2022.03.13 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【MAN.UTD×Tottenham】圧巻CR7、ゴール数の世界記録を塗り替える怒涛のハットトリック!
負けたほうが、4位アーセナルから遠ざかるサバイバルマッチ。プレミアリーグ29節の最大の注目カード、オールド・トラフォードのマンチェスター・ユナイテッドVSトッテナムがキックオフの時間を迎えています。ラングニック監督の11人には、ブルーノ・フェルナンデスの名前がありません。最前線にクリスティアーノ・ロナウドが復帰し、2列めはラシュフォード、ポグバ、ジェイドン・サンチョという並びです。
GKデ・ヘア、DFジオゴ・ダロト、ヴァラン、マグワイア、アレックス・テレス。セントラルMFはフレッジとマティッチ。対するスパーズは、ベストメンバーです。GKロリス、3バックはロメロ、エリック・ダイアー、ベン・デイヴィス。WBにドハーティーとレギロン、センターはホイビュルクとベンタンクール、前線はソン・フンミン、ハリー・ケイン、クルゼフスキの3枚です。
ゆっくりボールをまわすマンチェスター・ユナイテッド、自陣に引いて縦パスをカットしようとするスパーズ。ラシュフォードが右、サンチョが左は適切なのでしょうか。3分過ぎから、スパーズがポゼッションを取っています。ボールをキープしても、足元、足元のホームチーム。9分にサンチョが左から抜け出し、ニアのロナウドが左足を振り抜きますが、素早く寄せたエリック・ダイアーに阻まれます。
12分、先制はマンチェスター・ユナイテッド。ヴァランのパスをフレッジがヒールで流すと、ボックス手前で受けたロナウドのミドルが左隅に突き刺さりました。エースの今季プレミアリーグ10発めで、勢いがつくかと思われた赤いシャツは、自陣にこもる時間が増えています。
16分、速攻から左に持ち込んだポグバのコントロールショットは、ロリスの指先を抜けて右のポストの外。マティッチが自陣で奪われた18分のピンチは、ホイビュルクのミドルをデ・ヘアが正面でキャッチしました。23分、アレックス・テレスのアーリークロスに競り勝ったロナウドのヘディングは、右にアウト。26分のCKをベン・デイヴィスが後ろに流し、ファーのエリック・ダイアーのヘッドがゴールに向かうと、ライン上にいたダロトが冷静にクリアしました。
30分、縦のスルーパスでボックス右を陥れたのはクルゼフスキ。ニアで待っていたベンタンクールのシュートは、マティッチが詰めてブロックします。34分、右サイドでサンチョを抜いたクルゼフスキが速いクロスを入れると、アレックス・テレスの腕に当たってPK。ハリー・ケインが左隅に蹴り込み、アウェイチームがイーブンに戻しました。
しかし38分、マティッチの浮き球でサンチョがラインの裏を取り、中央に優しいラストパス。走り込んだロナウドが押し込み、マン・ユナイテッドが再びリードします。43分、レギロンのクロスがファーで空いていたドハーティーに届くと思いきや、オフサイドポジションのハリー・ケインが触ってしまいました。
ハーフタイムは2-1。後半開始から押しているのは、スパーズです。53分、サンチョのサイドチェンジからダロト、ラシュフォードと右につながり、速いクロスがゴール前に入るも、ポグバの頭上を越えていきました。両者ともに、アバウトなロングフィードや強引な縦パスが目立つようになっています。
サンチョのパスミスから始まった61分のショートカウンターは、ハリー・ケインのパスがボックス右のクルゼフスキへ。ニアのソン・フンミンがダイレクトで右隅を狙うと、ボールはポストの脇をすり抜けていきました。66分にフレッジが仕掛けたカウンターは、サンチョの縦パスを右で受けたロナウドの強烈なシュートをロリスがセーブしました。
先に動いたのはラングニック。68分にラシュフォードと代わったのは、好調のエランガです。右にまわっていたサンチョはそのまま、エランガは左。スパーズの同点ゴールは72分でした。ソン・フンミンからボックス左のレギロンにつながり、高速クロスがゴール前に入ると、オフサイドだったロメロの前でマグワイアが押し込んでしまいました。
77分、ロナウドが右サイドのサンチョに預け、ニアでリターンをもらうと、ダイレクトでトーキックという驚愕のフィニッシュはロリスがニアに飛んでセーブ。その1分後、クルゼフスキが下がってルーカス・モウラが登場。79分のマティッチをカバーニは、何としても勝つというメッセージです。
決勝ゴールは81分。アレックス・テレスのCKを叩いたロナウドのヘッドは完璧でした。ラングニック監督は、すぐさまエースを下げてリンデロフを投入。コンテ監督は、ベン・デイヴィスをベルフワイン、ベンタンクールをハリー・ウィンクスと前に軸足を置く策を講じますが、残り時間は数分しかありません。
最後の猛攻をしのいで勝ったのは、マンチェスター・ユナイテッド。10敗めを喫したスパーズは、2試合少ないアーセナルに3ポイント差という厳しいポジションとなりました。今日はとにかく、ロナウド無双。チームの6本のオンターゲットのうち、5本を占めたストライカーは、プレミアリーグに復帰してから初のハットトリックを達成しました。
キャリア通算807ゴールは、第二次大戦前からプレイしていたヨーゼフ・ビカンの805を塗り替えるワールドレコード。プレミアリーグ史上初のホーム400勝に到達したメモリアルな勝利に、自らの勲章を重ねました。最初のゴールをアシストしたフレッジも、ドリブル4回成功&キーパス3本という素晴らしいパフォーマンス。2発めをお膳立てしたサンチョも、ドリブル2回&キーパス4本で勝利の原動力となりました。
何とか踏み止まったものの、まだまだ厳しい状況ではありますが、チェルシーとアーセナルとの直接対決が残っているのをポジティヴに考えましょう。まずは火曜日のアトレティコ・マドリード戦を勝ち切り、レスター、エヴァートン、ノリッジとのゲームで取りこぼさず、エミレーツに乗り込んでいただければと願っております。いやー、3発とも鮮やかでした。彼のおかげで、今夜のロンドン勢のゲームを、さわやかな気分で楽しめそうです。
GKデ・ヘア、DFジオゴ・ダロト、ヴァラン、マグワイア、アレックス・テレス。セントラルMFはフレッジとマティッチ。対するスパーズは、ベストメンバーです。GKロリス、3バックはロメロ、エリック・ダイアー、ベン・デイヴィス。WBにドハーティーとレギロン、センターはホイビュルクとベンタンクール、前線はソン・フンミン、ハリー・ケイン、クルゼフスキの3枚です。
ゆっくりボールをまわすマンチェスター・ユナイテッド、自陣に引いて縦パスをカットしようとするスパーズ。ラシュフォードが右、サンチョが左は適切なのでしょうか。3分過ぎから、スパーズがポゼッションを取っています。ボールをキープしても、足元、足元のホームチーム。9分にサンチョが左から抜け出し、ニアのロナウドが左足を振り抜きますが、素早く寄せたエリック・ダイアーに阻まれます。
12分、先制はマンチェスター・ユナイテッド。ヴァランのパスをフレッジがヒールで流すと、ボックス手前で受けたロナウドのミドルが左隅に突き刺さりました。エースの今季プレミアリーグ10発めで、勢いがつくかと思われた赤いシャツは、自陣にこもる時間が増えています。
16分、速攻から左に持ち込んだポグバのコントロールショットは、ロリスの指先を抜けて右のポストの外。マティッチが自陣で奪われた18分のピンチは、ホイビュルクのミドルをデ・ヘアが正面でキャッチしました。23分、アレックス・テレスのアーリークロスに競り勝ったロナウドのヘディングは、右にアウト。26分のCKをベン・デイヴィスが後ろに流し、ファーのエリック・ダイアーのヘッドがゴールに向かうと、ライン上にいたダロトが冷静にクリアしました。
30分、縦のスルーパスでボックス右を陥れたのはクルゼフスキ。ニアで待っていたベンタンクールのシュートは、マティッチが詰めてブロックします。34分、右サイドでサンチョを抜いたクルゼフスキが速いクロスを入れると、アレックス・テレスの腕に当たってPK。ハリー・ケインが左隅に蹴り込み、アウェイチームがイーブンに戻しました。
しかし38分、マティッチの浮き球でサンチョがラインの裏を取り、中央に優しいラストパス。走り込んだロナウドが押し込み、マン・ユナイテッドが再びリードします。43分、レギロンのクロスがファーで空いていたドハーティーに届くと思いきや、オフサイドポジションのハリー・ケインが触ってしまいました。
ハーフタイムは2-1。後半開始から押しているのは、スパーズです。53分、サンチョのサイドチェンジからダロト、ラシュフォードと右につながり、速いクロスがゴール前に入るも、ポグバの頭上を越えていきました。両者ともに、アバウトなロングフィードや強引な縦パスが目立つようになっています。
サンチョのパスミスから始まった61分のショートカウンターは、ハリー・ケインのパスがボックス右のクルゼフスキへ。ニアのソン・フンミンがダイレクトで右隅を狙うと、ボールはポストの脇をすり抜けていきました。66分にフレッジが仕掛けたカウンターは、サンチョの縦パスを右で受けたロナウドの強烈なシュートをロリスがセーブしました。
先に動いたのはラングニック。68分にラシュフォードと代わったのは、好調のエランガです。右にまわっていたサンチョはそのまま、エランガは左。スパーズの同点ゴールは72分でした。ソン・フンミンからボックス左のレギロンにつながり、高速クロスがゴール前に入ると、オフサイドだったロメロの前でマグワイアが押し込んでしまいました。
77分、ロナウドが右サイドのサンチョに預け、ニアでリターンをもらうと、ダイレクトでトーキックという驚愕のフィニッシュはロリスがニアに飛んでセーブ。その1分後、クルゼフスキが下がってルーカス・モウラが登場。79分のマティッチをカバーニは、何としても勝つというメッセージです。
決勝ゴールは81分。アレックス・テレスのCKを叩いたロナウドのヘッドは完璧でした。ラングニック監督は、すぐさまエースを下げてリンデロフを投入。コンテ監督は、ベン・デイヴィスをベルフワイン、ベンタンクールをハリー・ウィンクスと前に軸足を置く策を講じますが、残り時間は数分しかありません。
最後の猛攻をしのいで勝ったのは、マンチェスター・ユナイテッド。10敗めを喫したスパーズは、2試合少ないアーセナルに3ポイント差という厳しいポジションとなりました。今日はとにかく、ロナウド無双。チームの6本のオンターゲットのうち、5本を占めたストライカーは、プレミアリーグに復帰してから初のハットトリックを達成しました。
キャリア通算807ゴールは、第二次大戦前からプレイしていたヨーゼフ・ビカンの805を塗り替えるワールドレコード。プレミアリーグ史上初のホーム400勝に到達したメモリアルな勝利に、自らの勲章を重ねました。最初のゴールをアシストしたフレッジも、ドリブル4回成功&キーパス3本という素晴らしいパフォーマンス。2発めをお膳立てしたサンチョも、ドリブル2回&キーパス4本で勝利の原動力となりました。
何とか踏み止まったものの、まだまだ厳しい状況ではありますが、チェルシーとアーセナルとの直接対決が残っているのをポジティヴに考えましょう。まずは火曜日のアトレティコ・マドリード戦を勝ち切り、レスター、エヴァートン、ノリッジとのゲームで取りこぼさず、エミレーツに乗り込んでいただければと願っております。いやー、3発とも鮮やかでした。彼のおかげで、今夜のロンドン勢のゲームを、さわやかな気分で楽しめそうです。
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