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ホーム連敗、しかも惨敗…マンチェスター・ユナイテッドがあの監督にコンタクト⁉

エディソン・カバーニとアレックス・テレスの獲得が発表された翌日。複数のメディアが、「マンチェスター・ユナイテッドがマウリシオ・ポチェッティーノ監督とコンタクトを取った」「スールシャール監督は、厳しいプレッシャーにさらされている」と報じています。プレミアリーグ4節、オールド・トラフォードのトッテナム戦で1-6惨敗。マグワイアとバイリーは、ハリー・ケインとソン・フンミンを捕まえ切れずにミスを連発し、最終ラインに組織的な守備はありませんでした

30分にマルシアルがレッドカードをもらうと、攻めに転じられなくなった中盤の選手が強引なドリブルをカットされるシーンが増え、スパーズのサイドアタックを喰らい続けました。セルジュ・オーリエをフリーにし続けたのは、なぜなのか。ハーフタイムにマクトミネイとフレッジを投入し、大敗だけは避けようとした指揮官は、サイドの守り方を修正するよう指示したとは思えませんでした。プレミアリーグ開幕節のクリスタル・パレス戦に続くホーム連敗。何とか勝ったブライトン戦も、2-2ドローの寸前のラストプレーでモペイのハンドをVARに拾ってもらうきわどいゲームでした。

「デイリー・スター」は、マンチェスター・ユナイテッドがスパーズの前指揮官を招聘したがっているとレポート。「モウリーニョからポチェッティーノへのバトンタッチはスイッチングの痛みが生じるが、スールシャールからのシフトはスムーズ」と主張しています。ラシュフォードとグリーンウッドのカットインは、ノルウェー人監督のスタイルを踏襲。ブルーノ・フェルナンデスがトップのマルシアルを追い越してシュートを狙うシーンも今まで通りと想定しています。

大きな変化は、組織化されて強力になるハイプレスと、奪った後のスピーディーなリアクション。グラハム・ルースベン記者は、ポチェッティーノ体制で恩恵を受ける選手として、フレッジを挙げています。「アルゼンチンのコーチは、中盤のベースとして”press-breaking midfielder”をプレイさせるのを好む。自らボールを運んで深いポジションから攻撃を立ち上げ、ピッチの左右をカバーしてフルバックを守れるMFを必要とする。これらはブラジル人が果たせる役割で、彼がユナイテッドの中盤でレギュラーになっても驚くことではない」。SBを高い位置で機能させたいポチェッティーノ監督にとって、アレックス・テレスもうってつけの人材と評価しています。

トッテナムで若手を鍛え上げ、チャンピオンズリーグのファイナリストになった指揮官に任せれば、モウリーニョ時代から運動量不足が課題だったチームは劇的に変わるのではないでしょうか。サブの選手を活用できず、ファン・デ・ベークというタレントをベンチに置き続けているスールシャール監督に、リヴァプールを脅かすような組織力やマン・シティのようなコンセプチュアルなフットボールを求めるのは酷だと思います。

変えるなら、今でしょう。インターナショナルウイーク明けに開催されるプレミアリーグ5節のニューカッスル戦まで、10日という時間があります。6節からはチェルシー、アーセナル、エヴァートン。ベンチで頭を抱える姿をカメラに抜かれ続けている指揮官が、大型補強で確実にクオリティを高めている難敵たちを連破するという未来はイメージできません。

「エド・ウッドワードCEOはスールシャール解任に消極的」と伝える「デイリー・メール」は、ポチェッティーノへの打診は緊急事態に陥った時のための備えと解説していますが、1勝6敗となったらさすがに動くでしょう。選手たちを乗せるのがうまいスールシャール監督は、2ヵ月ぐらいなら勝ち続けることはできても、適材適所の用兵と戦術のバリエーションによって9か月を安定的に戦うのは難しいとわかったのではないでしょうか。

3年後を見据えれば、どちらの監督がいいのかは明白です。「2つは完敗、1勝は幸運」という結果を冷静に評価し、ジェイドン・サンチョに勝るとも劣らない「最強の新戦力」を獲得していただければと期待しています。


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“ホーム連敗、しかも惨敗…マンチェスター・ユナイテッドがあの監督にコンタクト⁉” への1件のコメント

  1. ユナイテッドファン より:

    個人的にはこれから強くなるには、監督のレベルアップは必須だと思っているのでポチェッティーノが監督になるのを望みます
    トットナムのときのようなソリッドなサッカーが見たいです

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