2022.03.07 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【Watford×Arsenal】不要なタッチゼロの3発!プレミアリーグ4連勝のアーセナル、暫定4位浮上!
TOP4フィニッシュをめざすアーセナルは、、劇的勝利のウルヴス戦と同じメンバーです。プレミアリーグ28節、ヴィカレージ・ロードのワトフォード戦。さっそく、アルテタ監督の11人を紹介しましょう。GKラムズデール、DFセドリク・ソアレス、ベン・ホワイト、ガブリエウ、ティアニー。セントラルMFはトーマス・パーティーとジャカ、2列めにサカ、ウーデゴーア、マルティネッリ、ワントップにラカゼットという顔ぶれです。
開始19秒、スルーパスで左から抜け出したデニスのゴールシーンは、オフサイド。ほどなく主導権を握ったガナーズは、奪われてもハーフラインの手前で回収できています。先制は5分、右サイドからのアタック。ウーデゴーアとのワンツーで右から突破したサカがニアに折り返すと、走り込んだノルウェー代表キャプテンが左隅へのコースをみて利き足で流し込みました。
しかし11分、ワトフォードの同点ゴールも右サイドを攻略。オーバーラップしてきたキコ・フェメニアが中央にクロスを上げると、クチョ・エルナンデスのバイシクルがラムズデールの右脇に決まりました。1-1の18分、マルティネッリのシュートがブロックされた後の二次攻撃。右に展開したボールが中央に上がっていたジャカに通り、落としをもらったトーマスが左足でコントロールショットを放つと、左に飛んだボールはポストをかすめて外に抜けていきました。
24分、ルーザが右から蹴ったFKはラムズデールがキャッチ。1分後に右からカットインしたデニスの一撃も、ガナーズの守護神が右に反応してセーブしました。29分のシソコのミドルは、クロスバーの上。押されていたガナーズは、30分に前線の素晴らしい守備から2点めをゲットします。ボックス手前でクレヴァリーから奪ったのはサカ。ラカゼットがポストに入り、ヒールパスを受けた7番が右隅を狙うと、GKフォスターは逆に動いてしまいました。
1-2となってから、ワトフォードのサイドアタックは機能しなくなりました。45分、トーマスのパスをボックス左で受けたマルティネッリのシュートは、キャスカートがブロック。前半のシュート数は5対9ですが、オンターゲットは4対2とワトフォードが勝っています。後半開始から5分は、前線からのプレスとサイドアタックを徹底しているワトフォードペースです。
52分、起点となったのはアルテタ監督の素早いリスタート。指揮官からボールをもらったウインガーがスローインでセドリクを縦に走らせ、ウーデゴーア、ラカゼットと中につながると、ストライカーは無理せず後ろのマルティネッリに預け、右足のコントロールショットが左隅に突き刺さりました。4本すべてワンタッチの美しいフィニッシュ。ガナーズが着実に勝利に近づいています。
1-3となっても諦めていないワトフォードは、ひたすらサイドから攻め続けています。55分に左から突破を図ったハセイン・カマラのシュートは枠の上。直後、ラムズデールのキックミスを縦に運んだチャンスは、クレヴァリーの左足の一撃をGKがセーブしました。61分、CKの流れからウーデゴーアが右にクロスを上げると、フリーだったベン・ホワイトはボレーをミスしてしまいました。
73分、マルティネッリに代わってニコラ・ペペ。交代直後に右から仕掛けたドリブラーから、中央のラカゼットにラストパスが通りますが、シュート態勢に入って転倒したストライカーに笛は鳴りません。アルテタ監督の2枚めは、79分にラカゼットをエンケティア。81分のカウンターは、ウーデゴーアが右のエンケティアを走らせ、ボックス入り口からのシュートがニアポストを直撃しました。
87分、クチョ・エルナンデスが浮かしたボールがシソコへ。ジャカの背後を取ったセントラルMFは、寄せてきたベン・ホワイトもかわし、ラムズデールとの1対1を制して左隅に決めました。90分、ウーデゴーアに代わってホールディング。ワトフォードの放り込みは実らず、ガナーズがプレミアリーグ4連勝で暫定4位に浮上しました。
不要なタッチも余計なパスもなかったスピーディーな3発。すべてのゴールの起点となったサカ、先制ゴールと「アシストのアシスト」を決めたウーデゴーア、ポストプレーが冴えたラカゼット、コースも強さも完璧だったマルティネッリは、いずれも素晴らしいパフォーマンスでした。ドリブルとロングフィードで何度もいい形を創ったトーマスは相変わらずの安定感。ボックス脇の守備という課題は残ったものの、今後に期待を抱かせる3ポイントといっていいでしょう。
プレミアリーグの直近10試合は8勝1分1敗。ビッグ6との4試合で互角の戦績を残せれば、6年ぶりのTOP4でシーズンを終えられるでしょう。次節はレスター、その次はリヴァプール。主力が好調なガナーズの戦い方に注目しましょう。右サイドには、やはり冨安健洋が必要ですね…。
開始19秒、スルーパスで左から抜け出したデニスのゴールシーンは、オフサイド。ほどなく主導権を握ったガナーズは、奪われてもハーフラインの手前で回収できています。先制は5分、右サイドからのアタック。ウーデゴーアとのワンツーで右から突破したサカがニアに折り返すと、走り込んだノルウェー代表キャプテンが左隅へのコースをみて利き足で流し込みました。
しかし11分、ワトフォードの同点ゴールも右サイドを攻略。オーバーラップしてきたキコ・フェメニアが中央にクロスを上げると、クチョ・エルナンデスのバイシクルがラムズデールの右脇に決まりました。1-1の18分、マルティネッリのシュートがブロックされた後の二次攻撃。右に展開したボールが中央に上がっていたジャカに通り、落としをもらったトーマスが左足でコントロールショットを放つと、左に飛んだボールはポストをかすめて外に抜けていきました。
24分、ルーザが右から蹴ったFKはラムズデールがキャッチ。1分後に右からカットインしたデニスの一撃も、ガナーズの守護神が右に反応してセーブしました。29分のシソコのミドルは、クロスバーの上。押されていたガナーズは、30分に前線の素晴らしい守備から2点めをゲットします。ボックス手前でクレヴァリーから奪ったのはサカ。ラカゼットがポストに入り、ヒールパスを受けた7番が右隅を狙うと、GKフォスターは逆に動いてしまいました。
1-2となってから、ワトフォードのサイドアタックは機能しなくなりました。45分、トーマスのパスをボックス左で受けたマルティネッリのシュートは、キャスカートがブロック。前半のシュート数は5対9ですが、オンターゲットは4対2とワトフォードが勝っています。後半開始から5分は、前線からのプレスとサイドアタックを徹底しているワトフォードペースです。
52分、起点となったのはアルテタ監督の素早いリスタート。指揮官からボールをもらったウインガーがスローインでセドリクを縦に走らせ、ウーデゴーア、ラカゼットと中につながると、ストライカーは無理せず後ろのマルティネッリに預け、右足のコントロールショットが左隅に突き刺さりました。4本すべてワンタッチの美しいフィニッシュ。ガナーズが着実に勝利に近づいています。
1-3となっても諦めていないワトフォードは、ひたすらサイドから攻め続けています。55分に左から突破を図ったハセイン・カマラのシュートは枠の上。直後、ラムズデールのキックミスを縦に運んだチャンスは、クレヴァリーの左足の一撃をGKがセーブしました。61分、CKの流れからウーデゴーアが右にクロスを上げると、フリーだったベン・ホワイトはボレーをミスしてしまいました。
73分、マルティネッリに代わってニコラ・ペペ。交代直後に右から仕掛けたドリブラーから、中央のラカゼットにラストパスが通りますが、シュート態勢に入って転倒したストライカーに笛は鳴りません。アルテタ監督の2枚めは、79分にラカゼットをエンケティア。81分のカウンターは、ウーデゴーアが右のエンケティアを走らせ、ボックス入り口からのシュートがニアポストを直撃しました。
87分、クチョ・エルナンデスが浮かしたボールがシソコへ。ジャカの背後を取ったセントラルMFは、寄せてきたベン・ホワイトもかわし、ラムズデールとの1対1を制して左隅に決めました。90分、ウーデゴーアに代わってホールディング。ワトフォードの放り込みは実らず、ガナーズがプレミアリーグ4連勝で暫定4位に浮上しました。
不要なタッチも余計なパスもなかったスピーディーな3発。すべてのゴールの起点となったサカ、先制ゴールと「アシストのアシスト」を決めたウーデゴーア、ポストプレーが冴えたラカゼット、コースも強さも完璧だったマルティネッリは、いずれも素晴らしいパフォーマンスでした。ドリブルとロングフィードで何度もいい形を創ったトーマスは相変わらずの安定感。ボックス脇の守備という課題は残ったものの、今後に期待を抱かせる3ポイントといっていいでしょう。
プレミアリーグの直近10試合は8勝1分1敗。ビッグ6との4試合で互角の戦績を残せれば、6年ぶりのTOP4でシーズンを終えられるでしょう。次節はレスター、その次はリヴァプール。主力が好調なガナーズの戦い方に注目しましょう。右サイドには、やはり冨安健洋が必要ですね…。
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セドリックとラムズデールは今日の出来はいまひとつだったかなと思っています。
ただ長いシーズンそんなこともあるさと、まわりがサポートし、前線が貯金を貯めていてくれたおかげでの勝利だったと思います。
ホーム・ワトフォード側を見ても「なんでこのチームが降格候補なんだよ」と思ってしまうほどいいチームとスタジアムの雰囲気だったなと。
つくづくプレミアリーグは面白いですね。
ただ一番面白かったのはホジソン監督の謎のダウンジャケット交換でした。