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偏愛的プレミアリーグ見聞録

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【WBA×Arsenal】 絶好調ロシツキ2発!しかし…アーセナル冷や汗の勝ち点3

もう勝ち点を1点たりとも落とせないアーセナル。昨夜は、やっかいなWBAとのアウェイ戦を1-2の勝利で切り抜けました。文句なしのMVPは、トマシュ・ロシツキ。20分、左サイドに流れたボールをこちらも好調なジェルビーニョがキープ。縦に抜けると見せかけ、右足でピンポイントの速いクロスを中央へフィード。これに合わせたロシツキのヘッドがゴール左隅にまっすぐ突き刺さり、いい時間帯で先制点を挙げました。

前半は終始アーセナルペースでしたが、例によってボールは支配するもののなかなかシュートまでいきません。惜しかったのが43分。カソルラがゴール正面からジルーにスルーパス。ジルーは一瞬抜け出すも、すぐにDFに張りつかれてシュートを打てず、ヒールで落とします。ここに入ってきたラムジーでしたが、シュートを枠に決めることができず。いい位置にトラップしたのに、なぜミスキックしたのか…。絶好のチャンスを外したアーセナルは、ゲームを掌握しながらも最少点差で後半に臨むことになります。

しかし後半、開始間もない最高の時間帯に追加点が入ります。決めたのは、またもロシツキ。右サイドから走り込んで、ペナルティエリア左から強烈なミドルシュート!GKは弾くのが精一杯で、そのこぼれ球を確実に押し込み0-2。楽勝ムードで試合を進めたアーセナルでしたが、70分に事件が発生します。

ロングボールから裏を取られたメルテザッカーが、やってはいけない場所で、やってはいけないスライディング。2点勝っているゲームで、そこまでリスキーなプレイを選ぶ必要があったのか…。レッドカードとPKのセットという最悪のジャッジを受け、モリソンに決められ1-2。WBAが完全に息を吹き返します。

ここからの20分は長かった!ジェルビーニョ、ロシツキ、カソルラと好調な順番に前線の選手を下げ、ヴェルマーレン、ギブス、コケリンを投入するという完全ディフェンスモードでWBAの攻撃をかわしにいきますが、相手は一時はヨーロッパリーグ出場圏内にいたほどのチームです。簡単には折れてくれません。後半から入ったルカクを中心にビッグチャンスを連続で作られ、追いつかれる寸前でしたが、前半は不安定だったGKファビアンスキがうまくさばき、何とか試合終了。今日、難敵エヴァートンと戦うトッテナムに強烈なプレッシャーとなるこの勝ち点3は大きい!

この後、ホームでノーウィッチ、エヴァートン、アウェイでフラムとロンドンでのゲームが続くアーセナル。メルテザッカーを1試合欠くことになりそうですが、ヴェルマーレンがいるので、さほどの心配はないでしょう。ここをすべて勝ち点3でいければ、上位対戦を残すトッテナムやチェルシーの上をいく3位まで視野に入ります。残り7試合、このままアーセナルらしく走り続けてほしいですね。

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