やはりデルフは15億円!マンチェスター・シティがホームグロウンコンビの獲得間近
スターリングの5000万ポンド報道を筆頭に、プレミアリーグにおけるホームグロウン選手の移籍金額は高騰の一途を辿っておりましたが、ルールで登録せよといわれている8人の確保に苦しんでいたマンチェスター・シティは、いいところに目をつけました。デルフの昨季プレミアリーグ出場は28試合。代表でもスタメンでプレイしている中盤のプレイヤーなら、30億円~40億円の値段がつけられてもおかしくありません。おそらく、1月の契約更新時に、アストン・ヴィラはデルフの移籍を容認したのでしょう。15億円でクラブを出ていくことができるという契約は、意図的に移籍金のハードルを下げてあげたとしか解釈できません。この話が決まるとなると、気になるのは来季のペジェグリーニ監督のフォーメーションです。デルフはどこまでクラブに貢献できるでしょうか。
トップにアグエロ。2列めにはダヴィド・シルヴァ、ヘスス・ナバス、ナスリがいて、スターリングを獲得できれば左サイドに入ることになるでしょう。中盤センターにはヤヤ・トゥレとフェルナンジーニョ、フェルナンド。デルフにとっては、セントラルに食い込むとしても、2列めを争うとしてもハードルはかなり高そうです。中盤のすべてのポジションをこなし、ときにはSBに起用されたジェームズ・ミルナーですら、昨季のプレミアリーグ32試合出場のうち、スタメンは18試合。5ゴールを挙げたミルナーに対して、デルフのアストン・ヴィラ最後のシーズンはノーゴールでした。使えるポジションが限定される彼が、イングランド代表の先輩以上の数字を残すのは至難の業です。
彼が成功するためは、「ヤヤ・トゥレをセントラルに置くより、デルフを据えたほうが守備が安定する」といったペジェグリーニ監督の評価が必要なのではないでしょうか。ヤヤ・トゥレがトップ下に入り、左右にダヴィド・シルヴァとスターリング。デルフとフェルナンジーニョが後ろを締めるという形が定着するのが、イングランド代表MFにとってはいちばん幸せなのではないかと思います。スターリングとデルフの加入で割を食いそうなのは、中央の選手よりもヘスス・ナバスやナスリです。
デルフのニュースを伝えた「スカイスポーツ」は、スターリングの3度めの交渉がスタートしたという記事も掲載していました。代理人が「ロジャース監督とうまくいっていない」と暴露し、もはや戻る場所はない20歳のアタッカーも来週早々に決まるのではないかと思われます。プレミアリーグ王者奪回をめざすマンチェスター・シティに、いよいよエンジンがかかり始めました。新しいスタイルのお披露目は、7月18日からメルボルンで参加する「インターナショナルチャンピオンズカップ」になるでしょう。21日はローマ、24日にはレアル・マドリードと当たるプレシーズンマッチに注目です。
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代表の選手をベンチに座らせ続けるようなことはないことを願ってますw
しかし、ホームグロウン選手である以前に安すぎる値段ですね
何故今まで音沙汰無かったのですかね、、、
スパーズ推しさん>
そうなんです。デルフが話題になるのが遅かったのが不思議ですよね。