祝・プレミアリーグ2015-16シーズン開幕!直前ニュース&ジャイアントキリング大胆予想!
クリスタル・パレスのキャバイェやニューカッスルのワイナルドゥムだけでなく、ウェストハムのオグボンナ、ストークのアフェライらは、数年前ならリヴァプールやトッテナムが獲得するような選手です。群雄割拠、大混戦、下剋上。例年より1週間早いプレミアリーグ開幕節には、のっけからジャイアントキリングが勃発する予感が漂っています。本稿では、緒戦を前にした各クラブの動向についていくつか紹介しつつ、鮮やかなジャイアントキリングが起こるゲームを予想させていただければと思います。
さて、いきなり張出大関と関脇の対決となったマンチェスター・ユナイテッドとトッテナムですが、ファン・ハール監督、激痛です。レアル・マドリード移籍話が難航しているデ・ヘアは「プレイしないほうがいい」とのジャッジで緒戦欠場、シュヴァイニーも使えないというニュースが飛び込んできました。ロリスが間に合わないトッテナムはフォルム、ホームチームは22歳のジョンストンと、第2GKがそれぞれのゴールマウスに立つことになるでしょう。ポチェッティーノ監督のチームは、アウディカップでレアル・マドリードと戦ったアルデルヴァイレルトとヴィマーのCBコンビ、エリクセン、ラメラ、デンベレといった顔ぶれがファーストチョイスなのでしょうか。
私が怖いのは、GK以外は昨季とまるで変わらない「継続性重視プラン」で来られた場合です。こちらはかなりのモデルチェンジをしているので、攻撃力は強化されているものの、守備の綻びを90分間隠し通すことはできないでしょう。ああ、ハリー・ケイン…。2ヵ月後ならいけそうではあるものの、8月という早いタイミングでは勝てそうな気がしません。現在、2年連続の開幕戦ロストを覚悟しながら、ランチタイムキックオフの笛を目をつぶって待っているところです。スコアまで予想すれば、トッテナム得意の1-2ではないでしょうか。彼らの実力を考えればジャイアントキリングではありませんが、アウェイ勝利ではあるので「小波乱」という表現に違和感はないでしょう。サポーター仲間には申し訳ありませんが、ただいま目いっぱいチキンモードです。
同じく本日、夕暮れ時に開幕を迎えるチェルシーは、モウリーニョ監督が昨季後半戦でチーム力が落ちた反省をふまえて、7割~8割のコンディションで開幕を迎えられるように腐心していた印象があります。そうなると、主力をいじらずピンポイントの弱点補強を進めたスウォンジーは、かなり善戦するのではないでしょうか。とはいえ、スタンフォード・ブリッジでチェルシーが敗れるシーンは想像できません。結局はアザールかファルカオあたりが一発決めて、昨季プレミアリーグ王者が競り合いを制するのではないかと思われます。しかしながら、大手ブックメーカー「ウィリアム・ヒル」でベットするなら、1.4倍にしかならないチェルシー勝利を面舵いっぱいで回避して、ドローの4倍に張るところでしょう。一番人気の悪いとこ探しに走りがちな、穴党の私の悪いクセですが。
かくいう私でも、日曜日のアーセナルVSウェストハムのロンドンダービーは、ヴェンゲル監督に降参です。今季の開幕は、近年まれにみる状態のよさでしょう。ジャック・ウィルシャーを失ったことは、さほど気にならないのではないかと思います(アレクシス・サンチェスの不在は大いに気になりますが)。明日の試合で注目は、難敵ストークの本拠地ブリタニアに乗り込むリヴァプールの立ち上がりです。地元紙「リヴァプール・エコー」は、ジョー・ゴメスとジョーダン・アイブという2人の10代選手がスタメンで登場すると予想しており、ロジャース監督は4-3-3を考えているものと思われます。2年連続で大型補強をしたリヴァプールですが、全体に満遍なく新戦力を入れ、フォーメーションを決めるのに時間がかかってしまった昨季に比べると、ミニョレ、シュクルテル、サコ、ヘンダーソン、ミルナーと背骨に継続性と高い経験値がある今季は同じ失敗はしないのではないかと見ています。とはいえ、アウェイのストーク戦が難しいのは間違いありません。穴党としてはこれぞ狙いめ。サッカーとしてはリヴァプール勝利予想ではあるものの、ブックメーカーでは「レッズが2試合連続でマーク・ヒューズ監督に敗れ、地元マスコミに1週間いじられる」とさせていただくカードです。
最後にマンチェスター・シティですが、1年後にはグアルディオラ監督にポジションを追われると報じられていたペジェグリーニ監督が、2017年まで契約を延長したそうです。このニュースでチームの士気が上がれば、エースのアグエロをはじめとするコパアメリカ出場組の出遅れを、何とかカバーできる可能性が一段高まるでしょう。しかし、プレミアリーグ上位のなかでテストマッチの内容がいちばん悪かったのがマン・シティでした。まっすぐ戦えば、彼らは月曜日のゲームで、策士トニー・ピューリスのWBAに足をすくわれるのではないかと思います。ペジェグリーニさんに打開策はあるのでしょうか。何か手を打つなら、一朝一夕には改善しない守備より、攻めのカンフル剤でしょう。私がこの試合に期待しているのは、ペジェグリーニさんの隠し玉投入です。
ヨヴェティッチとジェコがいなくなれば、前線に補強が必要なのではないかという問いに対して、「私たちにはケレチ(・イヘアナチョ)がいるし、スターリングも前線でプレーできる。他の選手たちを加えていくことは考えているけど、そのポジションではない」と語っていた指揮官は、最前線は2減2増と捉えており、「アグエロ、ボニー、イヘアナチョ+スターリング」で戦う方針のようです。もしかすると、開幕からイヘアナチョが観られるかもしれません。問題はいつ出てくるかですね。まさか、スタメン…!どうも、この選手の話になるとテンションが上がってしまいます。期待し過ぎず、平常心で月曜日のゲームを待つこととしましょう。
まとめさせていただきますと、純粋にサッカーのことだけを考えれば、トッテナム、アーセナル、チェルシーが勝利。マンチェスター勢が敗れ、唯一悩ましいレッズも勝利という予想です。加えて、「クーマン監督がアキレス腱を痛めて開幕戦欠場」と報じられ、ヨーロッパリーグ直後でもあるサウサンプトンがニューカッスルに敗れるとさせていただきます。一方、もし「ウィリアム・ヒル」でマッチベッティングを愉しむなら、トッテナム勝利6.00倍、チェルシードロー4.00倍、アーセナル勝ち1.30倍、ストークがリヴァプールを倒して3.30倍(意外と低い…)、ピューリス監督のマン・シティいじめの5.50倍と張りましょう。それぞれ1万円ずつベットしたら、週明けにいくらになるでしょうね。こちらの収支報告もさせていただきます。あ、これは「もし賭けたら」ですので、すごい数字になっても呑み代おごれなどというオーダーはしないよう、よろしくお願い申し上げます。
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本日はどうぞよろしくお願いします(笑)
さすがにユナイテッドが勝つでしょう^^;
結局スパーズも工夫の無い攻撃陣はそのままなので
ケインの1発とエリクセンの閃き頼りです
点が取れない可能性だって十分にあります
そもそもスパーズが1点以内に抑える未来が見えない……
アーセナルにとって唯一の懸念はビリッチ監督です。去年のベクシュタシュを率いていた印象が強いため、アラダイスよりは苦戦しそうです。
アーセナル自体ではCFのチョイスに注目してます。ウェストハムと相性の良いジルーだと見てますが…
管理人さんがチキるときって、大抵勝っているような……。
なんとなくのイメージですがw
本当ファン・ハール監督の施したモデルチェンジのおかげでネガティヴ予想が尽きませんね
デヘア問題も最悪な形で顕在化してきてますしユナイテッドここ踏ん張って欲しいですね。やる気マンマンのキャプテンに期待します!
か、管理人が珍しくスパーズ上げしてる(笑)
スパサポとしてはユナイテッドに勝てるイメージはわかないな…
仲良くドローでいかがでしょうか?
ので素直にランキング踏んできました。
結果の収支を楽しみにしております。
チェルシードローはちょっとありそうでこわいところ。
スパーズ推しさん>
私の心配は杞憂に終わりました。スパーズは1点に抑えたものの、シュートが決まらなかったですね。
新参さん>
ウェストハムは、ELを見る限りでは仕上がっておらず、アーセナルには勝てないと思われます。私もジルー予想です。
aさん>
言い方を変えれば「予想はハズレが多い」ということですね。失礼しました。結局外れました…。
グローリーグローリーさん>
デ・ヘア、難しそうですね。とにかく残念です。
プレミアリーグ大好き!さん>
いやあ、トッテナムは相当リスペクトしてますよ!エリクセンのほめちぎりようは日本一ではないでしょうか。
VOOさん>
ありがとうございます。のっけから予想を外してしまいました。これからチェルシー戦でございます。スタンフォード・ブリッジですし、勝つはずですが…。