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マルシアルとポグバは…!? ラングニック就任後に報じられた退団候補と獲得希望リスト!

プレミアリーグ15節のクリスタル・パレス戦は1-0。大勢の若手を投入したCLのヤングボーイズ戦は1-1。スールシャール解任の後を受け、マンチェスター・ユナイテッドの監督に就任したラルフ・ラングニックの最初の2試合は、無難な船出といっていいでしょう。多くの選手にチャンスを与えた新指揮官は、選手についてもクラブの姿勢に対しても「満足している」と語っています。

プレミアリーグにおける最初の30分は、連動性のあるプレスと直線的なアタックという新たな方向性が感じられました。プレスが緩くなってからは、サウスロンドンのクラブが繰り出す速攻とセットピースに苦しめられましたが、フレッジの1発を守り切って何とか3ポイントをゲットしました。辛勝の初陣を振り返ったラングニック監督は、守備重視の戦い方を選んだと明言しています。

「クリスタル・パレスとのゲームまで2回しかクリーンシートがなく、オールド・トラフォードでは4月以降クリーンシートを達成していなかった。最初の数日、そしてこれからの数週間はどこに重点を置くべきかがはっきりしている」

ノリッジ、ブレントフォード、ブライトンといった小さなクラブとの対戦は、ラングニック戦術をインストールしていくうえで悪くない舞台装置です。年末までの4試合で、新たなチームの軸となる選手が明確になるのではないでしょうか。気が早い現地メディアは、冬のマーケットにおける主力の去就や新戦力獲得について、さまざまな記事を配信しています。

「代理人のフィリップ・ランボリーが、アントニー・マルシアルは1月にクラブを離れたがっていると語った」と報じたのは「スカイスポーツ」。この記事を引用した「BBC」のサイモン・ストーン記者は、「選手が充分な時間プレイしていないと感じているなら、個別に話す必要がある」というラングニックのコメントを紹介しています。

「BBC」は、ポール・ポグバについて聞かれた指揮官の言葉もピックアップしています。「マンチェスター・ユナイテッドのようなクラブでプレイしたくないのであれば、その考えを変えるよう説得するのは意味がない」。ラングニック監督が求めているのは、クラブに対するロイヤリティ。素晴らしいサポートを提供している巨大なクラブは、選手を引き留めるべきではないと付け加えています。

マルシアルもポグバも、去就は本人の意向と行き先次第です。「ESPN」は、ラングニック監督が獲得を提案したといわれるMFの名前を挙げています。ライプツィヒのアマドゥ・ハイダラ、ドルトムントの新鋭ジュード・ベリンガム、リーズのカルヴァン・フィリップス。中盤センターあるいはインサイドで豊富な運動量を発揮し、前線に的確なパスをフィードできる選手を加えたいのでしょう。

マンチェスター・ユナイテッドのサポーターとしては、ポグバの復活を期待したいところですが、ベリンガムやカルヴァン・フィリップスで中盤の守備とパスワークを強化できるなら、放出という選択もありだと思います。これからの1ヵ月は、今季のプレミアリーグとチャンピオンズリーグでふどこまでいけるかを決める大事な時期です。新監督の采配とチーム作りに注目しましょう。


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