはトディボ…派手さはないものの、将来が楽しみな補強です。「BBC」の評論家のTOP4予想では、2位が3人、3位が8人、4位は7人とバリバリのセカンドグループですが、春までワクワクさせてもらえればと秘かに期待しています。


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