2021.03.24 監督トピックス
負傷者続出…リベンジなるか!? CL出場権とFAカップ初戴冠をめざすブレンダン・ロジャースの足跡。
レスターにやってきたのは、2019年2月26日。初年度のプレミアリーグを6勝2敗3分で終え、12位だったチームを9位に押し上げると、ブレンダン・ロジャースはCL出場権を争えるチームづくりに着手しました。ステップアップのカギを握るのは、前年の夏に加わったジェームズ・マディソン、ジョニー・エヴァンス、チャグラル・ソユンチュと、1月にローンで獲得したユーリ・ティーレマンス。夏のマーケットでマグワイアや岡崎慎司を手離したマネージャーとクラブは、ティーレマンスを完全移籍に切り替え、ジャスティン、デニス・プラート、アヨゼ・ペレスを引き入れました。
セルティックで2シーズン連続トレブルという偉業を成し遂げた指揮官のチームは、バーンリーに2-1で競り勝った9節から8連勝で、プレミアリーグ2位にジャンプアップ。エースのジェイミー・ヴァーディーは、8試合連続ゴールでトータル12発という無双状態でした。リヴァプールとマンチェスター・シティには完敗したものの、前半戦は12勝3分4敗で2位をキープ。コロナウイルスによるパンデミックで中断となるまでは3位だったのですが、6月の再開後は2勝3分4敗と振るわず、チェルシーにかわされて5位でフィニッシュしました。
エンディディ、ティーレマンス、ソユンチュ、ジェームズ・マディソン、ハーヴィー・バーンズといったヤングスターたちを成長させたロジャース監督は、今年はいけるという手応えを感じていたのではないでしょうか。チルウェルをチェルシーに持っていかれたのは激痛でしたが、穴を埋めるカスターニュのほかに獲得したのは、サンテティエンヌで大器と評されていた19歳のCBフォファナだけでした。
前年の失敗を繰り返したくない2020-21シーズン。ウェストハム、アストン・ヴィラといった好調の伏兵に足をすくわれながらも、マン・シティ、アーセナル、チェルシーを撃破し、12勝2分5敗の3位で前半戦を終えました。前年の後半戦は6勝5分8敗。主力の離脱と息切れを避けたかった指揮官は、またもや続出した負傷者に悩まされることになります。
FAカップ5回戦のブライトン戦で、プレミアリーグ全試合出場だったジャスティンが前十字靭帯断裂という重傷を負ってシーズンアウト。25節のアストン・ヴィラ戦でジェームズ・マディソンが腰痛を再発させてしまい、次節のアーセナル戦ではハーヴィー・バーンズが膝を痛めて担架で運ばれました。アヨセ・ペレス、フォファナ、デニス・プラート、ウェズ・モーガンも使えなくなっていたロジャース監督は、ウンデルとリカルド・ペレイラまで失いました。
アマーティ、カスターニュ、トーマス、ナンパリス・メンディ、チョードリーをうまく使い、難しい後半戦を5勝3分2敗で切り抜けているロジャーズ監督は、5位ウェストハムに7ポイント差の3位をキープしています。残り9試合となりましたが、ラスト3試合はマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、トッテナムとシックスポインター3連発で、息をつく暇はありません。明るい材料は、4戦7発と確変中のイヘアナチョと、プレミアリーグ23試合8ゴール7アシストの大黒柱ジェームズ・マディソンの復帰。インターナショナルマッチウィーク明けのマン・シティ戦でポイントをゲットできれば、一気に視界が開けそうです。
大量の負傷者を抱えながら、プレミアリーグ3位とFAカップ準決勝進出という成果を出しているブレンダン・ロジャースは、CL出場権とクラブ史上初のFAカップ制覇を果たせば、ペップやデヴィッド・モイーズを抑えて最優秀監督の座を手に入れるのではないでしょうか。就任以来のプレミアリーグ78試合は41勝15分22敗で、同時期のアーセナルの31勝22分25敗を23ポイントも引き離す好成績。2シーズン連続の5位以内が実現すれば、レスターにとっては92年ぶりの快挙となります。
リヴァプールを解任された後、スコットランドで英雄となり、プレミアリーグ復帰でマネージャーとしての力量を見せつけているブレンダン・ロジャース。レスターのベンチで自信に満ちた顔を見つけると、あの2人も後に続いてほしいと未来に思いを馳せるようになりました。チェルシーを去ったフランク・ランパードと、グラスゴー・レンジャースで無敗優勝を成し遂げたスティーヴン・ジェラード。ぜひ、もう一度プレミアリーグへ。
セルティックで2シーズン連続トレブルという偉業を成し遂げた指揮官のチームは、バーンリーに2-1で競り勝った9節から8連勝で、プレミアリーグ2位にジャンプアップ。エースのジェイミー・ヴァーディーは、8試合連続ゴールでトータル12発という無双状態でした。リヴァプールとマンチェスター・シティには完敗したものの、前半戦は12勝3分4敗で2位をキープ。コロナウイルスによるパンデミックで中断となるまでは3位だったのですが、6月の再開後は2勝3分4敗と振るわず、チェルシーにかわされて5位でフィニッシュしました。
エンディディ、ティーレマンス、ソユンチュ、ジェームズ・マディソン、ハーヴィー・バーンズといったヤングスターたちを成長させたロジャース監督は、今年はいけるという手応えを感じていたのではないでしょうか。チルウェルをチェルシーに持っていかれたのは激痛でしたが、穴を埋めるカスターニュのほかに獲得したのは、サンテティエンヌで大器と評されていた19歳のCBフォファナだけでした。
前年の失敗を繰り返したくない2020-21シーズン。ウェストハム、アストン・ヴィラといった好調の伏兵に足をすくわれながらも、マン・シティ、アーセナル、チェルシーを撃破し、12勝2分5敗の3位で前半戦を終えました。前年の後半戦は6勝5分8敗。主力の離脱と息切れを避けたかった指揮官は、またもや続出した負傷者に悩まされることになります。
FAカップ5回戦のブライトン戦で、プレミアリーグ全試合出場だったジャスティンが前十字靭帯断裂という重傷を負ってシーズンアウト。25節のアストン・ヴィラ戦でジェームズ・マディソンが腰痛を再発させてしまい、次節のアーセナル戦ではハーヴィー・バーンズが膝を痛めて担架で運ばれました。アヨセ・ペレス、フォファナ、デニス・プラート、ウェズ・モーガンも使えなくなっていたロジャース監督は、ウンデルとリカルド・ペレイラまで失いました。
アマーティ、カスターニュ、トーマス、ナンパリス・メンディ、チョードリーをうまく使い、難しい後半戦を5勝3分2敗で切り抜けているロジャーズ監督は、5位ウェストハムに7ポイント差の3位をキープしています。残り9試合となりましたが、ラスト3試合はマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、トッテナムとシックスポインター3連発で、息をつく暇はありません。明るい材料は、4戦7発と確変中のイヘアナチョと、プレミアリーグ23試合8ゴール7アシストの大黒柱ジェームズ・マディソンの復帰。インターナショナルマッチウィーク明けのマン・シティ戦でポイントをゲットできれば、一気に視界が開けそうです。
大量の負傷者を抱えながら、プレミアリーグ3位とFAカップ準決勝進出という成果を出しているブレンダン・ロジャースは、CL出場権とクラブ史上初のFAカップ制覇を果たせば、ペップやデヴィッド・モイーズを抑えて最優秀監督の座を手に入れるのではないでしょうか。就任以来のプレミアリーグ78試合は41勝15分22敗で、同時期のアーセナルの31勝22分25敗を23ポイントも引き離す好成績。2シーズン連続の5位以内が実現すれば、レスターにとっては92年ぶりの快挙となります。
リヴァプールを解任された後、スコットランドで英雄となり、プレミアリーグ復帰でマネージャーとしての力量を見せつけているブレンダン・ロジャース。レスターのベンチで自信に満ちた顔を見つけると、あの2人も後に続いてほしいと未来に思いを馳せるようになりました。チェルシーを去ったフランク・ランパードと、グラスゴー・レンジャースで無敗優勝を成し遂げたスティーヴン・ジェラード。ぜひ、もう一度プレミアリーグへ。
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