2021.05.01 選手トピックス
チャンスクリエイト数はNo.1!鮮やかに復活したルーク・ショー、自身初の決勝まであと1歩!
「いろいろあると思う。要因のひとつは、監督だね。隣に座ってるからいっているわけではない(笑)」。好調の理由について語った彼の言葉を聞いたマンチェスター・ユナイテッドサポーターの多くが、本心だと思ったのではないでしょうか。2021年4月28日、ローマと戦うヨーロッパリーグ準決勝を翌日に控えたプレスカンファレンス。オーレ・グンナー・スールシャールと並んで記者の質問に答えていたのは、ルーク・ショーでした。
「モウリーニョの偉大なるスケープゴート」といわれたレフトバックは、スールシャールとのコミュニケーションによって生まれ変わったプレーヤーのひとりです。2020-21シーズンの公式戦で42試合1ゴール6アシスト、プレミアリーグ29試合1ゴール5アシストは、SBとしてはまずまずというレベルのスタッツです。しかし、「WhoScored」がツイートしている情報を知ると、見方が変わるでしょう。
「Luke Shaw has created as many goalscoring chances as Lionel Messi in Europe’s top 5 leagues this season (66)」
ゴールにつながったチャンスメイク66回は、リオネル・メッシと並んで欧州の主要5リーグでTOP。プレミアリーグにおけるキーパス66本は全体の5位で、DFとしてはアーノルドの58本を上回るNo.1です。クロス成功数54本は、DFで1位のアンディ・ロバートソンに1差に迫っており、こちらもリーグ5位。縦にも中にもいけるルーク・ショーの存在は、今季プレミアリーグで左サイドからのアタック比率が3位のチームにとって、欠かせないものになっています。
シーズンを通じてひとつしかゴールを決めていませんが、あれはチームとサポーターに自信をもたらす貴重な1発でした。2021年3月7日のプレミアリーグ27節、敵地エティハドで開催されたマンチェスターダービー。50分にディーン・ヘンダーソンのスローを受け、左サイドをドリブルでスプリントしたSBは、デブライネを振り切った後、ラシュフォードとのパス交換を入れて左足の美しいシュートを右隅に収めました。クロスを武器とするSBが多いなかで、カットインを得意とする25歳のSBは、攻撃における多様なアイデアを評価されてイングランド代表に復帰しています。
「多くのことを変えてきた。信念をもって挑んできた。これまで以上に確固たる自信をもっている。そして、再びフットボールを楽しんでいる。これはわれわれの仕事において、とても重要なことだと思う。楽しまないとね」
スールシャール監督の下で変わったことを問われたルーク・ショーは、ゲームに向かう意識の変化を強調しつつ、「決勝でプレイするのは大きなモチベーション」と語っています。彼がEL準決勝のプレスカンファレンスに招かれたのは、マンチェスター・ユナイテッドで過ごした7シーズンで1度もファイナルを経験していなかったからでしょう。
2016年のFAカップ決勝は足の骨折からの回復途上で、2017年のヨーロッパリーグ決勝も負傷欠場。2017年のEFLカップと2018年のFAカップは、ジョゼ・モウリーニョに落とされていました。スールシャールと戦った昨シーズンも、FAカップとELの準決勝を欠場。好調の今季は、チームメイトとともにトロフィーを賭けたビッグマッチを戦う初めてのチャンスです。
指揮官もまた、2018年12月の就任以来、5つの大会でベスト4が4回、ベスト8が1回。マンチェスターでは未だファイナルを知らないコンビはローマに6-2で圧勝し、大舞台まであと1歩となりました。ジョゼ・モウリーニョは2016-17シーズンのELを制覇し、翌シーズンのプレミアリーグを2位でフィニッシュ。同じ年にリーグ2位と欧州戴冠を実現すれば、チームも自らも進化していると胸を張れるでしょう。5月26日のスタディオン・エネルガ・グダニスクで、ニコラ・ペペとマッチアップするルーク・ショーを観られるのを楽しみにしています。
「モウリーニョの偉大なるスケープゴート」といわれたレフトバックは、スールシャールとのコミュニケーションによって生まれ変わったプレーヤーのひとりです。2020-21シーズンの公式戦で42試合1ゴール6アシスト、プレミアリーグ29試合1ゴール5アシストは、SBとしてはまずまずというレベルのスタッツです。しかし、「WhoScored」がツイートしている情報を知ると、見方が変わるでしょう。
「Luke Shaw has created as many goalscoring chances as Lionel Messi in Europe’s top 5 leagues this season (66)」
ゴールにつながったチャンスメイク66回は、リオネル・メッシと並んで欧州の主要5リーグでTOP。プレミアリーグにおけるキーパス66本は全体の5位で、DFとしてはアーノルドの58本を上回るNo.1です。クロス成功数54本は、DFで1位のアンディ・ロバートソンに1差に迫っており、こちらもリーグ5位。縦にも中にもいけるルーク・ショーの存在は、今季プレミアリーグで左サイドからのアタック比率が3位のチームにとって、欠かせないものになっています。
シーズンを通じてひとつしかゴールを決めていませんが、あれはチームとサポーターに自信をもたらす貴重な1発でした。2021年3月7日のプレミアリーグ27節、敵地エティハドで開催されたマンチェスターダービー。50分にディーン・ヘンダーソンのスローを受け、左サイドをドリブルでスプリントしたSBは、デブライネを振り切った後、ラシュフォードとのパス交換を入れて左足の美しいシュートを右隅に収めました。クロスを武器とするSBが多いなかで、カットインを得意とする25歳のSBは、攻撃における多様なアイデアを評価されてイングランド代表に復帰しています。
「多くのことを変えてきた。信念をもって挑んできた。これまで以上に確固たる自信をもっている。そして、再びフットボールを楽しんでいる。これはわれわれの仕事において、とても重要なことだと思う。楽しまないとね」
スールシャール監督の下で変わったことを問われたルーク・ショーは、ゲームに向かう意識の変化を強調しつつ、「決勝でプレイするのは大きなモチベーション」と語っています。彼がEL準決勝のプレスカンファレンスに招かれたのは、マンチェスター・ユナイテッドで過ごした7シーズンで1度もファイナルを経験していなかったからでしょう。
2016年のFAカップ決勝は足の骨折からの回復途上で、2017年のヨーロッパリーグ決勝も負傷欠場。2017年のEFLカップと2018年のFAカップは、ジョゼ・モウリーニョに落とされていました。スールシャールと戦った昨シーズンも、FAカップとELの準決勝を欠場。好調の今季は、チームメイトとともにトロフィーを賭けたビッグマッチを戦う初めてのチャンスです。
指揮官もまた、2018年12月の就任以来、5つの大会でベスト4が4回、ベスト8が1回。マンチェスターでは未だファイナルを知らないコンビはローマに6-2で圧勝し、大舞台まであと1歩となりました。ジョゼ・モウリーニョは2016-17シーズンのELを制覇し、翌シーズンのプレミアリーグを2位でフィニッシュ。同じ年にリーグ2位と欧州戴冠を実現すれば、チームも自らも進化していると胸を張れるでしょう。5月26日のスタディオン・エネルガ・グダニスクで、ニコラ・ペペとマッチアップするルーク・ショーを観られるのを楽しみにしています。
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