2021.03.03 プレミアリーグ観戦記プレミアリーグ観戦記2020-21
【MAN.CITY×Wolves】右からの猛攻で終盤3発!圧勝マン・シティは公式戦21連勝!
プレミアリーグ28節のマンチェスター・シティVSウルヴスは、首位を快走するペップと選手たちが、いかにして公式戦21連勝を決めるかを愉しむ試合としか思えませんでした。ヌーノ・エスピーリト・サント監督のチームは、昨季プレミアリーグでマン・シティ相手にダブルを達成していますが、ラウル・ヒメネスの離脱は激痛のアクシデント。トップに入ったアダマ・トラオレは、今季プレミアリーグで25試合に出場しながらノーゴールで、GKとの1対1を外しまくったミドルスブラ時代に戻ってしまったようです。セメドを前で使う苦しいチームに対する興味は、ゴールでも勝利でもなく、オンターゲットを打てるかどうかです。
GKエデルソン、DFカイル・ウォーカー、ルベン・ディアス、ラポルテ、ジョアン・カンセロ、MFロドリ、ベルナルド・シウヴァ、デブライネ、FWマフレズ、ガブリエウ・ジェズス、スターリング。ペップの11人は、納得の顔ぶれです。キックオフから1分40秒、デブライネのパスを受けたジョアン・カンセロがボックス左に斜めのスルーパス。ルイ・パトリシオと1対1になったスターリングは、左足のシュートを足にぶつけてしまいました。当然のように、主導権を握る水色のシャツ。10分のマフレズのクロスは、ポルトガルの守護神がスターリングの前でパンチしました。
ウルヴスの期待は、ペドロ・ネト。今季プレミアリーグで2168分出場は、21歳以下では最多ですが、直近10試合で1ゴールとひと頃の勢いを欠いています。依然としてマンチェスター・シティのハーフコートマッチ。先制ゴールは、15分でした。サイドチェンジを受けたマフレズが、縦に持ち込んで右足で折り返すと、スターリングと一緒にゴール前に走り込んだデンドンケルが自らのゴールに突き刺してしまいました。
リードしてから、後ろでまわす時間が長くなったホームチームは、スターリングとマフレズが前を向いてプレイできる形を創ろうとしています。31分にカウンターを仕掛けようとしたネトは、あっという間に3人に囲まれ、後方にドリブルさせられています。36分、スターリングのミスパスがネトの足元に入りますが、カイル・ウォーカーが素早く寄せてカット。ウルヴスが持つ時間が増えていますが、ファイナルサードに辿り着く前に奪われており、マン・シティのポゼッションは7割を超えています。
41分、ガブリエウ・ジェズスが敵陣で奪い、左に展開したチャンスは、スターリングとマフレズの連打を最終ラインがブロック。44分にマフレズのクロスをベルナルド・シウヴァが頭で逸らし、裏に走り込んだラポルテが押し込んだシーンは、VARがオフサイドを示しています。前半終了間際に、スターリングのシュートのリバウンドをベルナルド・シウヴァがヘッドで叩くと、ルイ・パトリシオが左に飛んでセーブ。こぼれ球に反応したレフティは、打ち上げてしまった瞬間に頭を抱えました。
前半のシュート数は6対0。後半もマン・シティがポゼッションをキープしています。51分、ジョアン・カンセロが斜めに入れたパスをスターリングがヒールで落とし、デブライネが右隅にシュートを放つと、ルイ・パトリシオが指先で触るビッグセーブ。54分にベルナルド・シウヴァのパスをもらったマフレズは、ボックス右で切り返しを入れて左足を振り抜きますが、右にダイブしたルイ・パトリシオが逆サイドに弾き出しました。
61分、ウルヴスのFKのキッカーはモウティーニョ。ゴール前に入ったボールを、倒れ込みながらゴールに収めたのはコーディーでした。チーム初のシュートが同点ゴール。すぐさま反撃に出たプレミアリーグ首位チームは、63分にロドリが右に浮かしたボールをガブリエウ・ジェススが胸で収めますが、角度のないところから放ったシュートはバーを越えてしまいました。2分後、ベルナルド・シウヴァのスルーパスでガブリエウ・ジェススが裏に抜けるも、右足の一撃はルイ・パトリシオが足でブロック。ペップ・グアルディオラに交代カードを切る気配は感じられません。
残り時間は20分。ウルヴスのカウンターがはまり始めていますが、アダマ・トラオレが再三放つシュートは枠にいきません。74分、右からのグラウンダーに反応したスターリングがヒールでコースを変えると、ボールはファーポストぎりぎりでアウト。80分、マフレズのスルーパスで右サイドのカイル・ウォーカーがフリーになり、高速グラウンダーがデンドンケルのかかとに当たってジェズスの前にこぼれました。左足のシュートが決まり、2-1!ペップはここでベルナルド・シウヴァをギュンドアンにスイッチ。勝負を決する3点めが決まったのは90分でした。
途中出場のオタソヴィーが自陣ボックス左で無謀なドリブル。ロドリが奪い、ギュンドアンからスターリングと中につながると、強引なドリブルのこぼれ球がマフレズの足元に転がり、左足のコントロールショットが左隅に吸い込まれました。93分、縦パスをもらってドリブルで進んだガブリエウ・ジェズスがギュンドアンに落とすと、右隅に飛んだミドルをルイ・パトリシオが何とかセーブ。前に落ちたボールに先着したジェズスが無人のゴールにプッシュしました。
終わってみれば、4-1圧勝。終盤の猛攻は、大半が右からの仕掛けでした。ホニー・カストロがファビオ・シルヴァに代わった後、CBとWBの連携が悪くなったのを見逃さなかったクレバーな勝利。ウルヴスのオンターゲットは、コーディーの1発だけでした。公式戦21連勝を達成したチームは、その間8失点しか喫しておらず、誰が出場してもクオリティが下がらない最終ラインに崩れる気配はありません。次はマンチェスターダービーですね。そろそろ、止めますか…。
GKエデルソン、DFカイル・ウォーカー、ルベン・ディアス、ラポルテ、ジョアン・カンセロ、MFロドリ、ベルナルド・シウヴァ、デブライネ、FWマフレズ、ガブリエウ・ジェズス、スターリング。ペップの11人は、納得の顔ぶれです。キックオフから1分40秒、デブライネのパスを受けたジョアン・カンセロがボックス左に斜めのスルーパス。ルイ・パトリシオと1対1になったスターリングは、左足のシュートを足にぶつけてしまいました。当然のように、主導権を握る水色のシャツ。10分のマフレズのクロスは、ポルトガルの守護神がスターリングの前でパンチしました。
ウルヴスの期待は、ペドロ・ネト。今季プレミアリーグで2168分出場は、21歳以下では最多ですが、直近10試合で1ゴールとひと頃の勢いを欠いています。依然としてマンチェスター・シティのハーフコートマッチ。先制ゴールは、15分でした。サイドチェンジを受けたマフレズが、縦に持ち込んで右足で折り返すと、スターリングと一緒にゴール前に走り込んだデンドンケルが自らのゴールに突き刺してしまいました。
リードしてから、後ろでまわす時間が長くなったホームチームは、スターリングとマフレズが前を向いてプレイできる形を創ろうとしています。31分にカウンターを仕掛けようとしたネトは、あっという間に3人に囲まれ、後方にドリブルさせられています。36分、スターリングのミスパスがネトの足元に入りますが、カイル・ウォーカーが素早く寄せてカット。ウルヴスが持つ時間が増えていますが、ファイナルサードに辿り着く前に奪われており、マン・シティのポゼッションは7割を超えています。
41分、ガブリエウ・ジェズスが敵陣で奪い、左に展開したチャンスは、スターリングとマフレズの連打を最終ラインがブロック。44分にマフレズのクロスをベルナルド・シウヴァが頭で逸らし、裏に走り込んだラポルテが押し込んだシーンは、VARがオフサイドを示しています。前半終了間際に、スターリングのシュートのリバウンドをベルナルド・シウヴァがヘッドで叩くと、ルイ・パトリシオが左に飛んでセーブ。こぼれ球に反応したレフティは、打ち上げてしまった瞬間に頭を抱えました。
前半のシュート数は6対0。後半もマン・シティがポゼッションをキープしています。51分、ジョアン・カンセロが斜めに入れたパスをスターリングがヒールで落とし、デブライネが右隅にシュートを放つと、ルイ・パトリシオが指先で触るビッグセーブ。54分にベルナルド・シウヴァのパスをもらったマフレズは、ボックス右で切り返しを入れて左足を振り抜きますが、右にダイブしたルイ・パトリシオが逆サイドに弾き出しました。
61分、ウルヴスのFKのキッカーはモウティーニョ。ゴール前に入ったボールを、倒れ込みながらゴールに収めたのはコーディーでした。チーム初のシュートが同点ゴール。すぐさま反撃に出たプレミアリーグ首位チームは、63分にロドリが右に浮かしたボールをガブリエウ・ジェススが胸で収めますが、角度のないところから放ったシュートはバーを越えてしまいました。2分後、ベルナルド・シウヴァのスルーパスでガブリエウ・ジェススが裏に抜けるも、右足の一撃はルイ・パトリシオが足でブロック。ペップ・グアルディオラに交代カードを切る気配は感じられません。
残り時間は20分。ウルヴスのカウンターがはまり始めていますが、アダマ・トラオレが再三放つシュートは枠にいきません。74分、右からのグラウンダーに反応したスターリングがヒールでコースを変えると、ボールはファーポストぎりぎりでアウト。80分、マフレズのスルーパスで右サイドのカイル・ウォーカーがフリーになり、高速グラウンダーがデンドンケルのかかとに当たってジェズスの前にこぼれました。左足のシュートが決まり、2-1!ペップはここでベルナルド・シウヴァをギュンドアンにスイッチ。勝負を決する3点めが決まったのは90分でした。
途中出場のオタソヴィーが自陣ボックス左で無謀なドリブル。ロドリが奪い、ギュンドアンからスターリングと中につながると、強引なドリブルのこぼれ球がマフレズの足元に転がり、左足のコントロールショットが左隅に吸い込まれました。93分、縦パスをもらってドリブルで進んだガブリエウ・ジェズスがギュンドアンに落とすと、右隅に飛んだミドルをルイ・パトリシオが何とかセーブ。前に落ちたボールに先着したジェズスが無人のゴールにプッシュしました。
終わってみれば、4-1圧勝。終盤の猛攻は、大半が右からの仕掛けでした。ホニー・カストロがファビオ・シルヴァに代わった後、CBとWBの連携が悪くなったのを見逃さなかったクレバーな勝利。ウルヴスのオンターゲットは、コーディーの1発だけでした。公式戦21連勝を達成したチームは、その間8失点しか喫しておらず、誰が出場してもクオリティが下がらない最終ラインに崩れる気配はありません。次はマンチェスターダービーですね。そろそろ、止めますか…。
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更新有難うございます。80分まではどっちに転ぶかわかりませんでした。トラオレは闘志剥き出しで頑張ってましたが髪型ほどの爆発とは行かなかったようです。終始責めまくったシティにウルブス守備陣も最後は力尽きた感じです。いよいよ次戦はマンチェスター・ダービー‼️結果を出したジェズスがCFに入るのか実績でアグエロなのか、楽しみです。