セルヒオ・ラモスとビダルはプレミアリーグに来ない!? 3つの話題から読み解く最新補強動向
デ・ヘア移籍が近日中に発表されるとすれば、セルヒオ・ラモスについては単独交渉となります。来季のエースGKという人質なきテーブルで、レアル・マドリードが80億とも100億ともそれ以上ともいわれる移籍金の額を下げるとは考えにくく、こちらは騒いだ末に和解・残留という結果に落ち着くでしょう。さて、そうなると残る注目トピックスは「ビダルは来ない」ですが、母国で開催された南米選手権の期間中に交通事故を起こし、2年間の免停を科されたチリ代表MFは、結局ユヴェントスに残留となるのではないでしょうか。5月にビダルの代理人と会談をしていたと報じられたアーセナルは、33歳となった主将のミケル・アルテタとの1年の契約延長を発表しました。
「契約を延長し、彼はもう1年私たちとともに戦う。チームのキャプテンでありリーダーであるアルテタは、レギュラー争いに直面するが、昨シーズン以上に貢献してくれるはずだ。私たちには数多くのゲームが待っており、彼の経験や勝利への欲求、クオリティが必要となる」(アーセン・ヴェンゲル監督)
ここまで獲得したのは、チェフを除けばフォルテュネ、ジェフ・レーヌ=アデレードといった10代の選手たち。クラブを離れたのは宮市亮、ディアビ、アジャイ、ポドルスキとイプスウィッチに修業に出されたメートランド=ナイルズ。GKは大満足の補強ができましたが、フィールドプレイヤーについては今のところは出入りとも地味なオフシーズンです。1月に獲得したビエリクはユースチームに残るのでしょうか。15日からシンガポールでプレミアリーグの3クラブが戦う「バークレイズ・アジア・トロフィー」の帯同メンバーをチェックしてみましたが、うーん、やはり「コクランの代役はアルテタ」という雰囲気ですね。
GK/チェフ、シュチェスニー、マルティネス
DF/ベジェリン、チャンバース、ドビュッシー、コシールニー、
ガブリエウ・パウリスタ、ギブス、モンレアル、メルテザッカー
MF/アルテタ、カソルラ、コクラン、フラミニ、ラムジー、
ウィルシャー、ゼラレム、チェンバレン、エジル、クローリー、
ウォルコット、ジェフ・レーヌ=アデレード、ウィロック
FW/アクポム、ジルー、イウォビ
回避=アレクシス・サンチェス、オスピナ、ニャブリ
(南米選手権、U-21欧州選手権出場のため)
負傷=ウェルベック、ロシツキ
メンバーに選ばれていないヤヤ・サノゴとジョエル・キャンベルは、レンタルないしは完全移籍で放出されるのでしょう。ここからさらにクラブを去るとすれば、フラミニ、オスピナぐらいではないでしょうか。コクラン、ウィルシャー、アルテタ、チェンバレン、ラムジー、カソルラ…。セントラルMFに入れるメンバーは6人います。CBができる選手も6人おり、誰も移籍する気配はありません。ここに挙がっている選手は32人、登録は25人まで、ホームグロウンは問題なし。ヴェンゲル監督は、この顔ぶれでプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、3連覇がかかるFAカップなどを充分に戦えると考えているのかもしれません。いやー、どうでしょうね。
サポーターの方にはお叱りをいただくかもしれませんが、アーセナルが本気でプレミアリーグと欧州を勝ちにいくなら、功労者なのは重々承知でメルテザッカーやアルテタを手離し、将来のクラブの中心となるようなセントラルMFとCBを獲ったほうがよいと思っています。ビダルは移籍金次第ですが、シュナイデルランは万力込めて押さえにいくべき…おっと、熱くなりすぎて自分が着ているシャツを見失うところでした。もとい、アルテタ残留は、「ビダルにはいかないよ」というサインでしょうというお話でした。ちなみに、「バークレイズ・アジア・トロフィー」では、本ブログの特派員による現地レポートがある予定です。グーナーのみなさま、期待していてください。チェフの写真をしっかり押さえていただきましょう。
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僕はそれでもいいと思います。
ビダルに守備的に振舞ってもらうのはもったいないし、アルテタなら、コクランのバックアッパーの役割をこなしてくれると思います(怪我はだめよ…)。
その隣の位置には、充分なタレントがそろっていますしね。
ジョエル・キャンベルが新シーズンのスカッドに残れるかどうかはさて置き
アジアツアーに参加しないのはCONCACAFゴールドカップ為現在コスタリカ代表に
招集されて居るからで、7/8のコスタリカVSジャマイカ戦にフル出場しています。
更新お疲れ様です。
アルテタの契約延長は前から囁かれていたので、やっとかという感じです、確かに長い目で見れば、メルテザッカーと共に、
新たな実力者を向い入れたほうがいいのでしょうが、アーセナルの主力放出祭りの冬の時代に、あえて来てくれた二人です。
監督の今までの傾向からして、ここで無下に放出というわけにもいかなかったんでしょうね、それにスタメンで起用するのは
ともかく、コクラン、ガブリエウをスタメンにして、その控えとしてなら十分計算できるので、悪くない選択だと思います。
ただ、アルテタは昨シーズン負傷が多かったのでやはりそこが気がかりですよね、守備的な部分を重視するなら、やはり
DMFに一人ほしいなぁとは思いますし、マンUがシュバイニーに行くようなので、監督に獲得する気あるかどうかですが、
シュナイデルラン取れるチャンスがあるのなら、是非狙ってほしいですね、彼を獲得できるのならCB補強はなくてもいい、
と思います(そもそも補強する気なさそうですし、個人的にはチャンバーズを武者修行に出させて、一人ほしいですが)。
もし、DMFを獲得しないのなら、CFに得点王を狙えるレベルの選手が一人欲しいなぁと思います、失点はリーグ3番手4番手
ぐらいでいいので、とにかく得点力で勝つという考え方ですね、最近は失点の少ないチームが優勝する傾向が多いので
DF力を上げるのが優勝への近道でしょうが、それが無理ならCFに一人大物がほしいです、あの陣容でもファルカオ迎えた
チェルシーを見ていると、アーセナルもやっぱりトップに一人いるんじゃないの?とは感じますが、どうなんでしょう…?
とはいえ、理想はDMFを獲得することなので是非シュナイデルラン獲得に動いてほしいですね、彼ほどの実力者をさして
競合することなく獲得できる、めったにないチャンスですので…、マンUがセインツの要求を飲めばアーセナルには
ノーチャンスなんですが…、昨シーズンファルカオにあれだけ払ったマンUが渋っているのは、正直謎???ですね。
プレミアリーグさん>
なるほど。私もアルテタは好きな選手ですし、今のチームにおいてリーダーシップがある選手は貴重ですので、ご意見理解します。ただしここ何年か、めっきり攻め上がりが少なくなり、センスのいいパスカットも減ってきているので、そろそろ厳しいのではないかと思ったりするのです。
ゆうまさん>
そうでしたね。クリスタル・パレスでノーゴールだったサノゴはそろそろ決断してもいいのかなと思いますが、ジョエル・キャンベルは悩ましいですね。私は、彼の見立てについては若干フラフラしているかもしれません。
サッカー小僧!さん>
ヴェンゲルさんの志向次第ですが、昨季垣間見せたカウンターをひとつの戦術として研ぎ澄ますなら、守備力とロングフィードがあるシュナイデルランのほうがビダルよりもおもしろいですね。マンチェスター・ユナイテッドは、GK、右SB、ストライカーと埋めたいポジションが多いので、シュヴァイニー獲れたらシュナイデルランはスルーなのではないでしょうか。ストライカーは、私も純粋点取り屋タイプがひとりいたほうがいいと思います。
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いらないですよ。CL出れるならどこでもいいみたいな感じはマイナスイメージしかないし。コクラン一人で充分ッス。ケガしたとしても中盤は充実してるし、フラミニも少ないチャンスで頑張ってくれるでしょう。トップもいりません。ウェルベックもいるし、今シーズンはウォルコットが結果を出してくれるはずです。1年半前のケガしたスパーズ戦のころのキレをもどしてくれたら、かなり楽しみです。しいてとるなら、オースティンですかね。彼は相当な苦労人で実力者であり、コシエルニーやジルーと似たにおいがします。個人的に好きなんで、欲しいかな。
セオさん>
シュナイデルランは「CLに出たい」とはいってますが、どこでもいいとはいっておらず、知人にアーセナルに行きたいともらしたという報道もあります。獲得となったら、歓迎してあげていただければ。