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マン・ユナイテッドは何が変わったのか?現地メディアがアモリムとキャリックのスタッツを徹底比較!

ルーベン・アモリムが解任される直前の20節は、8勝7分5敗で6位。ブレントフォード、サンダーランドと1ポイント差で、ボトム10に転落してもおかしくない状況でした。22節のマンチェスターダービーから指揮を執ったマイケル・キャリックは、7勝2分1敗の快進撃で3位に浮上。攻守ともに好調のマンチェスター・ユナイテッドは、5位リヴァプールに6ポイント差を付けています。

ぎこちない3-4-2-1から、戦い慣れた4-2-3-1へ。最大の変化を問われたら、真っ先に挙げたくなるのはフォーメーションです。ブルーノ・フェルナンデスがトップ下に戻り、キープ力と突破力があるエンベウモが最前線に入ったことで、攻撃のバリエーションが広がりました。アマド・ディアロとメイヌーの強みを引き出したのも、キャリックの手柄のひとつです。

最終ラインと前線の枚数を変えた指揮官は、戦い方を抜本的に見直したようです。「アスレティック」のマーク・クリッチリー記者、コナー・オニール記者、マーク・ケアリー記者がアモリムとキャリックのスタッツを比較し、勝てるようになった理由をまとめています。最初に目につくのはパスワークの変化。キャリックの就任以来、ボールをキープする時間が長くなっています。

4バックにシフトしたマンチェスター・ユナイテッドは、10本以上のパスをつなぐシーケンスが増えました。アモリムのチームは1試合あたり9.7回、キャリックは12.2回。パスが増えるとローテンポになるのが通例ですが、攻撃のスピードはほとんど変わっていません。キャリックの布陣はコンパクトで、敵陣でボールをまわす頻度が高まっているからです。

アモリム時代は、1試合あたり77.2本。キャリックの下では90.2本です。攻めるエリアにも変化があり、左右均等だったアモリムに対して、キャリックは左サイドが26.2%で右サイドは47.6%。ルーク・ショーが後方に残ってCBをフォローし、ダロトがアマド・ディアロと連携しながらオーバーラップするシーンが目につきます。

クロスの本数も差があり、アモリムは1試合あたり17.1本で、キャリックは13.8本。今のマンチェスター・ユナイテッドは、クロスの2/3が右サイドから上がっています。左サイドにまわる機会が多いブルーノ・フェルナンデスが縦のボールを通し、直接打たせる形が多いからでしょう。シュートも明確に改善しており、ゴールにつながる率が10.3%から13.8%に上昇しています。

プレスのエリアを2メートルほど下げ、陣形をコンパクトに保つことによって、奪ったボールをつなげられるようになりました。アモリムの3-4-2-1では、広大なスペースをカバーしなければならなかったカゼミーロは、自陣でのパスミスやドリブルで抜かれるシーンが明らかに減っています。1試合あたりの決定機は1.3回から2.2回に増え、失点のxGは1.6から1.3に下がりました。

これまでの戦績と戦術を見ると、来季は正監督として指揮を執ってもらいたくなりますが、「キーマンを欠いても、レベルを落とさず戦えるのかどうか」は未知数です。マンチェスター・ユナイテッドは、経験値が高い監督を連れてくるのか、クラブのOBに未来を託すのか。2026-27シーズンはポチェッティーノと思っていたのですが、時が経つにつれてキャリックに傾いています。


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