イングランドのプレミアリーグ(ときどきチャンピオンズリーグ)専門ブログ。マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、リヴァプールetc.

偏愛的プレミアリーグ見聞録

マンチェスター・ユナイテッドファンですが、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプール、エヴァートンなどなど何でも見てしまう雑食系プレミアリーグファンです。プレミアリーグ観戦記、スタジアム、チーム情報からロンドンやリヴァプールのカルチャーまで、幅広く紹介しています。

中堅クラブが信じられない大物補強連発!今季ブレイクしそうな要注意クラブはどこ!?

イギリスメディア「BBC」によると、移籍市場正式オープンからちょうど1ヵ月となる7月31日時点で、プレミアリーグのクラブが動かした移籍金は5億ポンド(約966億円)になるそうです。昨夏の総額が8億3500万ポンド(約1610億円)ですので、中間地点の進捗は60%。残り1ヵ月ある段階で50%を超えているという数字を見て、とんでもない新記録が出そうと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、今季はプレミアリーグ開幕が前年より1週間前倒しとなっており、各クラブの動きが早まったという事情は考慮しないといけません。しかしそれでも、過去最高額となる可能性は高いでしょう。チェルシーとアーセナルがあれだけおとなしくしてくれているのに、です。要因として考えられるのは、スケジュールに加えて「ホームグロウン選手の高騰」「テレビ放映権料等の収入が増加した中堅以下のクラブの大物獲得活発化」です。

ホームグロウンについて端的にいえば、「全体の額の10%をラヒム・スターリングひとりが占めている」となります。TOP6以下のクラブを見渡すと、今までなら絶対獲れなかった大物選手の名前が勢ぞろい。ワトフォードのMFヴァロン・ベーラミはスイス代表で50試合以上を経験しているベテランで、ホセ・マヌエル・フラドともども、プレミアリーグに昇格したてのクラブが狙う選手ではありません。ボーンマスのCBタイロン・ミングスは、アーセナルやマン・シティが獲ってもおかしくない逸材。ウェストハムのオグボンナは、ユヴェントスでレギュラー争いに食い込んでいた選手です。同じくウェストハムのMFパイェ、クリスタル・パレスのキャバイェ、ストークのアフェライ&ホセル…。このうえ、サンダーランドが噂のアレシャンドレ・パトなど獲ろうものならテンション最高潮、頭のなかで4尺玉が爆発します。凄いというか、怖ろしいというか…。

ちなみに、イギリスのブックメーカーには、「プレミアリーグTOP6以外の最上位」というベットがあるのをご存じでしょうか。優勝争いはもちろんおもしろいのですが、こちらの賭けもなかなか楽しめそうです。儲けは少なくてもいいから確率重視という方には、大本命のサウサンプトンと地力上位のエヴァートンの2点買いがよさそうですが、私は穴党ですから、いくとすれば彼らを外して勝負します。ストークとクリスタル・パレス。この2チームは、いいところまで来ると思います。スウォンジーやエヴァートンを超える可能性は充分、セインツがヨーロッパリーグとプレミアリーグの両立で苦しもうものなら、7位ゲットもあるでしょう。それぞれ、前線の選手を並べてみれば盛り上がります。

ストーク
FW/ウォルターズ、ディウフ、アルナウトヴィッチ
MF/ボージャン・クルキッチ、アフェライ、ファン・ヒンケル
サブ/クラウチ、ホセル、ウィーラン、オデムウィンギー、チャーリー・アダム

クリスタル・パレス
FW/バンフォード
MF/ボラシエ、ザハ、パンチュン、キャバイェ、ジェディナク
サブ/ウィッカム、ドワイト・ゲイル、シャマフ、フレイザー・キャンベル、
  レドリー、マッカーサー

いやー、アーセナルとリヴァプールがブリタニアでクリーンシートを決めるシーンを想像するのが年々難しくなってまいりました。フィル・ジョーンズとブリントでは、クリスタル・パレスのいやらしい攻撃は止まらないかもしれません。買うならこの2点でしょう!…すみません、プレミアリーグの話というより、ブックメーカーの話になってしまいました。イギリスではブックメーカーは合法で、bet365などは政府公認ですが、日本からベットするのは法的にグレーゾーンですので、自己責任でお願いします。私ですか?いやいや、そんな話は、ここでは。

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