【MAN.CITY×New Castle】たった20分で世界は激変!アグエロの5発でマン・シティ圧勝!
8分にデブライネのFKをクルルが弾き、ダヴィド・シルヴァとフェルナンドがゴール前に殺到したときは、ホームチームの快勝を予感しました。しかし17分、ニューカッスルがあっさり先制します。きっかけは、サバレタを完全に抜き去ったムバブのアーリークロスでした。ミトロヴィッチのマークについていたマンガラが先に触ったものの、こぼれ球をワイナルドゥムに拾われ、2度めのクロスが上がったときにはマンガラはストライカーから目を離していました。ミトロヴィッチのヘッドは完璧、0-1となった27分、ここが勝負の分かれ目でした。
シソコのクロスに不用意にラインを上げたマン・シティ守備陣。オフサイドは取れず、一瞬にしてアヨゼ・ペレス、ミトロヴィッチ、ワイナルドゥムが全員フリーという大ピンチです。ミトロヴィッチが左に流していれば、ワイナルドゥムが無人のゴールに流し込んで2点差でしたが、ストライカーだけにここは自らシュート。これ以上ない絶好機は、チャンピオンズリーグで大当たりだったGKジョー・ハートがブロックし、1点差は動きません。やられたらやり返すとばかりに、マンチェスター・シティが追いついたのは42分。右でボールを受けたダヴィド・シルヴァの絶妙なクロスがファーサイドに届くと、今度はマンガラ、フェルナンジーニョ、アグエロが全員フリーです。フェルナンジーニョがヘディングで中に入れたボールを、アグエロが頭を突き出してコースを変え、1-1。いよいよここから、プレミアリーグ得点王の素晴らしいゴールショーが始まります。
49分、ニューカッスルの自陣でのミスパスを見逃さなかったデブライネが仕掛けたショートカウンター。ラストパスを軽く切り返したアグエロの左足シュートは、DFに当たってクルルの左手の先を抜けていきます。するとその1分後、仕掛け人はまたもデブライネ。ブンデスリーガ新記録の21本を決めたアシスト王の称号はダテではありません。スルーパスでDF3人を無力化し、最前線で受けたアグエロがチップキック。同点ゴールから10分も経たずにエースがハットトリック達成です。
マクラーレン監督は、やられていた左サイドに蓋をしようとムバブをラッセルズに代えますが、54分、この采配をあざ笑うかのように4点めが決まります。お膳立ては、ハーフタイムにスターリングに代わったヘスス・ナバス。主役は、先ほどまで演出家だったデブライネです。ふわりと浮いた絶妙なクロスに背番号17がボレーで合わせると、ボールは弧を描いて左のサイドネットに着弾。ニューカッスルは、完全に切れてしまいました。
60分、マンチェスター・シティには、もうひとり素晴らしい司令塔がいます。ダヴィド・シルヴァのラストパスでDFと向き合ったアグエロは、軽く切り返しを入れると右隅に完璧な5点め。その2分後、今度は司令塔2人の競演です。中央からダヴィド・シルヴァが左のデブライネにパスを通すと、デブライネのグラウンダーをプッシュしたのは5度めのアグエロ!ペジェグリーニ監督は、これ以上のゴールは次のゲームに取っておいてくれといわんばかりにアグエロとダヴィド・シルヴァを次々とチェンジし、ケガから復帰したボニーとイヘアナチョを慣らし運転させます。ボニーが入った後、最前線へのボールが少なくなったのが気になりました。シュートチャンスは、88分のデブライネのグラウンダーと、直後に狙ったミドルぐらい。6-1で勝利間違いなしのゲームならなおさら、身体能力が高いコートジボアール代表FWは、スウォンジー時代のようにもっと暴れられるはずです。
最終的にはホームチームの圧勝でしたが、30分までの試合運びは修正が必要でしょう。プレミアリーグでは勝てるかもしれませんが、抜け目のないクラブが揃う欧州で0-2とされたら、後ろに蓋をされてカウンター狙いといういやらしい戦術に屈する可能性大です。…すみません、新記録が出た日は、細かいことは置いといて「アグエロ、天晴れ!」でいいですね。エースが素晴らしかったのは間違いないのですが、私は、MVPにデブライネも加えたいと思います。チェルシーは、なぜこの選手を手離したのでしょうか。ヴォルフスブルクでの王様体験を経て、ベルギー代表MFは完全に化けました。マンチェスター・シティは暫定トップの勝ち点18。この日敗れた昨季プレミアリーグ王者との差を10に広げました。
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前半はいい出来ではなかったためか
ハーフタイムにスターリングを変える采配には驚きました
いつもほぼ決まった時間に交代しますが今日は決断が早かったですね
守備が不安ですがまたすぐにクリーンシートを達成できるでしょう
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ボニーは何時になったら得点を決めてくれるのでしょう
控えとして今は頼りなさすぎます
イヘアナチョもどちらかというと二列目の選手ですし
覚醒を待ち望んでいるのですが、その前に売られてしまうかも…
ボニーがブレイクしたのはたしか、フィテッセでハーフナーの後ろでプレーしていたときですよね(それ以前からブレイクしてたぞ!知ったかするな!ということでしたらごめんなさい)
そのときのプレーは観たことないですが、フォーメーションから察するに、彼はワントップより少し後ろで前を向いてプレーする方が活きるかなと思っています。これが正しければ、二列目が豊富でポゼッション志向のシティではなかなか活躍するのは大変そうだなーと感じてしまいます。