「ギュンドアンようこそ!」「フィルミーノ合意」…マン・ユナイテッド関係の怪しいツイート⁉
「オールド・トラフォードへようこそ!イルカイ・ギュンドアン」
えっ?シュナイデルランが最優先ですよね!?
この物騒なツイートはすぐに削除されたものの、何しろプレミアリーグ屈指のファン層を誇るクラブです。めざとく見つけたサポーターが、これほどのビッグニュースを黙っているわけがありません。あっという間にサポーターはもちろん、地元メディアの記者の知るところとなってしまいました。このうえは、「bwin」公式ツイッターとしては、何をいってもヤブヘビ。ひたすら沈黙して、嵐が過ぎるのを待つしかないでしょう。彼らにしてみれば、クラブがギュンドアン獲得を発表してくれるのがいちばんなのでしょうが…。
2016年まで残っているドルトムントとの契約を更新しないと宣言したギュンドアンは、当然、この夏の移籍市場では目玉選手。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルのプレミアリーグ勢とバイエルン・ミュンヘンが獲得を狙っていると伝えられていました。5月には、アーセナルがギュンドアンの父親であり代理人でもあるイルファイさんと接触したという報道があったものの、その後マンチェスター・ユナイテッドはシュナイデルランやシュヴァインシュタイガー、アーセナルにはコンドグビアなどの噂が流れ、続報は聞こえて来ず。最近では、ギュンドアンは1年待ってバルセロナに行くという線が濃厚と伝えられており、ただでさえデ・ヘアのマドリード移籍の件でモヤモヤしていた私は、「またこのオチか、悔しい。来季こそはスペインに負けるまい。だがしかし…」と、ヤケ酒に浸る日々を送っていたのでした。冷静に考えれば、シュナイデルランが獲れればOKなんですけどね。そうですか。ギュンドアンようこそ、ですか。うーん、にわかに信じがたい。
と、そんななかに「ESPNブラジル」のレポーターが、もうひとネタ放り込んできました。こちらも、やはりツイッター。6月10日にホセ・エリアスさんが「ブラジル代表MFのロベルト・フィルミーノはマンチェスター・ユナイテッド移籍にサイン済みで、メディカルチェックを受けるところだ」とつぶやくと、すかさず飛びついたのは、イギリスメディア「メトロ」。昨日の夕方、彼らのサイトには、「Manchester United ‘reach £13.1million transfer deal to sign Roberto Firmino’」という見出しがデカデカと掲載されていました。1310万ポンドということは、約25億円です。うーん、こちらも信じがたい。
ロベルト・フィルミーノは、2011年からブンデスリーガのホッフェンハイムに所属する攻撃的MF。カカの再来として期待されている選手で、昨季は33試合7ゴールと得点力を証明し、ここ2年TOP9に食い込んできたチームの中心として活躍しています。今まで何度かマンチェスター・ユナイテッド移籍がささやかれていたフィルミーノですが、4月には「ホッフェンハイムに満足している」と移籍を否定していました。私はてっきり、彼は残留が本線で、プレミアリーグに来るとしてもリヴァプールだとばかり思っていました。獲れたらうれしいかといわれると、微妙です。彼にできることは、マタ、エレーラ、ディ・マリア、ルーニー、ヤヌザイ、フェライニで充分まかなえるのではないかと思います。ブラジル人選手が大成しないチーム柄もあり、もし獲ってしまったら、モウリーニョさんもう1枚セレソンをいかがですか、何ならチェフとトレードで…といいたくなります。
以上、マンチェスター上空に突如飛んできたドローンのような怪しいツイートの紹介でした。本件、しばらくはなかったことにしようと思います。本日は、なでしこジャパンですね。楽しみ!(ロベルト・フィルミーノ 写真著作者/Ailura)
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