2022.03.14 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【Arsenal×Leicester】素晴らしきトーマス!セットピースから2発のアーセナルが余裕の5連勝!
プレミアリーグ4連勝と絶好調のアーセナル。29節のゲームは、エミレーツのレスター戦です。ミケル・アルテタ監督のスターティングラインナップは、前節のワトフォード戦と同じ顔ぶれ。GKラムズデール、DFセドリク・ソアレス、ベン・ホワイト、ガブリエウ、ティアニー。中盤センターはトーマス・パーティーとジャカ、2列めにサカ、ウーデゴーア、マルティネッリ、最前線にラカゼットの4-2-3-1です。
今季プレミアリーグ10ゴールのヴァーディーを欠いたレスターは、イヘアナチョをトップに配した4-2-3-1。立ち上がりから効果的なプレスで、ガナーズの最終ラインを苦しめています。7分にティアニーの縦パスで、マルティネッリが左サイドを突破。ボックスに入った20歳は、ラストパスを出す前にリカルド・ペレイラに潰されました。
アーセナルの先制ゴールは11分。マルティネッリの素晴らしいCKがニアに入ると、マークを外したトーマスがヘッドで叩き込みました。セットピースから10発は、リーグ5位。レスターのCKから12失点はワーストです。ホームチームの2度めの決定機は18分。トーマス、ウーデゴーア、サカと右につながり、ウインガーが縦パスでセドリクを走らせると、ニアに折り返したボールがラカゼット、サカ、ジャカとまわります。
レフティのシュートがブロックされ、落としを受けたトーマスが右隅にコントロールショットを放つと、ボールはクロスバーを直撃。21分には、鋭いドリブルで3人をちぎったサカが止められ、相手に渡ったボールを奪い返したウーデゴーアが左に展開すると、中に入ったマルティネッリのシュートはディフレクションに対応したシュマイケルがキャッチしました。
25分、イヘアナチョとのワンツーでデューズバリー=ホールが左サイドを突破。クロスをラムズデールが弾くと、こぼれ球を拾ったジェームズ・マディソンのドリブルはベン・ホワイトがカットしました。ここからラカゼット、ウーデゴーア、マルティネッリとつながったカウンターは、35番の右足のシュートをアマーティーがブロック。左右のウイングが絶好調のガナーズは、すぎにでも追加点を奪えそうな雰囲気です。
28分、ラカゼットの強烈なミドルはシュマイケルがキャッチ。36分のショートコーナーから、オルブライトンのクロスをハーヴィー・バーンズがヘッドで合わせますが、左隅に飛んだボールはラムズデールのビッグセーブに阻まれました。ガナーズの守備は、ジャカとトーマスのポジショニングが的確で、ジェームズ・マディソンやハーヴィー・バーンズの選択肢を減らしています。
ハーフタイムで1-0は、ガナーズにとって上々の結果でしょう。後半開始から間もない47分、ティアニーのクロスをかかとで合わせたベン・ホワイトのフィニッシュは左に外れました。51分、左サイドを完全に崩したマルティネッリがゴールライン際から折り返すと、シュートをブロックされたラカゼットが後方のジャカへ。浮き球をフリーで待っていたサカが左足で合わせると、シュマイケルが右に飛んで外に弾き出しました。
54分、ウーデゴーアの速いFKがゴール前に入り、こぼれ球に先着したベン・ホワイトのシュートをシュマイケルがセーブ。浮いたボールをトーマスが頭でプッシュすると、ソユンチュが右手ではたいてしまいました。VARによってPKとなり、ラカゼットが左上に突き刺して2-0。今日のアーセナルにとって、2点はセーフティーリードといっていいでしょう。
左のハーヴィー・バーンズがイヘアナチョに預け、グラウンダーが入った65分のチャンスは、ゴール前に絞ったティアニーがクリア。75分にティアニーのクロスに競り勝ったラカゼットは、左に外してしまいました。アルテタ監督の交代策は、グーナーの予想通りだったのではないでしょうか。78分にマルティネッリをスミス・ロウ、85分にサカをニコラ・ペペ、最後のカードは88分にラカゼットを下げてエンケティアです。
ジャカの縦パスをボックス左で受けたスミス・ロウが、シュマイケルとの1対1を制していれば最高でしたが、セットピースから2発決めてクリーンシートという結末に不満をもらすグーナーはいないでしょう。5分の追加タイムも、シュートコースを塞ぎ続けたガナーズが2-0快勝で暫定4位に復帰しました。
MVPは、文句なしでトーマス。先制ゴール、2点めを生んだヘッド、的確なカバーリング、6回のデュエル全勝と、素晴らしいパフォーマンスで勝利の立役者となりました。右サイドを制圧したサカ、カウンターの主軸となったマルティネッリ、パスのスピードと長短で攻撃に幅をもたせたウーデゴーアもよかったと思います。
次節は、2年ぶりのトロフィーをめざすリヴァプール。マン・シティを苦しめた今の彼らなら、どちらが勝つかわからない展開に持ち込めるのではないでしょうか。プレミアリーグ8連勝と5連勝の決戦が、今から楽しみです。
今季プレミアリーグ10ゴールのヴァーディーを欠いたレスターは、イヘアナチョをトップに配した4-2-3-1。立ち上がりから効果的なプレスで、ガナーズの最終ラインを苦しめています。7分にティアニーの縦パスで、マルティネッリが左サイドを突破。ボックスに入った20歳は、ラストパスを出す前にリカルド・ペレイラに潰されました。
アーセナルの先制ゴールは11分。マルティネッリの素晴らしいCKがニアに入ると、マークを外したトーマスがヘッドで叩き込みました。セットピースから10発は、リーグ5位。レスターのCKから12失点はワーストです。ホームチームの2度めの決定機は18分。トーマス、ウーデゴーア、サカと右につながり、ウインガーが縦パスでセドリクを走らせると、ニアに折り返したボールがラカゼット、サカ、ジャカとまわります。
レフティのシュートがブロックされ、落としを受けたトーマスが右隅にコントロールショットを放つと、ボールはクロスバーを直撃。21分には、鋭いドリブルで3人をちぎったサカが止められ、相手に渡ったボールを奪い返したウーデゴーアが左に展開すると、中に入ったマルティネッリのシュートはディフレクションに対応したシュマイケルがキャッチしました。
25分、イヘアナチョとのワンツーでデューズバリー=ホールが左サイドを突破。クロスをラムズデールが弾くと、こぼれ球を拾ったジェームズ・マディソンのドリブルはベン・ホワイトがカットしました。ここからラカゼット、ウーデゴーア、マルティネッリとつながったカウンターは、35番の右足のシュートをアマーティーがブロック。左右のウイングが絶好調のガナーズは、すぎにでも追加点を奪えそうな雰囲気です。
28分、ラカゼットの強烈なミドルはシュマイケルがキャッチ。36分のショートコーナーから、オルブライトンのクロスをハーヴィー・バーンズがヘッドで合わせますが、左隅に飛んだボールはラムズデールのビッグセーブに阻まれました。ガナーズの守備は、ジャカとトーマスのポジショニングが的確で、ジェームズ・マディソンやハーヴィー・バーンズの選択肢を減らしています。
ハーフタイムで1-0は、ガナーズにとって上々の結果でしょう。後半開始から間もない47分、ティアニーのクロスをかかとで合わせたベン・ホワイトのフィニッシュは左に外れました。51分、左サイドを完全に崩したマルティネッリがゴールライン際から折り返すと、シュートをブロックされたラカゼットが後方のジャカへ。浮き球をフリーで待っていたサカが左足で合わせると、シュマイケルが右に飛んで外に弾き出しました。
54分、ウーデゴーアの速いFKがゴール前に入り、こぼれ球に先着したベン・ホワイトのシュートをシュマイケルがセーブ。浮いたボールをトーマスが頭でプッシュすると、ソユンチュが右手ではたいてしまいました。VARによってPKとなり、ラカゼットが左上に突き刺して2-0。今日のアーセナルにとって、2点はセーフティーリードといっていいでしょう。
左のハーヴィー・バーンズがイヘアナチョに預け、グラウンダーが入った65分のチャンスは、ゴール前に絞ったティアニーがクリア。75分にティアニーのクロスに競り勝ったラカゼットは、左に外してしまいました。アルテタ監督の交代策は、グーナーの予想通りだったのではないでしょうか。78分にマルティネッリをスミス・ロウ、85分にサカをニコラ・ペペ、最後のカードは88分にラカゼットを下げてエンケティアです。
ジャカの縦パスをボックス左で受けたスミス・ロウが、シュマイケルとの1対1を制していれば最高でしたが、セットピースから2発決めてクリーンシートという結末に不満をもらすグーナーはいないでしょう。5分の追加タイムも、シュートコースを塞ぎ続けたガナーズが2-0快勝で暫定4位に復帰しました。
MVPは、文句なしでトーマス。先制ゴール、2点めを生んだヘッド、的確なカバーリング、6回のデュエル全勝と、素晴らしいパフォーマンスで勝利の立役者となりました。右サイドを制圧したサカ、カウンターの主軸となったマルティネッリ、パスのスピードと長短で攻撃に幅をもたせたウーデゴーアもよかったと思います。
次節は、2年ぶりのトロフィーをめざすリヴァプール。マン・シティを苦しめた今の彼らなら、どちらが勝つかわからない展開に持ち込めるのではないでしょうか。プレミアリーグ8連勝と5連勝の決戦が、今から楽しみです。
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