2021.03.04 チームの話題(全体・他クラブ)
やっぱり彼らがぶっちぎりの1位…プレミアリーグ20クラブ・負傷者の離脱日数ランキング!
「今季のプレミアリーグは負傷者が多いな…」と感じているのは、リヴァプールサポーターだけではないでしょう。「スカイスポーツ」が「Liverpool, Leicester and Crystal Palace top Premier League for current injuries」と題した記事で、プレミアリーグ全20クラブの負傷者の欠場日数ランキングを掲載しています。26節までの総日数を2019-20シーズンと比較すると、9.9%増加しているとのこと。ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、マティプがシーズンアウトの可能性大といわれるリヴァプールは、2位クリスタル・パレスを150日以上引き離す1029日で、ぶっちぎりのTOPです。
プレミアリーグ連覇をめざす王者が、前シーズンで主力だったCBを全く起用できないという展開は残念のひとこと。見方を変えれば、「この状態でTOP4争いに加われているのは、彼らが最強チームだからこそ」ともいえるのではないでしょうか。本職のDFだけでなく、ナビ・ケイタ、チアゴ・アルカンタラ、ジョッタ、ファビーニョ、ヘンダーソンがシフト制のように入れ替わりで抜けたのも不運でした。このうえは、CLで何とかベスト4まで勝ち抜いていただき、既にボールを蹴れるようになっているファン・ダイクが合流したチームでファイナルへ…と祈るばかりです。
レッズのすぐ下にいるクリスタル・パレスは、昨季の最終盤にガリー・ケイヒル、サコ、トムキンス、ファン・アーンホルトが負傷してしまい、1分7敗という散々な戦績でシーズンを終えたチーム。2020-21シーズンは、彼らが出遅れたうえにマーティン・ケリー、シュルップ、マッカーサー、ザハ、ウィッカムらが続々と離脱する厳しい展開となりました。主力のリタイアに加え、ジョルダン・アイェウとバチュアイが空回りしているなかで、13位で踏ん張っているロイ・ホジソン監督がブックメーカーの解任オッズで上位にいるのを見ると、いたたまれない気分になります。
【プレミアリーグ2020-21シーズン 負傷者日数ランキング】
1位/リヴァプール ⇒1029日
2位/クリスタル・パレス ⇒861日
3位/ニューカッスル ⇒760日
4位/サウサンプトン ⇒708日
5位/シェフィールド・ユナイテッド ⇒683日
6位/レスター ⇒680日
7位/バーンリー ⇒670日
8位/マンチェスター・シティ ⇒603日
9位/リーズ ⇒561日
10位/ブライトン ⇒557日
11位/WBA ⇒554日
12位/エヴァートン ⇒537日
13位/マンチェスター・ユナイテッド⇒493日
14位/ウェストハム ⇒470日
15位/トッテナム ⇒433日
16位/ウルヴス ⇒428日
17位/アストン・ヴィラ ⇒425日
18位/フラム ⇒413日
19位/アーセナル ⇒354日
20位/チェルシー ⇒276日
最終ラインにケガ人が集中したニューカッスル、ヴェステルゴーアやウォルコット、ロメウといったキーマンの負傷が激痛のサウサンプトンまでがTOP4。シェフィールド・ユナイテッドの最下位転落は、オコネルとリス・ムセの不在によるところが大きいのではないでしょうか。6位のレスターは、アヨゼ・ペレス、デニス・プラート、フォファナ、ジェームズ・マディソン、ジェイミー・ヴァーディーと負傷者続出。ジャスティン、ハーヴィー・バーンズ、ウェズ・モーガン、ジョニー・エヴァンスは、復帰まで時間がかかる見通しです。
総勢9人はリヴァプールをひとつ上回り、クリスタル・パレスと並んで現在のTOP。昨季と同様に、最終盤でCL出場権を得られるポジションを手離してしまうかもしれません。ブレンダン・ロジャース率いるチームを引きずり下ろしたいロンドン勢は、チェルシーが最下位の20位(現在は2人)、アーセナルが354日(1人)で19位、トッテナムは433日(1人)で15位とほとんど影響なし。4人が負傷しているマンチェスター・ユナイテッドは、カバーニとポグバが近日中に戻ってくる予定で、6人アウトのエヴァートンは10日以内に全員が揃います。
「スカイスポーツ」でデータ分析を担当しているアダム・スミス記者は、各チームの1試合あたりのローテーション率(=前の試合に不在だった出場選手数)を算出し、負傷者の延べ日数との相関をリサーチしています。1試合あたり6.2人をスイッチしているトッテナム、5.7人のアーセナル、4.8人のマンチェスター勢がTOP4ですが、彼らの特徴は「ヨーロッパリーグもしくはチャンピオンズリーグで弱いクラブと同居」「国内カップで上位進出」のいずれかを満たしていることです。試合によって相手の強弱が変動すれば、おのずと選手の入れ替えは激しくなります。
負傷者の離脱日数とローテーション率は緩やかにリンクしているのですが、明確な相関とはいえないレベルです。ローテーションが2.1人と最も少ないリーズは、負傷者は9位。ローテーションは3.9人で中位のレッズは悪夢のなかにいます。2019-20シーズンのチャンピオンズリーグを3月に終え、6月末には優勝を決めていたクロップ監督のチームは、次のシーズンに向けての準備期間が最も長かったチームといっても過言ではありません。
シーズン前の準備がスムーズだったかどうかという視点はあれど、結局は運によるところが大きいのでしょう。ファン・ダイクやラウル・ヒメネスのリタイアは、本人たちにはどうにもできないアクシデントでした。
プレミアリーグ連覇をめざす王者が、前シーズンで主力だったCBを全く起用できないという展開は残念のひとこと。見方を変えれば、「この状態でTOP4争いに加われているのは、彼らが最強チームだからこそ」ともいえるのではないでしょうか。本職のDFだけでなく、ナビ・ケイタ、チアゴ・アルカンタラ、ジョッタ、ファビーニョ、ヘンダーソンがシフト制のように入れ替わりで抜けたのも不運でした。このうえは、CLで何とかベスト4まで勝ち抜いていただき、既にボールを蹴れるようになっているファン・ダイクが合流したチームでファイナルへ…と祈るばかりです。
レッズのすぐ下にいるクリスタル・パレスは、昨季の最終盤にガリー・ケイヒル、サコ、トムキンス、ファン・アーンホルトが負傷してしまい、1分7敗という散々な戦績でシーズンを終えたチーム。2020-21シーズンは、彼らが出遅れたうえにマーティン・ケリー、シュルップ、マッカーサー、ザハ、ウィッカムらが続々と離脱する厳しい展開となりました。主力のリタイアに加え、ジョルダン・アイェウとバチュアイが空回りしているなかで、13位で踏ん張っているロイ・ホジソン監督がブックメーカーの解任オッズで上位にいるのを見ると、いたたまれない気分になります。
【プレミアリーグ2020-21シーズン 負傷者日数ランキング】
1位/リヴァプール ⇒1029日
2位/クリスタル・パレス ⇒861日
3位/ニューカッスル ⇒760日
4位/サウサンプトン ⇒708日
5位/シェフィールド・ユナイテッド ⇒683日
6位/レスター ⇒680日
7位/バーンリー ⇒670日
8位/マンチェスター・シティ ⇒603日
9位/リーズ ⇒561日
10位/ブライトン ⇒557日
11位/WBA ⇒554日
12位/エヴァートン ⇒537日
13位/マンチェスター・ユナイテッド⇒493日
14位/ウェストハム ⇒470日
15位/トッテナム ⇒433日
16位/ウルヴス ⇒428日
17位/アストン・ヴィラ ⇒425日
18位/フラム ⇒413日
19位/アーセナル ⇒354日
20位/チェルシー ⇒276日
最終ラインにケガ人が集中したニューカッスル、ヴェステルゴーアやウォルコット、ロメウといったキーマンの負傷が激痛のサウサンプトンまでがTOP4。シェフィールド・ユナイテッドの最下位転落は、オコネルとリス・ムセの不在によるところが大きいのではないでしょうか。6位のレスターは、アヨゼ・ペレス、デニス・プラート、フォファナ、ジェームズ・マディソン、ジェイミー・ヴァーディーと負傷者続出。ジャスティン、ハーヴィー・バーンズ、ウェズ・モーガン、ジョニー・エヴァンスは、復帰まで時間がかかる見通しです。
総勢9人はリヴァプールをひとつ上回り、クリスタル・パレスと並んで現在のTOP。昨季と同様に、最終盤でCL出場権を得られるポジションを手離してしまうかもしれません。ブレンダン・ロジャース率いるチームを引きずり下ろしたいロンドン勢は、チェルシーが最下位の20位(現在は2人)、アーセナルが354日(1人)で19位、トッテナムは433日(1人)で15位とほとんど影響なし。4人が負傷しているマンチェスター・ユナイテッドは、カバーニとポグバが近日中に戻ってくる予定で、6人アウトのエヴァートンは10日以内に全員が揃います。
「スカイスポーツ」でデータ分析を担当しているアダム・スミス記者は、各チームの1試合あたりのローテーション率(=前の試合に不在だった出場選手数)を算出し、負傷者の延べ日数との相関をリサーチしています。1試合あたり6.2人をスイッチしているトッテナム、5.7人のアーセナル、4.8人のマンチェスター勢がTOP4ですが、彼らの特徴は「ヨーロッパリーグもしくはチャンピオンズリーグで弱いクラブと同居」「国内カップで上位進出」のいずれかを満たしていることです。試合によって相手の強弱が変動すれば、おのずと選手の入れ替えは激しくなります。
負傷者の離脱日数とローテーション率は緩やかにリンクしているのですが、明確な相関とはいえないレベルです。ローテーションが2.1人と最も少ないリーズは、負傷者は9位。ローテーションは3.9人で中位のレッズは悪夢のなかにいます。2019-20シーズンのチャンピオンズリーグを3月に終え、6月末には優勝を決めていたクロップ監督のチームは、次のシーズンに向けての準備期間が最も長かったチームといっても過言ではありません。
シーズン前の準備がスムーズだったかどうかという視点はあれど、結局は運によるところが大きいのでしょう。ファン・ダイクやラウル・ヒメネスのリタイアは、本人たちにはどうにもできないアクシデントでした。
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いつも更新ありがとうございます。
夜戦病院界で密かに心の支えにしていたレスター先輩との日数の差に愕然としております。
コロナと過密日程と負傷離脱が影を落とした重いシーズンですが、かくなる上はマンシテイにはどこまでも行っていただき、歴史的な快走の華やかな記憶に塗り替えて欲しいです。
過密日程と言えば試合が多すぎてキャッチアップ出来ないのですが、BIG6+αを漏れなくカバーし加工発信し続けてくださるmakotoさんに驚愕しております。もしかして複数人いらっしゃいますか?笑