2021.09.23 FAカップ・リーグカップ2021-22FAカップ・リーグカップ
ヴェルナー、スミス・ロウ、ハリー・ケイン…カラバオカップ3回戦のゴールシーンダイジェスト!
マンチェスター・ユナイテッドは、オールド・トラフォードでノーゴールに終わって敗退。アーセナルはリーグ1(3部相当)のウインブルドンに3発快勝。プレミアリーグ対決だったチェルシーとスパーズは、PK戦にもつれ込みながらも難敵を下しました。先ほど終了したカラバオカップ3回戦5試合の結果を、ダイジェストでお届けします。
まずは景気よく勝ったチームから報告しましょう。プレミアリーグで連勝中とはいえ、ノリッジとバーンリーにいずれも1-0と得点力が課題のアーセナルは、今後のためにも決めてほしい選手たちが結果を出してくれました。11分の先制ゴールは、右から突破を図ったマルティネッリが引っかけられて得たPK。ラカゼットが冷静に右隅に収めたのを見た現地のグーナーは、ゴールラッシュを期待したのではないでしょうか。
レノ、セドリク、ホールディング、パブロ・マリ、ヌーノ・タヴァレスという「ガチンコサブ」の最終ラインが脅かされるシーンはなかったのですが、ガナーズはサイドを崩せず、追加点が決まらないじりじりした時間が続きました。CKで競り勝つものの、シュートは枠にいかず。トーマス・パーティーのミドルはGKツァネフが右に飛ぶビッグセーブで阻み、マルティネッリのクロスを叩いたヌーノ・タヴァレスのヘッドもGKが右手でに当てました。
ようやく2点めが決まったのは、77分。ボックスに入ったサカからスミス・ロウ、ラカゼットと右につながり、グラウンダーをカットされたストライカーがすかさず奪い返すと、スミス・ロウの足元に優しいラストパスが通りました。10番が左足で押し込み、勝負あり。これでラクになったホームチームは、80分にもボックス右で空いたセドリクの折り返しをエンケティアがラボーナで枠に転がし、エミレーツに詰めかけたグーナーを喜ばせました。
「決めてほしい選手がゲットしてくれた」というなら、トッテナムとチェルシーのサポーターのほうが激しくうなずくかもしれません。ウルヴスとのプレミアリーグ対決となったスパーズは、14分にエンドンベレが強引なドリブルでボリをかわし、GKルディの足元を抜いて先制。23分にはデル・アリのパスでハリー・ケインがGKと1対1になり、国内の公式戦初ゴールをゲットしました。
楽勝かと思われたスパーズは、38分にCKをデンドンベレに頭で押し込まれ、58分にはロメロのマークを外したポデンセに決められてPK戦を強いられました。ルベン・ネヴェスが上に外し、デンドンケルはゴリーニにキャッチされ、コーディーはクロスバー。3人が失敗したウルヴスに対して、ホイビュルク以外は全員決めたノースロンドンが何とか4回戦進出を決めました。右サイドから何度もチャンスを創っていたウルヴスにとっては、痛恨の敗戦でしょう。
アストン・ヴィラをスタンフォード・ブリッジに迎えたチェルシーは、トレヴォ・チャロバー&マラング・サールというフレッシュすぎるCBコンビ。4バックにしたのは、チルウェルを機能させやすいからでしょうか。急造の最終ラインは不安定で、44分にアーチャーとの1対1でケパがブロックした後、エル・ガジにフォローされたシーンは危険でした。ゴールラインをカバーしたリース・ジェームズの機転によって、ホームチームは0-0のままでハーフタイムを迎えました。
待望の一撃は54分。リース・ジェームズの正確なクロスをヘッドで決めたのは、ティモ・ヴェルナーです。アーリークロスを見て走り込んだアーチャーに頭で叩き込まれ、1-1からのPK4-3というきわどい勝ち方で次のラウンドに進んだチェルシーは、ヴェルナーとツィエクがアグレッシブなプレイを見せてくれたのが最大の収穫でしょう。
そしてマンチェスター・ユナイテッドは…ジェイドン・サンチョとファン・デ・ベークがフィット感を高めてくれたのが救いでした。先日のプレミアリーグの観戦記と同様に「ハマーズは強かった!」という言葉を残して、大会に別れを告げたいと思います。カラバオカップ4回戦は、10月25日の週に開催されます。注目カードは、アーセナルVSリーズ、チェルシーVSセインツ、ハマーズVSマン・シティ、レスターVSブライトン。デヴィッド・モイーズ監督率いるしぶといチームが、ペップの5連覇をストップしたら事件です。
まずは景気よく勝ったチームから報告しましょう。プレミアリーグで連勝中とはいえ、ノリッジとバーンリーにいずれも1-0と得点力が課題のアーセナルは、今後のためにも決めてほしい選手たちが結果を出してくれました。11分の先制ゴールは、右から突破を図ったマルティネッリが引っかけられて得たPK。ラカゼットが冷静に右隅に収めたのを見た現地のグーナーは、ゴールラッシュを期待したのではないでしょうか。
レノ、セドリク、ホールディング、パブロ・マリ、ヌーノ・タヴァレスという「ガチンコサブ」の最終ラインが脅かされるシーンはなかったのですが、ガナーズはサイドを崩せず、追加点が決まらないじりじりした時間が続きました。CKで競り勝つものの、シュートは枠にいかず。トーマス・パーティーのミドルはGKツァネフが右に飛ぶビッグセーブで阻み、マルティネッリのクロスを叩いたヌーノ・タヴァレスのヘッドもGKが右手でに当てました。
ようやく2点めが決まったのは、77分。ボックスに入ったサカからスミス・ロウ、ラカゼットと右につながり、グラウンダーをカットされたストライカーがすかさず奪い返すと、スミス・ロウの足元に優しいラストパスが通りました。10番が左足で押し込み、勝負あり。これでラクになったホームチームは、80分にもボックス右で空いたセドリクの折り返しをエンケティアがラボーナで枠に転がし、エミレーツに詰めかけたグーナーを喜ばせました。
「決めてほしい選手がゲットしてくれた」というなら、トッテナムとチェルシーのサポーターのほうが激しくうなずくかもしれません。ウルヴスとのプレミアリーグ対決となったスパーズは、14分にエンドンベレが強引なドリブルでボリをかわし、GKルディの足元を抜いて先制。23分にはデル・アリのパスでハリー・ケインがGKと1対1になり、国内の公式戦初ゴールをゲットしました。
楽勝かと思われたスパーズは、38分にCKをデンドンベレに頭で押し込まれ、58分にはロメロのマークを外したポデンセに決められてPK戦を強いられました。ルベン・ネヴェスが上に外し、デンドンケルはゴリーニにキャッチされ、コーディーはクロスバー。3人が失敗したウルヴスに対して、ホイビュルク以外は全員決めたノースロンドンが何とか4回戦進出を決めました。右サイドから何度もチャンスを創っていたウルヴスにとっては、痛恨の敗戦でしょう。
アストン・ヴィラをスタンフォード・ブリッジに迎えたチェルシーは、トレヴォ・チャロバー&マラング・サールというフレッシュすぎるCBコンビ。4バックにしたのは、チルウェルを機能させやすいからでしょうか。急造の最終ラインは不安定で、44分にアーチャーとの1対1でケパがブロックした後、エル・ガジにフォローされたシーンは危険でした。ゴールラインをカバーしたリース・ジェームズの機転によって、ホームチームは0-0のままでハーフタイムを迎えました。
待望の一撃は54分。リース・ジェームズの正確なクロスをヘッドで決めたのは、ティモ・ヴェルナーです。アーリークロスを見て走り込んだアーチャーに頭で叩き込まれ、1-1からのPK4-3というきわどい勝ち方で次のラウンドに進んだチェルシーは、ヴェルナーとツィエクがアグレッシブなプレイを見せてくれたのが最大の収穫でしょう。
そしてマンチェスター・ユナイテッドは…ジェイドン・サンチョとファン・デ・ベークがフィット感を高めてくれたのが救いでした。先日のプレミアリーグの観戦記と同様に「ハマーズは強かった!」という言葉を残して、大会に別れを告げたいと思います。カラバオカップ4回戦は、10月25日の週に開催されます。注目カードは、アーセナルVSリーズ、チェルシーVSセインツ、ハマーズVSマン・シティ、レスターVSブライトン。デヴィッド・モイーズ監督率いるしぶといチームが、ペップの5連覇をストップしたら事件です。
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