早くも次のオファーの噂⁉アストン・ヴィラは、ロジャース監督で降格ゾーンを脱出できるか?
プレミアリーグ開幕戦のボーンマスとのアウェイゲームをゲステデの一発で何とか勝ってから、バーミンガムの名門クラブはホーム未勝利の1分け6敗と泥沼です。このチームの課題は、ゴールへの導線が細く、戦術的なオプションが決定的に少ないこと。敗戦はすべて1点差で、ゴールがほしい時間帯に打つ手が乏しく、終盤に勝ち越されたり、1点差を追いつけないままにタイムアップの笛を聞いています。オウンゴールでしか得点を奪えなかったクリスタル・パレス戦と、ホームでドローに終わったサンダーランド戦は交代カード1枚。マンチェスター・ユナイテッド戦とWBA戦では、0-1という競り合いのゲームだったにも関わらず2枚しか使っていないところにシャーウッド監督の苦しさが垣間見えます。
ゲステデ、グリーリッシュ、シンクレアから1人欠いてしまうととたんに攻め手が細くなり、中盤でハブとして機能していたデルフの穴は埋まっていません。補強した「3人のジョルダン」のうち、アマヴィは大正解でしたが、ヴェレトゥとアイエゥは力を発揮できておらず、立て直しの難易度は高いと思われます。
このうえは割り切って、リヴァプール戦で見せたロングボール戦術、カウンターを主体とする弱者のサッカーに徹するしかないのではないかという見立てをしていたので、パスワークを基盤とした攻撃サッカーを標榜するロジャース監督の出番ではないように思います。今回は「ザ・サン」の先走り気味の記事ですが、経営陣がシャーウッド監督を見限るとなれば、ロジャースさんに声がかかる可能性は高いでしょう。しかし、ここはスルーして、攻撃のタレントが豊富でレッズの前指揮官にぴったりのニューカッスルが、マクラーレン監督にNGを出すのを待ったほうがいいのではないでしょうか。GKクルルが今シーズン絶望となったので、アイルランド代表のエリオットしかいない最後尾を1月に補強しなければなりませんが、得点力を上げるというテーマにおいてはやりがいのあるチームです。
スペインでは、レアル・ソシエダのオファーを受けたモイーズ監督が、「クリエイティブな選手を使いこなせない」「守備的すぎる」「攻撃が単調」と、マンチェスター・ユナイテッド時代と同じ批判を受けて苦しんでいます。ロジャース監督にとって、次のチームは重要です。おせっかいを承知で申し上げますが、ぜひ、自身のよさを活かせるところに身を置いていただければと思います。ニューカッスル以外では、実現性は低いかもしれませんが、エヴァートン、セインツ、スウォンジー、ストークのようなチームです。
おもしろいと思っていただけた方は、お時間あれば、下のブログランキングバナーをクリックしていただけると大変うれしいです。所要時間は5秒です。何とぞよろしくお願いいたします!
ロジャースがプレミアを出ることは無さそうで安心しました
アストンヴィラを復活させて欲しいです
もう自分が応援していた、好きだった選手は一人もいませんが…
シティズンさん>
海外へは出ないでしょうね。国内での期待値が高い監督ですので。
ロジャースさんの行き先…とても気になるところです。
が、金曜Footで粕谷さんも仰ってましたが来季までは休息でもいいと思います。
リバプールでの重圧はとてもしんどかったでしょうから…。
万全のタイミングで然るべきチームのオファーを受けて、次こそタイトルを獲得してほしいです。
それこそ、ニューカッスルやセインツなどでカップ戦優勝でもできれば、ロジャースさんの手腕が再度示されるでしょう。
まだ若い監督ですからね。
(レッズファンとしてはエバートンだけは勘弁してほしい…心情的にですが…)