アルゼンチン代表DF、吉田麻也のライバル、チェルシーの若手MF…プレミアリーグ開幕直前移籍ニュース!
先のワールドカップでは大会のベストイレブンに選ばれたロホは、本職はCBですが、スパルタク・モスクワでは左SBとして活躍したユーティリティーのあるプレイヤー。高い移籍金を考えればあまり想像したくはありませんが、ルーク・ショーにケガやスランプがあれば、サイドで起用されるケースもありそうです。187センチと上背があり、ヴィディッチの後継者として、セットプレーからのゴールも期待できます。
今季のプレミアリーグでは3バックで戦うと思われるマンチェスター・ユナイテッドは、CBが決定的に不足しており、ジョニー・エヴァンス、フィル・ジョーンズ、スモーリング以外は、成長力を期待するしかない若手のみ。最重要補強ポイントだけに、フンメルスやダレイ・ブリントといった代表クラスが入ってくれれば…と思っておりましたが、ブラジルでアルゼンチンの堅実な守備を支えたロホなら納得です。
ロホより早く発表がありそうなのは、今季主力選手を6人さらわれたサウサンプトン。人数的にはイーブンまで巻き返す6人めの補強を目論んでいるようです。こちらもイギリスの複数メディアが報じていますが、ターゲットとなっているのはルーマニア代表CBのフロリン・ガルドシュ。ルーマニアの老舗クラブ、ステアウア・ブカレスト所属の25歳ですが、最近は、ワールドカップに出場していない国のゲームまで観ていないので、代表キャップ11を数える194センチの長身CBの実力がどれほどのものなのかはわかりません。
デヤン・ロブレンの後釜という補強で、吉田麻也は、今季のプレミアリーグでもフォンテと定数1を争うことになるのでしょうか。既にクラブ間は合意し、メディカルチェックを受けたと報じられているので、「本人がマンチェスター・ユナイテッドに移籍したいといっている」とだけ伝えられているロホよりも、こちらのほうが精度は高いでしょう。
そして、ガルドシュよりさらに確度が高いのが、チェルシーのMFクリスティアン・アツのエヴァートンレンタル移籍です。こちらは、当事者のロベルト・マルティネス監督が、地元メディアに対して「クリスティアンの件はすべて合意した。詳細をつめて労働許可証を取るのに2~3日かかりそう」といっているので、プレミアリーグ開幕前に正式に発表があるでしょう。昨季はルカクがエヴァートンでプレイし、先ごろ完全移籍となりましたが、チェルシーとエヴァートンのつながりは厚そうですね。デュルフォーがバルセロナに戻り、ヨーロッパリーグに出場するクラブにしては攻撃的な選手の層が薄いエヴァートンなら、アツの出場機会も多くなりそうです。
今のところはリストアップ段階かと思われますが、ここにきて、アーセナルのCB獲得ニュースも熱を帯びてきており、移籍市場はさらに活気づいてまいりました。上記のお話だけでなく、中堅クラブも含めると、プレミアリーグ開幕直前の駆け込み移籍がいくつか、決まるものと思われます。マンチェスター・ユナイテッドはロホが決まれば、次は中盤センターとウインガーですね。ニュースあれば、引き続きお伝えしてまいりますので、ご期待ください。
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ロホはワールドカップ見る限りは最高でした。楽しみです。
プレミアリーグ大好き!さん>
私も、守備の前評判が悪かったアルゼンチンに、こんな選手がいたのかと思いました。ぜひ獲ってほしいですね。