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偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

リヴァプールとトッテナムは逆転勝ち、ハマーズとウルヴスは完勝…FAカップ3回戦速報!

コナー・ブラッドリー、タイラー・モートン、エライジャ・ディクソン=ボナー、カイデ・ゴードン、マックス・ウォルトマン。「彼らの所属クラブは?」とクイズを出したくなるような無名の若手プレーヤーは、リーグ1(3部相当)のシュルーズベリー・タウンと戦ったリヴァプールの面々です。

格下のクラブ相手に前線のメンバーを落としたレッズは、ファン・ダイク、コナテ、ロバートソン、ファビーニョで後方を締めています。しかし27分、先制したのはシュルーズベリー。オグべダのクロスをウドゥがプッシュした瞬間、ゴール裏のアウェイサポーターたちの雄叫びがアンフィールドに鳴り響きました。歓喜の表情を見ると、勝たせてあげたいと思うのですが…彼らの極上の時間は7分しか続きませんでした

34分にブラッドリーのクロスを中央で受けたゴードンが、切り返しでヴェラをかわして左足インサイドで流し込み、同点。43分、ロバートソンが右からのFKをファーに上げると、ファン・ダイクにやられると悟ったイーバンクス=ランデルが手で触り、ファビーニョがPKを左隅に収めました。2-0の後半から、南野拓実がピッチへ。64分にディクソン=ボナーと代わったのは、ロベルト・フィルミーノです。

勝負が決したのは78分、ロバートソンが左から蹴ったFK。ファーからの二次攻撃となり、ファビーニョの浮き球でブラッドリーが縦に抜け出すと、折り返しをフリーで叩いたコナテのキックは弱く、GKの前にいたフィルミーノの足元に入りました。百戦錬磨のストライカーが、迷わずヒールで押し込んで3-1。93分には、ツィミカスのFKをヘッドで叩いたファビーニョが、ペニントンに当たってこぼれたボールを自ら蹴り込みました。

4-1で勝ったレッズと同時刻開催だったトッテナムも、リーグ1のモアカムに先制ゴールを許しました。CKを右足で合わせたのはオコナー。一方的に攻めていたスパーズがすぐに追いつくと思われたのですが、セカンドハーフの半ばを過ぎてもアウェイチームがリードしています。69分、デル・アリ、エンドンベレ、ブライアン・ヒルが下がり、ハリー・ケイン、ルーカス・モウラ、オリヴァー・スキップがピッチへ。スパーズはここから、3ゴールをゲットします。

74分、ハリー・ウィンクスが左サイドから蹴ったFKは、GKカーソンの頭上を越えてサイドネットに突き刺さるスーパーショット。85分には好調のルーカス・モウラが自陣でマクラーリンから奪い、そのまま独走してGKを抜き去り、左足で流し込みました。88分に右サイドでリーから奪取したのは、エメルソン。ニアでもらったロ・チェルソがすかさず中央のハリー・ケインに預けると、詰めてきたオコナーの足元を抜く巧みなフィニッシュが左隅に転がりました。

シェフィールド・ユナイテッドをモリニューに迎えたウルヴスは、ポデンスが2発決めて3-0完勝。ウェストハムとリーズのプレミアリーグ対決は、ランシーニとボーウェンのゴールでハマーズが力の違いを見せつけています。93分にボーウェンが決めたカウンターは、マイケル・アントニオの美しいラストパスが決め手でした。

FAカップ4回戦の組み合わせも、報告しましょう。マンチェスター・シティはエティハドでフラム、チェルシーはスタンフォード・ブリッジでプリマス・アーガイル、リヴァプールもアンフィールドでカーディフ。プレミアリーグの3強は、順当に5回戦に駒を進めるでしょう。トッテナムもホームですが、ブライトンは要注意。ウェストハムはアウェイながら、カンファレンス・ノーズ(6部相当)のキダーミンスター・ハリアーズです。

同じくアウェイのレスターは、アーセナルを屠ったノッティンガム・フォレスト。マンチェスター・ユナイテッドとアストン・ヴィラの勝者は、ホームでミドルズブラと戦います。2月4日から7日の4日間で開催される4回戦も、各地の結果をレポートいたします。


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