偉業にふさわしい評価を得てほしい。契約交渉について語ったモー・サラーに思うこと。
正直に、いいます。アフリカネーションズカップを、この時期に開催してほしくなかった。モハメド・サラーが、フットボールプレーヤーとしてピークを迎えていると確信しているからです。
今の彼なら、ブレントフォード戦とクリスタル・パレス戦をスキップしても、イングランドのリーグ戦で史上最多となる35ゴールめを決められるのかもしれませんが、負傷以外の理由で1試合たりとも落としてほしくなかったのです。世界最高のストライカーが、自らが持つプレミアリーグ創設後の最多ゴール記録を更新し、やがてバロンドールに選ばれる瞬間を見たい…。
プレミアリーグ20試合16ゴール9アシスト、チャンピオンズリーグ6試合7ゴール、10月にはクラブレコードとなる公式戦10試合連続ゴールを達成。11番がいるというだけで、リヴァプールはCLの優勝候補と呼ばれる資格があるとすら思っています。
カメルーンに旅立ったレッズのエースに関する最新の話題は、「GQ」のインタビュー記事です。プレミアリーグとチャンピオンズリーグを制覇したクラブとの契約は、残り18ヵ月。夏から続いている新たな契約の交渉は、未だ合意に至っていません。「残留したいけど、それは僕の掌中にはない。彼らは僕が何を望んでいるか知っている。クレイジーなことは求めていない」。自分の未来を決めるのは、レッズの経営ボードだと明言しています。
「ここに来て5年めになる。クラブをよく知っている。ファンを愛しているし、ファンも僕を愛してくれている。経営陣には、状況を伝えてある。決めるのは彼らだ」
かつてバルサ行きの噂が立ったときも、「リヴァプールで幸せだ。今のプレミアリーグは世界最強のリーグだから、ここにいたい」と語っていたレフティは、10月のインタビューでは「残りのキャリアをここで過ごしたい」とまでいっています。
条件は、クラブで最高のサラリー。おそらく、週給30万ポンド(約4715万円)。「GQ」の記事を紹介した「スカイスポーツ」のジニー・ボスウェル記者は、クラブが成すべきことをこんな言葉で表現しています。
「クラブの視点に立てば、彼らの賃金体系を崩さないように配慮しつつ、ワールドフットボールのエリートというサラーのステータスを示す魔法の数字を見つけなければならない」
30歳になろうとしている選手に、最高レベルのサラリーを出すのがリスキーであることは、メスト・エジルやピエール=エメリク・オーバメヤンのその後を見れば明らかです。それでも、サラーなら出してもいいのではないかと思います。プレミアリーグとチャンピオンズリーグで、優勝と準優勝の原動力となったエースをリスペクトするためにも。
…少々、熱くなりすぎたようです。思えば、リヴァプールで彼が決めた148回のゴールシーンを、すべて見届けてきました。そしていつか、アンフィールドに別れを告げるまで、素晴らしいフィニッシュにため息を漏らす日々が続くのでしょう。焦らず、待ちましょう。シーズンの終わりにクラブを去るマイケル・エドワーズの、最後にして最高の仕事を。
今の彼なら、ブレントフォード戦とクリスタル・パレス戦をスキップしても、イングランドのリーグ戦で史上最多となる35ゴールめを決められるのかもしれませんが、負傷以外の理由で1試合たりとも落としてほしくなかったのです。世界最高のストライカーが、自らが持つプレミアリーグ創設後の最多ゴール記録を更新し、やがてバロンドールに選ばれる瞬間を見たい…。
プレミアリーグ20試合16ゴール9アシスト、チャンピオンズリーグ6試合7ゴール、10月にはクラブレコードとなる公式戦10試合連続ゴールを達成。11番がいるというだけで、リヴァプールはCLの優勝候補と呼ばれる資格があるとすら思っています。
カメルーンに旅立ったレッズのエースに関する最新の話題は、「GQ」のインタビュー記事です。プレミアリーグとチャンピオンズリーグを制覇したクラブとの契約は、残り18ヵ月。夏から続いている新たな契約の交渉は、未だ合意に至っていません。「残留したいけど、それは僕の掌中にはない。彼らは僕が何を望んでいるか知っている。クレイジーなことは求めていない」。自分の未来を決めるのは、レッズの経営ボードだと明言しています。
「ここに来て5年めになる。クラブをよく知っている。ファンを愛しているし、ファンも僕を愛してくれている。経営陣には、状況を伝えてある。決めるのは彼らだ」
かつてバルサ行きの噂が立ったときも、「リヴァプールで幸せだ。今のプレミアリーグは世界最強のリーグだから、ここにいたい」と語っていたレフティは、10月のインタビューでは「残りのキャリアをここで過ごしたい」とまでいっています。
条件は、クラブで最高のサラリー。おそらく、週給30万ポンド(約4715万円)。「GQ」の記事を紹介した「スカイスポーツ」のジニー・ボスウェル記者は、クラブが成すべきことをこんな言葉で表現しています。
「クラブの視点に立てば、彼らの賃金体系を崩さないように配慮しつつ、ワールドフットボールのエリートというサラーのステータスを示す魔法の数字を見つけなければならない」
30歳になろうとしている選手に、最高レベルのサラリーを出すのがリスキーであることは、メスト・エジルやピエール=エメリク・オーバメヤンのその後を見れば明らかです。それでも、サラーなら出してもいいのではないかと思います。プレミアリーグとチャンピオンズリーグで、優勝と準優勝の原動力となったエースをリスペクトするためにも。
…少々、熱くなりすぎたようです。思えば、リヴァプールで彼が決めた148回のゴールシーンを、すべて見届けてきました。そしていつか、アンフィールドに別れを告げるまで、素晴らしいフィニッシュにため息を漏らす日々が続くのでしょう。焦らず、待ちましょう。シーズンの終わりにクラブを去るマイケル・エドワーズの、最後にして最高の仕事を。
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これまでの功績を考えたら最大限の評価をしてほしい、というのが正直なところです。
コンスタントに得点王争いをし、プレミアとCLをもたらし、怪我しない人柄良い明るい、比較的安い給料で今も活躍中、と、既にレジェンドオブレジェンドなので・・・
給与体系というのはもちろん大切ですが、サラーほどの活躍をしてなお夢がないとなれば、レッズに移籍したい、という選手も減るでしょうし。
早く、気持ちよく、延長が決まってほしいです。
私はアフリカネーションズは大賛成です。というのもサラーをより神格化できるにはクラブだけでなく、ナショナルでもタイトルが必要と感じました。メッシも同様にクラブのみと酷評され続け、W杯は準優勝。悲願のタイトルはようやくコパを手に入れることが出来たことから、サラーにも別の居場所で!が必要と感じました。
時期が悪いかもしれないが、2、3年後にナショナルでもタイトルを!と期待されてもその間にバロンドールは選出しないのか?といえば話にならないと思うのです。