2014-15シーズン現地観戦記~(5)オールド・トラフォードに車でGO!
3月9日月曜日は、幸運にも手に入ったFAカップ準々決勝、マンチェスター・ユナイテッドVSアーセナルを観に、再びマンチェスターに向かいました。
これまで他の試合はすべてホーム席で観戦してきたので、比較的自力での手配も容易だったのですが、アウェイ席の確保となるとそうはいきません。基本的にプレミアリーグ(に限らずイングランドのサッカー全般)のスタジアムでは、アウェイ席の割り当てはごくわずか。あまり人気のないクラブだと、多めに割り当てられているケースもありますが、ゴール裏やバックスタンドのさらにごく一画だけというのが一般的です。FAカップでは、通常のリーグ戦より多くの席をアウェイ席に割り当てることが義務づけられているそうですが、それでも、マンチェスター・ユナイテッドVSアーセナルとなればビッグマッチ。アーセナル側の席を確保するのは、年会費を払っている有料会員のうちでも、上級会員でなければほぼ不可能です。(このあたりの話はまた改めてご紹介します)
とはいえ筆者は思想信条の関係で、アーセナルの試合だけはアーセナル側の席以外では見られません。正直、アウェイ開催となった段階で諦めていたのですが、手を貸してくださる方がいらっしゃって何とかチケットを確保。ついに!夢の!オールド・トラフォードのアウェイ席での観戦が実現したのです!
さて、今回のマンチェスター行きで試してみたのは車移動。特急で移動すれば片道2時間少々、この試合用のチャーター列車も出るとかで、夜開催の試合でもその日のうちに帰れないこともなかったのですが、車で行けば帰路は道中寄り道&観光もできるとにらみ、あえてのレンタカー+1泊の態勢で臨みました。
イングランドでの運転は、海外の中では抜群にトライしやすいのではないかと思います。標識も日本とあまり変わらないし、何といっても右ハンドル左側通行というだけでハードルは相当低いはず。レンタカー代も日本と比べると安い(と思う)し、日本の免許を持っている人なら、運転免許試験場や一部の警察署で国外運転免許証の発行手続きをするだけで車を借りることができます。ちなみに必要なものは2400円の手数料と顔写真、パスポートくらいです。ただし、当地にオートマ車はほとんどないのでそこだけは要注意!予約できないことはないらしいのですが、選択肢がとても限られるそうです。
予約サイトでレンタカーを予約し、当日は国外免許証と日本の免許証、パスポートの3点セットを持ってショップへ。日本の免許証は要らないようなことが書かれているものも見ましたが、免許センターのおじさまに「チェックされることもあるから」と勧められて念のため持って行ったのは大正解。パスポートと合わせてじっくりきっちりチェックをうけました。
車種はvoxhallのastra。日本のレンタカーでも出発前に傷の有無等をチェックしますが、こちらの車は結構傷だらけで、事前の書類に乗っていない傷も平気で存在するのでぬかりなくチェックし、書類に書き加えてもらっていざ出発です。ちなみにショップは、アーセナルのスポンサーとしておなじみのEUROPCAR。完璧!(笑)
ジャケットポテトでずいぶん待たされつつも、ロンドンを出て4時間程度でマンチェスターに到着。スタジアム周辺は郊外なので、運転のプレッシャーもさほどではありません。
悪口ばかり言ってブログ主(マンチェスター・ユナイテッドサポ)が気を悪くしてもいけないのでフォローしておくと、オールド・トラフォードへの道中は屋台がすごく充実しています。駅から遠い分、グッズやらフードやらの屋台が沿道にずらっと並んでいるのはちょっと楽しいもの。まあすごく美味しいってわけでもないですが……(笑)お!敷地内にはドーナツ屋さんまであるぞ?さすがだね!などと感心しながら、チケットで指定されたゲートに向かいました。
この稿、長くなりますので「2014-15シーズン現地観戦記~(5)世界一おいしいドーナツはオールド・トラフォードに!」に続きます。
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