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夏の放出は最大12人!?マンチェスター・ユナイテッドがエリック・テン・ハフの監督就任を発表!

「マンチェスター・ユナイテッドは、エリック・テン・ハフ氏を男子のトップチームマネージャーに任命することを発表します。就労ビザの取得を条件とした契約は、今シーズン終了後から2025年6月まで。さらに1年のオプションがあります」

プレミアリーグのTOP4フィニッシュが絶望的になっているマンチェスター・ユナイテッドが、2022-23シーズンから指揮を執る新監督の名前を明らかにしました。アヤックスをエールディヴィジの頂点に復帰させたエリック・テン・ハフ。サー・アレックス・ファーガソンの勇退以来、5人めの正監督の就任とともに、ラルフ・ラングニックはコンサルタントとしてチームを支えることになります。

「マンチェスター・ユナイテッドの監督に任命されたのは大変光栄なことであり、これからのチャレンジにとてもエキサイトしている。偉大なクラブの歴史と、ファンの情熱についてはわかっているつもりだ。彼らにふさわしい成功をもたらすことができるチームを育てたいと強く思っている」(エリック・テン・ハフ)

「エリックは、アヤックスでの4年間で、ヨーロッパで最もエキサイティングな成功を収めた監督のひとりであることを証明した。チームへの献身、アタッキングフットボールとユース人材へのコミットメントはよく知られている。就任に至るまでのエリックとの会話で、マンチェスター・ユナイテッドをわれわれが望むレベルに引き上げる長期的なヴィジョン、その意欲と決意に深い感銘を受けた」(ジョン・マータフFD)

プレミアリーグ経験があるマウリシオ・ポチェッティーノの就任を期待していた者としては、残念ではありますが、今回の決定に対するネガティブな気分はありません。戦術的なベースを失ってしまったチームに、自在なビルドアップとコレクティブなアタックをインストールしていただければと思います。

「ミラー」のデヴィッド・マクドネル記者によると、テン・ハフ監督とクラブは抜本的な改革を断行しようとしており、最大12人を放出する可能性があるそうです。夏に契約満了となるポグバ、リンガード、カバーニ、マティッチ、マタ、リー・グラントは全員退団する見通し。加えてバイリー、ワン=ビサカ、フィル・ジョーンズ、アレックス・テレス、マルシアル、ラシュフォードも売却されるかもしれません。

一方、アヤックスでプレイしていたファン・デ・ベークは、テン・ハフ就任によって復活が期待されます。デ・ヘア、ヴァラン、ルーク・ショー、ブルーノ・フェルナンデス、ジェイドン・サンチョ、ファン・デ・ベークが主軸となり、守備力を高められるセントラルMFや連携を取れるアタッカーを加えるのでしょう。「ミラー」のレポートは、補強にかける予算は2億ポンドと伝えています。

サー・アレックス・ファーガソンもユルゲン・クロップも、プレミアリーグの頂点に立つまでに4年という期間を要しました。現在のリヴァプールやマンチェスター・シティのレベルに到達するためには、それなりの時間が必要でしょう。今度こそ、長期的な視座をもったチーム作りで、ルーニーや香川真司がいた頃のポジションを取り戻していただければと期待しています。


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