【Arsenal×Burnley】圧倒的アーセナル、ウォルコット復帰戦を3-0快勝で祝福!
開始直後から、圧倒的なアーセナルペース。9分にウェルベックの落としを中央からカソルラが狙うと、12分にはアレクシス・サンチェスの短いパスを最前線で受けたウェルベックが、ドリブルで右に回り込んでクロスにシュート。このボールはDFに当たって先制できなかったものの、ガナーズの攻撃は流動的で、ゴールの予感がたっぷりです。同時刻にQPRと戦っていたチェルシー同様、前半のアーセナルの突破口は右サイド。チェンバレンとチャンバースがDFラインの裏を狙い、縦にえぐって中央に合わせる攻撃を繰り返します。
最初の45分でいちばん惜しかったのは、25分の右からの崩しです。アレクシス・サンチェスのスルーパスで縦に抜けたチェンバレンのグラウンダーは、走り込んできたカソルラにぴったりでしたが、右足ボレーはわずかにポストの右。33分、35分にはアレクシス・サンチェスがきわどいミドルシュートを連発し、バーンリー守備陣をゴール前に釘付けにします。バーンリーは、時折カウンターを仕掛けようとするものの、メルテザッカーとモンレアルのCBコンビが落ち着いて対応。唯一、中が空いたシーンもグラウンダーのクロスをフラミニが戻ってカットし、バーンリーはシュートを打てず。前半は0-0に終わったものの、この展開でアーセナルがノーゴールに終わるとは思えません。後半の興味は、「先制ゴールはいつ入るか」でした。
後半も一方的に攻め立てたガナーズでしたが、残り20分まで0-0を引っ張ります。フィニッシュがなかなか決まらないホームチームに、サポーターのみなさんはやきもきさせられたかもしれませんが、私は「いずれ入る」と確信しながらゲームを追っていました。右サイドを完全に支配したチェンバレンやチャンバースの献身的な上下動が実を結んだのは、70分。右からフリーのチェンバースが上げたプラスのクロスに、完璧なヘッドで合わせたのは170センチもないアレクシス・サンチェス!落下点に一気に入るスピードと、巧みにDFをブロックする体の入れ方はセンスの塊。1点をリードしたアーセナルは、忘れていたゴールの感覚を思い出したかのように、ここから怒涛の攻撃をみせます。
先制点からわずか2分後の72分、試合を決める2点めを叩き込んだのはカラム・チャンバース。CKのこぼれ球をウェルベックが右足で思い切り打ち込んだ1発目は、ゴールのなかにいたデヴィッド・ジョーンズに当たって跳ね返りますが、これを至近距離で拾ったチャンバースが右足でプッシュすると、バーンリーDFは触れず、ボールはネットを揺らします。セーフティリードを得た80分、グーナーが待ちに待った瞬間がやってまいりました。お役御免のチェンバレンとウェルベックが下がり、ポドルスキとともにピッチに登場したのは、9ヵ月ぶりのテオ・ウォルコット!
交代で入った2人のタレントは、5分もしないうちにさっそく魅せてくれました。84分、左CKをファーで受けたポドルスキのダイレクトシュートは、全く動けなかったGKヒートンの左手を直撃。1分後、ウォルコットの右からの長いクロスを、ファーサイドで合わせたポドルスキの強烈なボレーは左ポストを直撃!スコアは動かなかったものの、このまま攻めれば追加点は入るはずです。3点めは90分。中盤でカソルラとアレクシスが絡み、カソルラが左でギブスを走らせると、背番号3から出たきれいなグラウンダーを中央で受けたのは、空いたスペースを見つけて侵入していたアレクシス・サンチェス!チームの絶対的なエースは、DFを軽くかわすとGKヒートンの飛び出しより先にパスのようなシュートを流し込み、3-0として試合を終わらせました。
ボール支配率68%、シュート31本。バーンリーの腰が引けていたとはいえ、今日のアーセナルは安心して見ていられました。こういう試合は、手離しで喜んでハイ、次!でもいいのですが、あえて苦言を呈すならば、「もっと早く決めましょう」「あれだけシュートを打ったカソルラさんは、ひとつぐらいは決めましょう」ですね。次のプレミアリーグはやっかいなスウォンジーですが、ウォルコット復帰、カソルラの調子が上向き、ポドルスキも好調といい材料が揃ってきたので、ミッドウィークのチャンピオンズリーグ、アンデルレヒト戦はアレクシス・サンチェスを休ませられるのではないでしょうか。チェルシーとの勝ち点9差は詰まらなかったものの、いよいよアーセナルがプレミアリーグ4位に上がってきました。
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あのサンチェスのヘッドは、私が初めて見たW杯で衝撃を受けた94年のロマーリオのヘッドを彷彿とさせました。サンチェスには是非ともアーセナルのロマーリオになってもらいたい!素行は真似せずにですが…
このまま怪我人が続々と戻って来ると、クリスマス以降面白くなりそうです。ただしそれでも冬にDFに一人は取りたいところですね。
昨日の試合も、得点が入るまでは、煮え切らない内容でしたね。
守りを固めた相手を崩すのは難しいですが、それでも、サイドから単調なクロスを
上げるだけでは、得点が取れるはずもなく・・・、得点が入ってからは動きが断然
良くなりましたが、それまでオフザボールの動きが少なかった、と思います。
サンチェスが事実上トップ下のサンチェスシフト、ともいうべきでしょうか、
サンチェスを中心にチームを作ろうという意図が見受けられるのは喜ばしいこと
ですが、やっぱりアルテタ、フラミニのうちの1枚をラムジーか、ウィルシャーを
起用すれば、もう少し攻撃に厚みが出るように感じます(今は負傷上がりなので、
この二人なんでしょうが)、ボランチの枚数が少ない問題も解決できますしね。
とはいえ、ハル戦のような勝つべき試合に勝てないような状況からは脱しつつ
あるように思います、イマイチでも勝てるチェルシーには、追いつけないと思い
ますが、取りこぼし多かったので、とりあえずは2位を目指して欲しいですね。
グーナーですが。さん サッカー小僧!さん>
ハル・シティ戦、アンデルレヒト戦、サンダーランド戦に比べれば、ずいぶんよくなったと思います。カソルラやチェンバレンの動きの質がよかったのは、相手が弱かったという理由だけではないと思いました。ジルーも当初の見込みよりも早く戻ってきそうですし、おもしろくなってまいりました。
ところで、モンレアルのCB、今までになかったような前線への長いクロスがあったりして、おもしろいですね!
お久し振りです。
サンチェス半端ないですね。皆サンチェスに影響されて守備意識とか変わって行って欲しいです。
サンチェスのプレスは何であんなにもボールをからめとれ絡めとれるのでしょうか?
あと、モンレアルのCBやらされてる感凄いのにめっちゃ良いです!ギブスと同時に起用されてるのが新鮮ですね。いつも怪我による強制ターンオーバーでしたから。