2020.11.27 チャンピオンズリーグ2020-21チャンピオンズリーグ
最後はヴァーディー!追加タイムに追いついたレスター、ELラウンド32進出決定!
ヨーロッパリーググループステージ4節。モルデVSアーセナルを見ながら、同時刻開催のスポルティング・ブラガVSレスターの展開をチェックしていたのですが、残り20分でブラガが2-1でリード。アウェイのゾリャに0-1とリードを許していたAEKアテネが勝てなければ、レスターはドロー以上で決勝トーナメント進出決定という状況でした。ノルウェーで0-2と勝利に近づいていたアーセナルは、83分に18歳のフォラリン・バロガンが公式戦初ゴールをゲット。4連勝でラウンド32進出を決めたのを見届け、ポルトガルのゲームに目を移すと、レスターはスコアをイーブンに戻しており、どうやらグループステージ突破が決まったようです。
2-2…いや、3-3!? 一瞬、目を疑いました。エスタディオ・ムニシパル・デ・ブラガで開催された一戦は、ドラマティックな決着だったようです。ヴァーディー、ティーレマンス、ジェームズ・マディソンといった主力をベンチスタートとしていたブレンダン・ロジャース監督のチームは、どういう流れで勝ち点1をゲットしたのでしょうか。両チーム合わせて6発という乱打戦のゴールシーンを振り返ってみましょう。
開始4分、アーセナルによく似たシャツを着たホームチームがいきなり先制。強引なドリブルで中央をこじ開けようとしたメディロスがシュートをDFにぶつけると、ボックスの外に転がったボールをダイレクトで叩いたのはアリ・エルムスラティでした。左のサイドネットに吸い込まれた美しい一撃には、名手シュマイケルもお手上げです。レスターが追いついたのは9分。ドリブルで中央突破を図ったイヘアナチョはボックスの入り口でカットされますが、左にこぼれたボールにハーヴィー・バーンズが先着します。ニアポストとGKの間の狭いスペースを抜く強烈なシュートはパーフェクト。レギュラーポジションを得た22歳のアタッカーは、好調をキープしています。
押していたブラガが勝ち越したのは、24分でした。中央で縦パスを受けたオルタがジャスティンをかわしてラインの裏に抜けると、1対1になったシュマイケルがシュートコースをカット。右にかわした21番は、自分は打てないと判断してニアに入ったパウリーニョの足元に転がします。シュマイケルはボレーに対応できず、2-1。この直後に、右から斬り込んでGKマテウスと1対1になったウンデルは、左足のシュートを右手でブロックされ、同点のチャンスを逃してしまいました。
39分、パウリーニョの左足シュートをシュマイケルがファンブル。詰めたオルタのフィニッシュは決定的でしたが、シュマイケルが左手を振り上げてセーブし、チャンスを与えた責任を取りました。44分、左サイドを突破したセケイラのグラウンダーをパウリーニョがプッシュすると、シュマイケルが足でブロックするビッグセーブで追加点を許さず。前半を1点ビハインドで抑えた守護神も、劇的なドロー決着の立役者のひとりです。
後半に入り、左サイドを執拗に攻めるレスターは、クロスを味方に届けられません。60分にウンデルが右から放ったミドルは、マテウスがセーブ。ブランダン・ロジャースの勝負のカードは、62分にジェイミー・ヴァーディーとジェームズ・マディソンです。78分、ボックス左で切り返しを入れてエスガイオをかわしたジェームズ・マディソンのグラウンダーが、トーマスの足元に届いて2-2。このままいけば、レスターの勝ち抜けは当確だったのですが、90分に左サイドを崩され、スルーパスで抜け出したフランセルジオにゴールを許してしまいました。
4分と表示された追加タイムは終わり、いつ笛が鳴ってもおかしくない時間。ボックスの右コーナーにいたアヨゼ・ペレスの蹴り方を見れば、ファーにいた彼に決めさせようとしていたのがわかります。ボールは狙い通りにゴール前を横切り、トルメナを振り切ってフリーになった味方に届きました。左足で無人のゴールに流し込んだのは、ジェイミー・ヴァーディー!プレミアリーグで8戦8発のストライカーがドローに持ち込み、レスターのノックアウトラウンド進出を決めました。選手層が厚いとはいえないチームだけに、残り2試合をBチームで戦えるのは大きな収穫でしょう。ロジャース監督と選手たちの執念にテンションが上がった劇的な結末でした。グループステージ突破、おめでとうございます!
2-2…いや、3-3!? 一瞬、目を疑いました。エスタディオ・ムニシパル・デ・ブラガで開催された一戦は、ドラマティックな決着だったようです。ヴァーディー、ティーレマンス、ジェームズ・マディソンといった主力をベンチスタートとしていたブレンダン・ロジャース監督のチームは、どういう流れで勝ち点1をゲットしたのでしょうか。両チーム合わせて6発という乱打戦のゴールシーンを振り返ってみましょう。
開始4分、アーセナルによく似たシャツを着たホームチームがいきなり先制。強引なドリブルで中央をこじ開けようとしたメディロスがシュートをDFにぶつけると、ボックスの外に転がったボールをダイレクトで叩いたのはアリ・エルムスラティでした。左のサイドネットに吸い込まれた美しい一撃には、名手シュマイケルもお手上げです。レスターが追いついたのは9分。ドリブルで中央突破を図ったイヘアナチョはボックスの入り口でカットされますが、左にこぼれたボールにハーヴィー・バーンズが先着します。ニアポストとGKの間の狭いスペースを抜く強烈なシュートはパーフェクト。レギュラーポジションを得た22歳のアタッカーは、好調をキープしています。
押していたブラガが勝ち越したのは、24分でした。中央で縦パスを受けたオルタがジャスティンをかわしてラインの裏に抜けると、1対1になったシュマイケルがシュートコースをカット。右にかわした21番は、自分は打てないと判断してニアに入ったパウリーニョの足元に転がします。シュマイケルはボレーに対応できず、2-1。この直後に、右から斬り込んでGKマテウスと1対1になったウンデルは、左足のシュートを右手でブロックされ、同点のチャンスを逃してしまいました。
39分、パウリーニョの左足シュートをシュマイケルがファンブル。詰めたオルタのフィニッシュは決定的でしたが、シュマイケルが左手を振り上げてセーブし、チャンスを与えた責任を取りました。44分、左サイドを突破したセケイラのグラウンダーをパウリーニョがプッシュすると、シュマイケルが足でブロックするビッグセーブで追加点を許さず。前半を1点ビハインドで抑えた守護神も、劇的なドロー決着の立役者のひとりです。
後半に入り、左サイドを執拗に攻めるレスターは、クロスを味方に届けられません。60分にウンデルが右から放ったミドルは、マテウスがセーブ。ブランダン・ロジャースの勝負のカードは、62分にジェイミー・ヴァーディーとジェームズ・マディソンです。78分、ボックス左で切り返しを入れてエスガイオをかわしたジェームズ・マディソンのグラウンダーが、トーマスの足元に届いて2-2。このままいけば、レスターの勝ち抜けは当確だったのですが、90分に左サイドを崩され、スルーパスで抜け出したフランセルジオにゴールを許してしまいました。
4分と表示された追加タイムは終わり、いつ笛が鳴ってもおかしくない時間。ボックスの右コーナーにいたアヨゼ・ペレスの蹴り方を見れば、ファーにいた彼に決めさせようとしていたのがわかります。ボールは狙い通りにゴール前を横切り、トルメナを振り切ってフリーになった味方に届きました。左足で無人のゴールに流し込んだのは、ジェイミー・ヴァーディー!プレミアリーグで8戦8発のストライカーがドローに持ち込み、レスターのノックアウトラウンド進出を決めました。選手層が厚いとはいえないチームだけに、残り2試合をBチームで戦えるのは大きな収穫でしょう。ロジャース監督と選手たちの執念にテンションが上がった劇的な結末でした。グループステージ突破、おめでとうございます!
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