2020.11.11 チームの話題(全体・他クラブ)
8試合でPK8本ゲット!自らのプレミアリーグレコードを塗り替えたあのチームの「3J」に要注意!
無観客試合、アウェイ勝利の急増、サウサンプトンとアストン・ヴィラの躍進、ビッグ6の大敗連鎖…。過去2シーズンはリヴァプールとマンチェスター・シティのマッチレースだったプレミアリーグですが、2020-21シーズンは混戦模様で、今までにはなかったさまざまな異変が話題になっています。ゴール数の増加とハイレベルな得点王争いも、トピックスのひとつ。8節を消化した時点で、7ゴール以上が6人もいます。カルヴァート=ルーウィン、ソン・フンミン、モハメド・サラー、ジェイミー・ヴァーディーが8ゴールでTOPに並び、ハリー・ケインとパトリック・バンフォードが7ゴールをゲットして4人を追っています。
さて、本日は、プレミアリーグ2020-21シーズンの異変をもうひとつ紹介させていただきます。先に挙げた得点王候補たちのなかに、前代未聞のゴールゲッターがいるのをご存じでしょうか。開幕から7試合出場で、既にPK5発!昨季プレミアリーグ得点王のジェイミー・ヴァーディーです。これだけでも「怪挙」なのですが、レスターはエースがいない時間帯にティーレマンスが2つのPKを決めており、ヴァーディーはウルヴス戦で1本めを決めた後、2本めのチャンスをルイ・パトリシオに足でブロックされています。8試合で、PK8本をゲット。この数字がどれほどの異変なのか、過去のペースと比較してみましょう。
「スカイスポーツ」によると、昨季までのプレミアリーグレコードは、2015-16シーズンに優勝したレスターで20試合。2006-07シーズンのアーセナル、1994-95シーズンのブラックバーンと2019-20シーズンのマンチェスター・ユナイテッドが2位に並んでおり、今季のレスターは最速レコードを12試合も早めてしまいました。ヴァーディーは8ゴール中5ゴールがPK、ティーレマンスは3ゴールのうち2ゴール。バーンリー戦ではオウンゴールをもらっており、8節までの18ゴールのうち、8発までがPKとオウンゴールです。
最大のハイライトは、プレミアリーグ3節のマンチェスター・シティ戦です。一昨年の優勝チームを2-5で撃破した試合は、カイル・ウォーカー、エリック・ガルシア、バンジャマン・メンディと、異なるDFのファールで3つのPKをもらいました。最初の2本は、足を引っかけられたヴァーディーが自ら蹴っており、エースが退いた後にジェームズ・マディソンが倒されたPKはティーレマンスが枠に収めています。
これだけPKをもらうからには、ボックス内でのボールタッチが多いのかと思いきや、1試合あたり20.5回はリーグ9位。38試合で7つのPKをゲットした昨季のチームは26回で、ゴール前に侵入してパスをもらう機会は減少しています。オープンプレーで生み出したチャンスの数も、2019-20シーズンの1試合あたり9.2回から5.1回に減っており、クロード・ピュエルの戦術が守備的と批判された2018-19シーズンの8.1回を下回っています。
あるいは、このチームにはレフェリーに笛を吹かせるのがうまいトリックスターがいるのでしょうか。今季の8本について、ファールを受けた選手もチェックしておきましょう。開幕節のWBA戦の2発は、ジェイミー・ヴァーディーとジャームズ・ジャスティン。マン・シティ戦はヴァーディー、ヴァーディー、ジェームズ・マディソン。7節のリーズ戦はジェームズ・マディソンで、前節のウルヴス戦はデニス・プラートのクロスをマックス・キルマンが手で触った後、ライアン・エイト・ヌーリがジャスティンを引っかけています。
なるほど。ジェイミー、ジャームズ、ジェームズの「3J」に要注意ということがわかりました。このペースでPKをもらい続けると、昨季のニューカッスルの総ゴール数と並ぶ38本となり、ヴァーディーは2年連続で得点王に輝くはずです。ライバルクラブの最終ラインのみなさん、気をつけてください。3Jがもらいにいっているとはいいませんが、ヴァーディーの巧みなストップ・アンド・ゴーにうっかり足を出すと…!
さて、本日は、プレミアリーグ2020-21シーズンの異変をもうひとつ紹介させていただきます。先に挙げた得点王候補たちのなかに、前代未聞のゴールゲッターがいるのをご存じでしょうか。開幕から7試合出場で、既にPK5発!昨季プレミアリーグ得点王のジェイミー・ヴァーディーです。これだけでも「怪挙」なのですが、レスターはエースがいない時間帯にティーレマンスが2つのPKを決めており、ヴァーディーはウルヴス戦で1本めを決めた後、2本めのチャンスをルイ・パトリシオに足でブロックされています。8試合で、PK8本をゲット。この数字がどれほどの異変なのか、過去のペースと比較してみましょう。
「スカイスポーツ」によると、昨季までのプレミアリーグレコードは、2015-16シーズンに優勝したレスターで20試合。2006-07シーズンのアーセナル、1994-95シーズンのブラックバーンと2019-20シーズンのマンチェスター・ユナイテッドが2位に並んでおり、今季のレスターは最速レコードを12試合も早めてしまいました。ヴァーディーは8ゴール中5ゴールがPK、ティーレマンスは3ゴールのうち2ゴール。バーンリー戦ではオウンゴールをもらっており、8節までの18ゴールのうち、8発までがPKとオウンゴールです。
最大のハイライトは、プレミアリーグ3節のマンチェスター・シティ戦です。一昨年の優勝チームを2-5で撃破した試合は、カイル・ウォーカー、エリック・ガルシア、バンジャマン・メンディと、異なるDFのファールで3つのPKをもらいました。最初の2本は、足を引っかけられたヴァーディーが自ら蹴っており、エースが退いた後にジェームズ・マディソンが倒されたPKはティーレマンスが枠に収めています。
これだけPKをもらうからには、ボックス内でのボールタッチが多いのかと思いきや、1試合あたり20.5回はリーグ9位。38試合で7つのPKをゲットした昨季のチームは26回で、ゴール前に侵入してパスをもらう機会は減少しています。オープンプレーで生み出したチャンスの数も、2019-20シーズンの1試合あたり9.2回から5.1回に減っており、クロード・ピュエルの戦術が守備的と批判された2018-19シーズンの8.1回を下回っています。
あるいは、このチームにはレフェリーに笛を吹かせるのがうまいトリックスターがいるのでしょうか。今季の8本について、ファールを受けた選手もチェックしておきましょう。開幕節のWBA戦の2発は、ジェイミー・ヴァーディーとジャームズ・ジャスティン。マン・シティ戦はヴァーディー、ヴァーディー、ジェームズ・マディソン。7節のリーズ戦はジェームズ・マディソンで、前節のウルヴス戦はデニス・プラートのクロスをマックス・キルマンが手で触った後、ライアン・エイト・ヌーリがジャスティンを引っかけています。
なるほど。ジェイミー、ジャームズ、ジェームズの「3J」に要注意ということがわかりました。このペースでPKをもらい続けると、昨季のニューカッスルの総ゴール数と並ぶ38本となり、ヴァーディーは2年連続で得点王に輝くはずです。ライバルクラブの最終ラインのみなさん、気をつけてください。3Jがもらいにいっているとはいいませんが、ヴァーディーの巧みなストップ・アンド・ゴーにうっかり足を出すと…!
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なるほど。面白いデータですね。
こちらはデータではなくあくまで“印象”の問題ですが、
ハリーケイン、アグエロ、そしてヴァーディーは、ボックス内で少しでもフリーにしたら確実に枠内にシュートを飛ばしてくるイメージがあります。
各チームのDF達もそれが分かっていて、ボックス内で無理目なタックルをしてしまいPKになっちゃうのかなぁと思いました。
特にヴァーディーは鋭く素早くボックス内に飛び込んでくるので、ついつい慌てて引っかけてしまうのかなと。
あくまでも印象ですけどね。