ウェルベックがついに移籍!…といっても、イングランド代表で食事を共にするグループの話です。
■北テーブル=10人
ジョー・ハート、ジェームズ・ミルナー(マンチェスター・シティ)、フィル・ジャギエルカ、レイトン・ベインズ(エヴァートン)、ジョーダン・ヘンダーソン、アダム・ララナ、ラヒム・スターリング、リッキー・リー・ランバート(リヴァプール)、ウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド)、ジョンジョ・シェルヴィ(スウォンジー)
■南テーブル=11人
フレイザー・フォースター、ナサニエル・クライン(サウサンプトン)、ガリー・ケイヒル(チェルシー)、キーラン・ギブス、カラム・チャンバース、アレックス・オックスレイド=チェンバレン、ジャック・ウィルシャー、ダニー・ウェルベック(アーセナル)、アンドロス・タウンゼント(トッテナム・ホットスパー)、ベン・フォスター(WBA)、ファビアン・デルフ(アストン・ヴィラ)
両方の人数を均等に揃えるなら、「スウォンジーは北」「アストン・ヴィラとWBAの、バーミンガムエリアは南」となりますが、実際のところはわからずとも、まあ、だいたいこれで合ってるでしょう。「南北のクラブに分かれている」などと聞くと、プレミアリーグの激しい競争環境や、モウリーニョ監督とペジェグリーニ監督の舌戦などのイメージから、「イングランド代表には派閥があるの!?」と妄想する人もいるかもしれません。しかし、下のギブスのコメントを読むと、南北間移籍はスムーズのようなので、「修学旅行の班分け」「合コンの最初の席決め」に近いものなのではないでしょうか。サッカー選手といえども、やっぱり人間。サラリーマン同様に人間関係、息抜き、親睦は大事です。
地域で分けるというのは、おいしいいお店や遊びにいくスポットの話ができたりするので、いいかもしれません。北テーブルのマンチェスターとリヴァプールは電車で片道1時間ぐらい。シェルヴィはリヴァプールの話題にはついていけます。最南端のサウサンプトンとロンドンは、東京と鎌倉、梅田と奈良ぐらいの感覚で少し遠いですが、両方の街を知る元クリスタル・パレスのクラインと、元セインツのチェンバレン、チャンバースがいます。フォスターとデルフはアストン・ヴィラとWBAなので、山手線の北と南ぐらいの距離しか離れておりません。タウンゼントは、バーミンガムの話なら、デルフに合わせられるでしょう。
というわけで、この話は、全員がプレミアリーグの選手で外国クラブ所属選手がいない、イングランド代表ならではのお話でした。それ自体がいいか悪いかはともかくとして。もとい、ウェルベックさん、満場一致の南テーブル移籍、おめでとうございます。同じクラブの選手が多いので、すぐに馴染めそうですね!
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ユナイテッドっていまルーニー一人しかいないんですね。それにけっこうびっくりしました。
リバサポさん>
フィル・ジョーンズが戻ってくれば2人、ですね。アーセナルの5人にもびっくりしますね。