2022.05.02 プレミアリーグ観戦記2021-22プレミアリーグ観戦記
【West Ham×Arsenal】CBコンビの2発で4位キープのアーセナル、冨安とサカは大丈夫!?
右サイドは、久々の先発となる冨安健洋です。プレミアリーグ35節、ウェストハムVSアーセナル。トッテナムとのTOP4争いが続くガナーズにとって、負けるわけにはいかない一戦です。トーマス・パーティーとティアニーを失ったアルテタ監督は、ハムストリングを痛めたベン・ホワイトも使えず、ガブリエウの脇にはホールディングが入っています。
GKラムズデール、DF冨安健洋、ホールディング、ガブリエウ、ヌーノ・タヴァレス。2センターにジャカとエルネニー、2列めにサカ、ウーデゴーア、スミス・ロウ、最前線にエンケティアの4-2-3-1です。対するハマーズは、チェルシー戦で1発レッドのドーソンの代役にクレスウェル。最終ラインの出来が勝負を分けるゲームになるかもしれません。
キックオフからしばらくはボールが落ち着かず、互角の展開。5分を過ぎると、ハマーズがサイドを制圧し始め、ガナーズはラインを下げて対応しています。15分のサカのミドルは、クレスウェルがブロック。17分にジャカのパスを右で受けたエンケティアも、遠めからのショットをクレスウェルにぶつけました。
縦に楔を入れた後、うまく展開できずに戻すシーンが目立つアーセナル。26分にオーバーラップしたズマは、ベンラーマのクロスに競り勝ちながらも、ヘディングシュートはブロックされました。2分後、ツォウファルのクロスのクリアを拾ったフォルナルスは、右足のシュートを打ち上げてしまいます。
30分、ツォウファルのクロスがタヴァレスに当たってファーに流れ、フリーのランシーニが右足を振り抜きますが、ホールディングがコースに入ってクリア。33分にデクラン・ライスがボックス手前から放ったコントロールショットは、ラムズデールの正面です。37分、ウーデゴーアのパスを左でもらったエンケティアがカットインから右足で狙うと、ファビアンスキがセーブ。ガナーズの先制ゴールは、直後のCKでした。
右からのボールをヘッドで合わせたのは、プレミアリーグ初ゴールとなるホールディング。リードされたハマーズは、40分のCKをニアのデクラン・ライスが頭で合わせますが、ラムズデールのビッグセーブに阻まれます。45分、デクラン・ライスのサイドチェンジを受けたツォウファルは、迷わずニアのボーウェンにパス。左足のワントラップボレーは、ガブリエウに当たって左のサイドネットに吸い込まれました。
前半は1-1。サカとマルティネッリを完封されたガナーズは、何かを変えなければなりません。52分、ボックスを飛び出したラムズデールとボーウェンが接触したかと思われたシーンは、アタッカーがシミュレーションでイエローをもらっています。
53分、右からのCKのクリアがボックス左に流れると、マルティネッリの絶妙なクロスがフリーのガブリエウへ。ジャストミートのヘディングシュートは、ファビアンスキに当たって枠に飛び込みました。1-2として勢いに乗ったガナーズは、左サイドから攻められるようになりました。59分にマルティネッリとパス交換したエンケティアは、ボックス左からのシュートをファビアンスキにキャッチされました。
65分、ウーデゴーアの縦へのフィードがエンケティアへ。カットインから放った右足ミドルは、ファビアンスキの正面です。72分、冨安に抑えられていたベンラーマがクロスを入れると、フォルナルスのボレーはガブリエウがブロック。直後のカウンターは、ドリブルでズマをかわしたエンケティアの決定的なショットが右のポストの脇を抜けていきました。
ガナーズをアクシデントが襲ったのは78分。少し前から足を引きずっていた冨安が座り込んでしまい、セドリク・ソアレスに交代となりました。デュエル全勝、カバーロングも的確だったSBが再離脱となれば、アルテタ監督は苦しくなります。79分にバックパスを拾ったエンケティアが打ったミドルは、ファビアンスキが左に体を伸ばすビッグセーブでCKとなりました。
サカも足を痛めたのか、87分にスミス・ロウにチェンジ。中央で危険なシュートを打たせないアーセナルが、勝利に近づいています。93分にタヴァレス、スミス・ロウ、エンカティアとつながったカウンターは、ウーデゴーアと代わったばかりのサンビ・ロコンガのシュートが右にアウト。最後まで落ち着いて守ったガナーズが、1-2のままで試合を畳みました。
2ゴールはいずれもセットピースから。攻守ともにキーマンとなったCBコンビに拍手を送りたいと思います。シュート6本、オンターゲット4本のエンケティアが決めてくれれば、ラクな展開になったのですが、最短距離でゴールに向かう積極的な姿勢は、次戦以降の成果につながるのではないでしょうか。
負傷リタイアの冨安とサカが心配ですが、リーズ戦まで1週間、ノースロンドンダービーまでは10日あります。ベン・ホワイトともども、いい知らせを期待しましょう。プレミアリーグ3連勝で、4位キープ。チェルシーが敗れたため、3位も5位もくっきりと見えています。最後に泣くのは、コンテかアルテタか、まさかトゥヘルか。2021-22シーズンも、最終節まで目が離せない展開となりそうです。(ガブリエウ・マガリャンイス 写真著作者/ESTAC Troyes)
GKラムズデール、DF冨安健洋、ホールディング、ガブリエウ、ヌーノ・タヴァレス。2センターにジャカとエルネニー、2列めにサカ、ウーデゴーア、スミス・ロウ、最前線にエンケティアの4-2-3-1です。対するハマーズは、チェルシー戦で1発レッドのドーソンの代役にクレスウェル。最終ラインの出来が勝負を分けるゲームになるかもしれません。
キックオフからしばらくはボールが落ち着かず、互角の展開。5分を過ぎると、ハマーズがサイドを制圧し始め、ガナーズはラインを下げて対応しています。15分のサカのミドルは、クレスウェルがブロック。17分にジャカのパスを右で受けたエンケティアも、遠めからのショットをクレスウェルにぶつけました。
縦に楔を入れた後、うまく展開できずに戻すシーンが目立つアーセナル。26分にオーバーラップしたズマは、ベンラーマのクロスに競り勝ちながらも、ヘディングシュートはブロックされました。2分後、ツォウファルのクロスのクリアを拾ったフォルナルスは、右足のシュートを打ち上げてしまいます。
30分、ツォウファルのクロスがタヴァレスに当たってファーに流れ、フリーのランシーニが右足を振り抜きますが、ホールディングがコースに入ってクリア。33分にデクラン・ライスがボックス手前から放ったコントロールショットは、ラムズデールの正面です。37分、ウーデゴーアのパスを左でもらったエンケティアがカットインから右足で狙うと、ファビアンスキがセーブ。ガナーズの先制ゴールは、直後のCKでした。
右からのボールをヘッドで合わせたのは、プレミアリーグ初ゴールとなるホールディング。リードされたハマーズは、40分のCKをニアのデクラン・ライスが頭で合わせますが、ラムズデールのビッグセーブに阻まれます。45分、デクラン・ライスのサイドチェンジを受けたツォウファルは、迷わずニアのボーウェンにパス。左足のワントラップボレーは、ガブリエウに当たって左のサイドネットに吸い込まれました。
前半は1-1。サカとマルティネッリを完封されたガナーズは、何かを変えなければなりません。52分、ボックスを飛び出したラムズデールとボーウェンが接触したかと思われたシーンは、アタッカーがシミュレーションでイエローをもらっています。
53分、右からのCKのクリアがボックス左に流れると、マルティネッリの絶妙なクロスがフリーのガブリエウへ。ジャストミートのヘディングシュートは、ファビアンスキに当たって枠に飛び込みました。1-2として勢いに乗ったガナーズは、左サイドから攻められるようになりました。59分にマルティネッリとパス交換したエンケティアは、ボックス左からのシュートをファビアンスキにキャッチされました。
65分、ウーデゴーアの縦へのフィードがエンケティアへ。カットインから放った右足ミドルは、ファビアンスキの正面です。72分、冨安に抑えられていたベンラーマがクロスを入れると、フォルナルスのボレーはガブリエウがブロック。直後のカウンターは、ドリブルでズマをかわしたエンケティアの決定的なショットが右のポストの脇を抜けていきました。
ガナーズをアクシデントが襲ったのは78分。少し前から足を引きずっていた冨安が座り込んでしまい、セドリク・ソアレスに交代となりました。デュエル全勝、カバーロングも的確だったSBが再離脱となれば、アルテタ監督は苦しくなります。79分にバックパスを拾ったエンケティアが打ったミドルは、ファビアンスキが左に体を伸ばすビッグセーブでCKとなりました。
サカも足を痛めたのか、87分にスミス・ロウにチェンジ。中央で危険なシュートを打たせないアーセナルが、勝利に近づいています。93分にタヴァレス、スミス・ロウ、エンカティアとつながったカウンターは、ウーデゴーアと代わったばかりのサンビ・ロコンガのシュートが右にアウト。最後まで落ち着いて守ったガナーズが、1-2のままで試合を畳みました。
2ゴールはいずれもセットピースから。攻守ともにキーマンとなったCBコンビに拍手を送りたいと思います。シュート6本、オンターゲット4本のエンケティアが決めてくれれば、ラクな展開になったのですが、最短距離でゴールに向かう積極的な姿勢は、次戦以降の成果につながるのではないでしょうか。
負傷リタイアの冨安とサカが心配ですが、リーズ戦まで1週間、ノースロンドンダービーまでは10日あります。ベン・ホワイトともども、いい知らせを期待しましょう。プレミアリーグ3連勝で、4位キープ。チェルシーが敗れたため、3位も5位もくっきりと見えています。最後に泣くのは、コンテかアルテタか、まさかトゥヘルか。2021-22シーズンも、最終節まで目が離せない展開となりそうです。(ガブリエウ・マガリャンイス 写真著作者/ESTAC Troyes)
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