【Leicester×Sunderland】レスター4発快勝。岡崎慎司は、彼らしさ満載の上々デビュー!
24分、右からドリブルで仕掛けたマフレズが切り返しを引っかけられ、今季プレミアリーグで最初のPKをゲット。マフレズはこれを冷静に右のサイドネットに突き刺し、あっという間の3-0です。27分にはマフレズの縦パス一本に抜け出したジェイミー・バーディが左足の一撃をパンティリモンにぶつけると、29分、サンダーランドのアドフォカート監督は、自ら非常事態であることを認めるような交代を敢行。キャプテンのカッターモールを下げて、ストライカーのスティ-ブン・フレッチャーを投入します。岡崎は最前線で体を張ってポストの役割を果たしつつ、執拗なチェイシングでサンダーランドDFのパスコースを限定しています。
38分には、岡崎を起点にカウンター発動。DFラインの裏へのパスが決まらず、4点めはならなかったものの、これもまた今季プレミアリーグにおけるレスターの武器になるでしょう。この1分後にも、左サイドを突破したジェイミー・バーディのクロスが岡崎を通り越してマフレズにピタリ。左足シュートはバーを越えてしまい、ハットトリックはなりませんでしたが、レスターの攻勢は止まりません。45分、岡崎のヒールパスをそのまま狙ったドリンクウォーターのミドルはGKパンティリモンが何とかセーブ。ラニエリ新監督のチームは最高の前半を過ごしました。彼らの青いユニフォームと堂々としたプレイぶりは、途中から見れば昨季プレミアリーグ優勝クラブと間違えてしまいそうでした。
後半もゲームはレスターのペース。51分、ジェイミー・バーディが左サイドをドリブルで疾走し、角度のないところから放ったシュートはわずかにポストの右。55分には岡崎とのワンツーからマフレズが右サイドを破り、中に持ち込んで打ったシュートがファーポストに当たります。ここまで攻撃陣が眠っていたサンダーランドは、60分に最初の逆襲でゴール。アダム・ジョンソンの完璧なスルーパスにCB2人が置いていかれ、デフォーの右足がゴール左に決まりました。
2点差に戻したサンダーランドは、すぐに追加点を奪われてしまいます。66分、右サイドのジェイミー・バーディのグラウンダーに飛び込んだ岡崎慎司がつぶれると、クリアを左のシュルップが拾って再度クロス。これをDFがトラップミスしてオルブライトンに奪われ、見事な一撃がゴール左隅へ。レスターが4-1と突き放します。しかし、アウェイチームは諦めておりませんでした。71分、縦パスからシュマイケルと1対1になったのはラーション。ループシュートはコースを外れたものの、フートと競り合ったスティーブン・フレッチャーが頭で押し込み4-2。勝負の行方はまだわかりません。
87分、岡崎に見せ場がやってきました。途中出場の期待のMFカンテがボールをキープした瞬間、マークを外した背番号20は、パスを受けると左に切り返してシュート。これはDFの足に当たってしまい、プレミアリーグ初ゴールはなりませんでした。この試合は、「レスターが4-2快勝」といっていいでしょう。最後までチェイシングをさぼらなかった日本代表FWは、力を出し切りました。シュート2本、ノーゴールのストライカーに満点をつけるわけにはいきませんが、ポストプレー、効果的な守備、オフザボールの動きは質が高く、合格点だったのではないでしょうか。昨季プレミアリーグのラスト10戦を7勝で駆け抜けたレスターは、ピアソン監督の攻撃的なスタイルをラニエリ監督が見事に継承しているようです。こんな試合が観られるなら、毎週追いかけてもいいなと思ったエキサイティングな夜でした。
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更新ご苦労様です。
得点こそ決められませんでしたが、デビュー戦としては上々だったのではないでしょうか。
ただ、2失点の獲られ方がまずい感じがしました。
しかしサンダーランドは厳しい船出ですね、、、。まさかの連敗スタートは想像したくはありませんが、このままではいかんです。
Mackiさん>
岡崎は上々スタートでしたね。チェイシングの貢献度は絶大で、疲れていても味方がアタックを始めたら必ずゴール前に走り込む姿勢も素晴らしかったです。彼のファンが増えるでしょうね!
現地のレスターサポの友人から電話があって「最高のファイター!惚れた!」と言ってましたよ
もう虜にしてるみたい
岡崎凄いなぁ
早く点がみたい!
実はグーナーさん>
疲れを知らない走りと体を張ってくれる感じは、イングランド好みですよね。