名手ヴィクトル・バルデスがリヴァプール入団!? 自由契約ですぐに獲得できる意外な大物たち
つい半年前まで、バルセロナのゴールマウスを守っていたスペイン代表GKが、サブというポジションを受け入れるかどうか。スペイン紙によると、10月にメディカルチェックを受けるという話があるそうですが、もし決まれば、秋から試合数が増えるリヴァプールの守備陣は安心です。
この夏の移籍市場では、CBやセントラルMFを補強するといわれていたマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルが結局誰も獲らず、サポーターのみなさんはやきもきしていることでしょう。4バックならそれなりに枚数は確保できているマンチェスター・ユナイテッドに対して、アーセナルは頭数からして不安です。トップチームにいるのは、コシールニー、チャンバース、ドビュッシー、メルテザッカー、モンレアル、ギブスの6人。現在、ギブスがケガで戦列を離れているので、稼働しているのは5人です。若手にSBベジェリン、CBヘイデンという逸材がいるとはいえ、昨季大量にケガ人が発生したことを思い出せば、ほんとうは経験豊富な選手を押さえておきたいところでしょう。
先日、「スカイスポーツ」が、フリートランスファーとなって移籍先が決まっていない選手を、ベストイレブン形式で紹介していました。プレミアリーグの中小クラブなどで失敗した選手や、30歳を超えた下り坂の選手が多いのが正直なところですが、元代表の大物選手も何人かおり、うまく使えば機能してくれる可能性があります。アーセナルに限らず、戦力に不安のあるクラブは、リヴァプールのように自由契約の選手に目を向けるのもいいかもしれません。
顔ぶれとして挙がっていたのは、2年前のユーロでフランス代表の右SBとして出場していた34歳のレヴェイェール。同じポジションにドビュッシーがいたため、レギュラー獲得とまではいきませんでしたが、ワールドカップでベスト8に入る国での代表20キャップは、なかなかのキャリアです。DFでいえば、元ユーヴェのゼビナ、バレンシアやビジャレアルで活躍したマルチェナも浮いているようです。プレミアリーグ経験者では、以前にリヴァプールで左サイドを駆け上がっていたドッセーナと、昨季までWBAに所属していたウルグアイ代表CBルガーノ。もう終わった選手じゃないか、という方もいるかもしれませんが、彼らはマンチェスター・シティで今やレギュラーのデミチェリスと同じ33歳。うまくはまれば、もうひと花咲かせることも不可能ではないでしょう。
中盤より前の選手では、元ウエストハムの33歳、アルー・ディアラと、元チェルシーで34歳になったMFフローラン・マルダも空いているようです。そして掘り出し物は、ウーゴ・アルメイダ。ポルトガル代表で50試合以上に出場している30歳のFWに、なぜ買い手がつかなかったのかはわかりませんが、アルメイダの不遇を聞きつけたプレミアリーグ昇格組のレスター・シティが狙っているとのこと。昨季バレンシアで20試合10ゴールと活躍しながら、7月にプレミアリーグへの移籍希望を表明し、クラブを離れたFWジョナス・ゴンサルベスも、行き先が決まっていないようです。ヨーロッパじゅうにサッカークラブは無数にあるにも関わらず、それなりの実績がある選手がいいご縁が見つからない、ということもあるんですね。
引退寸前で拾われた選手が大活躍して、クラブはプレミアリーグ残留、あるいはCL・EL出場決定、などという話になれば、それはそれでワクワクしますね。どうですか?ヴェンゲル監督。WBAで契約延長できなかったというあたりは気になりますが、ルガーノなど、復活するかもしれませんよ。
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アーセナルはフリーになっているジェペスを狙っているらしいですが、38歳ですし不安しかないです笑
メルテザッカーとジェペスのコンビとか崩壊が容易に想像出来てしまいます(x_x)
レギュラーを脅かす実力、気概を持った選手が獲得できれば願ったり叶ったりですが、CBはKoscielny&Mertesacker組がレギュラーとして堅調なだけに、「サブ」の可能性を念頭に置いて入団してくる選手がどの程度いるのか。シーズン当初から、Arsenalの3番手のCB補強は難しいネゴシエーションになると思っていました。
ベンチウォーマーの可能性含みで実力派を押さえる一番の近道は、生臭い話ですが、キャッシュの上乗せです。ただし、ムッシュは、こういうやり口、嫌いというか、苦手そうですが…。
「人事を尽くして天命を待つ」のも仕事の「サブ」に、フリーのベテラン選手を獲ってくるのは、この線からいっても、合理的判断足りえます。それどころか、Luganoを押さえておくというのは現状、最善手かもしれません。なにせ他にもMario Yepes(38歳、いとうあさこ!)なんて噂もあるくらいで。
しかも、ムッシュの嗜好として、コッチの線の方がフィットしそうなんですよね。不敵な笑みで「ムフフ、彼には経験という何にも勝る武器がある」とかなんとか(笑)。
ifの典型ですが、Vermaelenは今シーズン“コンディションさえ整っていれば”、十分にレギュラー奪取のチャンスありと思っていたのですが、いち選手としては仕切り直ししたいところだったのでしょうか(実は昨シーズンのVermaelenの復帰待ちとSagnaのスライドは3番手CB問題の解決策としてはアリだったと考えています。危ない橋ではありましたが)。
以上、選手層と移籍交渉について、かねてからの問題意識と重なるところがあり、長々と乱文失礼しました。
バルデスの獲得はjスポーツで解説をされている粕谷さんもおっしゃるように「ミニョレに緊張感を与える」ためよい補強になりそうですね。ミニョレのセービング能力は大変素晴らしいのですが足元がちょっとねえ…(笑)彼がもう一歩上のレベルの選手になるにもバルデスから学び、競争することが必要かもしれませんね。
それからドッセーナ…懐かしい(笑)
08-09のOldTraffordユナイテッド戦でレイナからのロングキックをループシュートでファンデルサールの頭上を越して決めたシーンは今でも覚えてます。
過ってシルベストルとスキラシの駆け込み獲得が失敗したとはいえ、フェルマーレンとミケルを放出し、時間の余裕があっても、誰も獲れなかったのが解せません。
大体プレシーズン・マッチ時もミケルやヘイデンより、モンレアルを長時間CBで使ってましたから、怪しい気がしてました。ベンゲルは何を考えてるんでしょ。
W杯でベルギー代表のレギュラーだったファン・ブイテンはフリーでは?
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べんげるさん ASAPさん>
なるほど、ジェペスですか。ルガーノのほうがよさそうですよね。ラツィオに持っていかれる前に、ぜひ押さえておきたいところだと思います。
たこさん>
バルデス獲れれば、いろいろな意味でいいですよね。ドッセーナは、ホントに懐かしいです。思い出すのはイヤなシーンですが(笑)
londres nordさん>
ファン・ブイテンは引退したので、口説くのはかなり大変でしょう。
辛口コメントですが、あまりバルデスに魅力を感じません。CLでしか見ていませんが、安定感はあまりないですよね。反応は良いのでビックセーブはありますが…。代表のゴールマウスは常にカシージャスでしたし、CLの大一番で何度ポカをしたことか。まあ、経験値は高いですね。
Joeさん>
確かに、安定感というよりは、第5のDFをやれる、というタイプのGKかもしれませんね。